「〜の3倍…だ」倍数表現の言い方|X times as ~ as|英文法Q&A
― 倍数表現 X times as ~ as
「〜の2倍・3倍…だ」は、同等比較 as ~ as に倍率をかけるのが基本です。X times as + 原級 + as …。twice(2倍)・three times(3倍)・half(半分)を as ~ as の直前に置きます。名詞を使う型もあります。
Q. 「これはあれの3倍の大きさだ」のような「〜倍」は、どう表しますか?
A. 基本は X times as + 原級 + as …。倍率(twice/three times/half など)を as ~ as のすぐ前に置きます。This box is three times as large as that one.(この箱はあれの3倍の大きさだ)。「2倍」は twice、「半分」は half、「3分の1」は one-third。もう一つ、X times the + 名詞(size / length / number …)+ of … という名詞型もよく使います(twice the size of …)。土台は同等比較 as ~ as――「同じ程度(=1倍)」に倍率を掛ける発想です(原級 as ~ as/比較の基本)。
1. 結論 ― as ~ as の前に倍率を置く
「〜のX倍…だ」=X times as + 原級 + as …。倍率(twice / three times / half)は as ~ as の直前。名詞型は X times the + 名詞 + of …。同等比較 as ~ as に倍率をかけるのが芯。
2. 2つの型
| 型 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| as ~ as 型 | X times as 原級 as | three times as long as |
| 名詞型 | X times the 名詞 of | three times the length of |
| 倍率語 | once/twice/X times | half / one-third |
3. 例文で確認
This bridge is twice as long as that one.
この橋はあの橋の2倍の長さだ。
「2倍」は twice。twice as + 原級(long)+ as の形。× two times より twice が自然です。
The new stadium holds three times the number of people.
新しいスタジアムは3倍の人数を収容する。
three times the number of …。size / length / height / amount など数量を表す名詞と相性がよい型です。
My room is half as big as yours.
私の部屋はあなたの部屋の半分の広さだ。
「半分」は half、「3分の1」は one-third。分数も倍率語と同じ位置(as ~ as の前)に置きます。
4. つまずきやすい形
(1) 倍率は as ~ as の直前
twice / three times は as ~ as のすぐ前。× as large twice as → twice as large as。位置を間違えやすい点です。
(2) 「2倍」は twice が自然
「1倍・2倍」は once / twice。「3倍」以上は three times, four times …。twice は as ~ as と組み、比較級 than とは通例組みません。
(3) 名詞型は the + 名詞 + of
名詞型は X times the + 名詞 + of …。the size of / the length of のように the と of を忘れないようにします。
(4) 3倍以上は比較級 than も可
three times larger than … のように倍数+比較級+than も使えます(3倍以上)。ただし基本の as ~ as 型を先に押さえると安全です。
5. 原理とのつながり
倍数表現の芯は、「同等比較 as ~ as は、程度が同じ=1倍を表す土台」という点にあります。A is as large as B. は「AとBは同じ大きさ(1倍)」。ここに倍率という係数を掛けると、A is twice as large as B.(2倍)になる――だから倍率語は as ~ as の直前、つまり「程度」の頭にかかる位置に来ます(原級 as ~ as)。名詞型 X times the size of B も同じ発想で、「Bの大きさ」という基準量に倍率を掛ける形です。要するに、倍数表現は新しい構文を覚えるというより、比較の骨組み(as ~ as / 比較級 than)に数量を掛けるという一貫した操作。だから 比較の基本や the + 比較級 と地続きに理解できます。比較を「程度をどう測るか」の体系として捉える――それが、倍数・分数まで見通す土台です。
6. 次に読む
倍数表現を、比較の骨組みから
「〜のX倍」は as ~ as に倍率をかける発想で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。比較を「程度をどう測るか」の体系として捉え、倍数・分数まで使いこなす力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
