as ~ as possible の意味|できるだけ〜(原級の応用)|英文法Q&A
― できるだけ〜(原級の応用)
as soon as possible(できるだけ早く)/as fast as I can(できるだけ速く)。as ~ as possible / as ~ as one can=「できるだけ〜」。正体は、原級比較 as … as の後半に「限界」を置いた形です。
Q. as soon as possible は、なぜ「できるだけ早く」になるのですか?
A. 原級比較 as A as B(B と同じくらい A)の後半 B に「限界・上限」を置いたからです。as soon as possible は「(それが)可能な最速と同じくらい早く」→「できるだけ早く」。同じ発想で as ~ as one can=「(人が)できる限りと同じくらい〜」=「できるだけ〜」。as fast as I can(私ができる限り速く)。両者は言い換え可能で、possible は「一般的に可能な限り」、one can は「その人ができる限り」を表します。ポイントは、one can のほうは主語・時制に合わせること――過去なら as fast as I could(できるだけ速く走った)。as と as の間には形容詞・副詞(原級)が入ります(soon / fast / much / early)。as soon as possible(=ASAP)は定型としてよく使われます。要するに、「B と同じくらい」という原級の枠の B に、“限界”を入れただけ――丸暗記でなく、比較の応用として読めます。
1. 結論 ― 原級 as…as の後半に「限界」を置く
as ~ as possible=as ~ as one can=「できるだけ〜」。原級 as A as B の B に「限界」(possible / one can)を置いた形。one can は主語・時制に合わせる(could)。
2. 2つの言い方
| 形 | 意味 |
|---|---|
| as ~ as possible | できるだけ〜 |
| as ~ as one can | できるだけ〜(主語に合わせる) |
| as soon as possible | できるだけ早く(ASAP) |
3. 例文で確認
Please reply as soon as possible.
できるだけ早く、返信してください。
as soon as possible(=ASAP)=「可能な限り早く」。as soon as you can とも言えます。
I ran as fast as I could.
私は、できるだけ速く走った。
過去の文なので as fast as I could。one can は主語・時制に合わせます。
Eat as much as you can.
できるだけ多く、食べなさい。
as much as you can=「あなたができる限り多く」。as much as possible とも言えます。
4. つまずきやすい形
(1) possible = one can
as ~ as possible=as ~ as one can。言い換え可能。possible は「可能な限り」、one can は「人ができる限り」です。
(2) one can は主語・時制に合わせる
as fast as he can/過去は as fast as he could。主語(he/they)と時制に一致させます。
(3) as と as の間は原級
as + 形容詞/副詞(原級)+ as。soon / fast / much / early / clearly など。比較級にはしません。
(4) as soon as possible は定型
as soon as possible(=ASAP)は決まり文句。メールなどで頻出。at your earliest convenience は丁寧版です。
5. 原理とのつながり
as ~ as possible / as ~ as one can は、丸暗記の熟語ではなく原級比較 as … as の応用です。原級 as A as B は「B と同じくらい A」という枠でした(as tall as my father=父と同じくらい背が高い)。この後半の B(比較の相手)に、「限界・上限」を入れると――「その限界と同じくらい A」=「できる限り A」になります。as soon as possible は「(それが)可能な最速と同じくらい早く」=「できるだけ早く」。as fast as I can は「私ができる最速と同じくらい速く」=「できるだけ速く」。possible は「一般的に可能な限り」、one can は「その人ができる限り」で、後者は主語・時制に合わせて he could のように変えます。「B と同じくらい」という原級の枠の B に、“限界”を入れただけ――だから、両者が言い換え可能なのも、as と as の間に原級(soon / fast)が入るのも、原級比較のそのままの延長として説明できます。同じ原級の応用に、倍数表現(twice as ~ as)があり、こちらは前半に倍率を足すタイプ。「原級 as … as の後半に“限界”を置く=できるだけ、前半に“倍率”を足す=何倍」と整理すれば、比較の応用表現が一望できます。構文を「土台の枠 + 何を入れるか」で捉える。それが土台です。
6. 次に読む
as ~ as possible を、「原級の後半に限界」から
B と同じくらいの B に「限界」を入れる――できるだけ〜、が原級から導けます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。構文を土台の応用として読む力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
