look / sound / taste / smell / feel + 形容詞|五感の動詞は SVC|英文法Q&A
― 五感ごしの「S=C」
You look tired.(疲れて見える)/It tastes good.(おいしい)。五感の動詞は、後ろに形容詞をとって「〜に見える・聞こえる・味がする」=第2文型(S=C)を作ります。
Q. look の後ろは形容詞? 副詞? You look happily は正しい?
A. 形容詞です。look(見た目)/ sound(聞こえ)/ taste(味)/ smell(匂い)/ feel(感触) という五感の動詞は、後ろに形容詞をとって「〜に見える/聞こえる/味がする/匂う/感じる」を表します。これは be 動詞と同じ第2文型(S + V + C)で、C は S を説明する叙述形容詞――だから副詞ではありません。You look tired.(×tiredly)/That sounds great./It tastes sweet./The bread smells nice./I feel sick.。be が「S=C」をそのまま言うのに対し、これらは「見た目には/味では S=C」と、感覚の窓ごしに S=C を述べる連結動詞です。ただし、つなぐ相手が名詞のときは、like を挟みます――「S は名詞のようだ(似ている)」だからです。You look like your father./It feels like silk.。feel like + -ing は「〜したい気分」(I feel like eating out.)。能動的に「見る・聞く」see / watch とは別の働きです。
1. 結論 ― 五感の動詞+形容詞=SVC
look / sound / taste / smell / feel + 形容詞=「〜に見える・聞こえる・味がする・匂う・感じる」(第2文型 S=C)。C は叙述形容詞で副詞ではない。名詞をつなぐには like。
2. 五感の動詞
| 動詞 | 感覚 | 例 |
|---|---|---|
| look | 視覚 | look happy |
| sound | 聴覚 | sound strange |
| taste | 味覚 | taste good |
| smell | 嗅覚 | smell nice |
| feel | 触覚 | feel soft |
3. 例文で確認
You look pale. Are you okay? — That sounds serious.
顔色が悪いよ。大丈夫? ― それは深刻そうだね。
look pale(見た目)、sound serious(聞いた感じ)。後ろは形容詞。「S=C」を感覚ごしに述べます。
This soup tastes salty and smells wonderful.
このスープは塩辛くて、いい匂いがする。
taste salty(味)、smell wonderful(匂い)。×taste saltily ではなく、形容詞です。
It looks like rain, so I feel like staying home.
雨になりそうだから、家にいたい気分だ。
名詞は look like rain。feel like + -ing は「〜したい気分」です。
4. つまずきやすい形
(1) 後ろは形容詞(副詞でない)
look happy(×look happily)。状態(S=C)を述べる叙述形容詞なので、副詞にはしません。
(2) 名詞をつなぐには like
「〜のように見える」で名詞を続けるなら look like + 名詞(look like a doctor)。like なしで名詞は置けません。
(3) feel like + -ing=したい気分
feel like + 名詞 / -ing は「〜がほしい・したい気分」(feel like a coffee / feel like walking)。慣用として押さえます。
(4) as if / as though も可
look / feel + as if S V(〜のように見える・感じる)。It looks as if it will rain. のように、節を続けることもできます。
5. 原理とのつながり
look / sound / taste / smell / feel は、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚という五感に対応する動詞です。これらが後ろに形容詞をとると、第2文型(S + V + C)――「S は C(の状態)だ」を表します。ここで大事なのは、be 動詞との関係です。She is happy. は「S=C」をそのまま言い切ります。これに対し She looks happy. は、「見た目には S=C」と、感覚という窓ごしに S=C を述べる。taste なら「味では S=C」、sound なら「聞いた感じでは S=C」。つまり五感の動詞は、be の仲間=連結動詞(linking verb)で、S と C を「=」で結ぶ働きをします。だから、C は S を説明する叙述形容詞であって、副詞ではありません。×You look tiredly. が誤りなのは、これが「疲れたようすで見る」という動作の話ではなく、「あなた=疲れている(ように見える)」という状態の話だからです。次に、つなぐ相手が名詞のときを考えます。You look your father. とは言えません。「あなた=お父さん」ではなく「あなたはお父さんに似ている」からです。そこで like(〜のような)を挟んで look like your father とし、「〜のようだ」を表します。feel like + 名詞 / -ing(〜したい気分)も、この like の延長です。同じ「見る・聞く」でも、see / watch / hear / listen は「知覚の動作」を表す別グループ。look + 形容詞 は状態を述べる連結動詞、と役割で分けて捉えます。「五感の動詞+形容詞=感覚ごしの S=C(SVC)。名詞は like を挟む」――be の仲間として捉える。それが土台です。
6. 次に読む
look + 形容詞を、「be の仲間」から
五感ごしの S=C――形容詞になる理由が、腑に落ちます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。文型から動詞を捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
