between you and me が正しい理由|前置詞・動詞の後ろは目的格|英文法Q&A
― 前置詞・動詞の後ろは目的格
between you and me(○)/× between you and I。前置詞・他動詞の後ろの代名詞は「目的格」(me / him / her / us / them)。and で2つ結ぶと主格に釣られて間違えやすいので注意します。
Q. 「あなたと私の間で」は between you and I? between you and me?
A. between you and meが正しく、× between you and I は誤りです。英語の代名詞は「格」を持ち、主格(I / he / she / we / they)は文の主語、目的格(me / him / her / us / them)は動詞や前置詞の後ろ(目的語)に使います。between は前置詞なので、その後ろは目的格 me。ではなぜ間違えるのか――you and I は「主語のとき」の形(You and I are friends.)。これを前置詞の後ろにそのまま置いて between you and I としてしまうのです。見分けの簡単な方法は、代名詞を1つだけにして確かめること。between me(○)とは言うが between I(×)とは言いません。だから and でつないでも me のまま。格は「その代名詞が動詞・前置詞とどういう関係か」で決まる――主語なら主格、目的語(後ろ)なら目的格です。He invited my sister and me.(他動詞の後ろ→目的格)も同じ考え方です。
1. 結論 ― 動詞・前置詞の後ろは目的格
主語なら主格(I / he)、動詞・前置詞の後ろなら目的格(me / him)。between you and me(○)。and で結んでも、1つにして確かめる(between me)。
2. 主格と目的格
| 位置 | 格 | 例 |
|---|---|---|
| 主語 | 主格(I / he) | You and I are friends. |
| 前置詞の後ろ | 目的格(me / him) | between you and me |
| 他動詞の後ろ | 目的格 | invited my sister and me |
3. 例文で確認
Between you and me, I don't trust him.
ここだけの話だが、私は彼を信用していない。
between(前置詞)の後ろなので目的格 me。Between you and me は「ここだけの話」という決まり文句です。
He invited my sister and me to the party.
彼は、妹と私をパーティーに招いた。
invited(他動詞)の後ろ→目的格 me。invited me(○)で確かめられます。
You and I should talk about this.
この件について、あなたと私で話すべきだ。
ここは主語なので主格 I(You and I)。位置で格が変わるのが分かります。
4. つまずきやすい形
(1) 前置詞・動詞の後ろは目的格
for you and me、with him and her、between us。前置詞の後ろは必ず目的格です。
(2) and で主格に釣られない
× between you and I は、you and I(主語の形)に引きずられた誤り。正しくは me です。
(3) 1つにして確かめる
迷ったら代名詞を1つに。between me(○)/between I(×)。だから between you and me。
(4) 主語なら主格
You and I(主語)は主格。「私と」を並べるとき、位置(主語か目的語か)で I か me かが決まります。
5. 原理とのつながり
between you and me が正しいのは、「英語の代名詞は、文中の役割(格)で形が変わる」という原則からです。代名詞には主格(I / he / she / we / they)と目的格(me / him / her / us / them)があり、主格は文の主語、目的格は動詞や前置詞の後ろ(目的語)に使います。between は前置詞なので、その後ろは目的格 me――ただそれだけのことです。では、なぜ × between you and I という誤りが起こるのか。you and I は「主語のとき」に使う形(You and I are friends.)で、これが耳になじんでいるため、前置詞の後ろにもうっかり持ってきてしまうのです。ここで効くのが、「代名詞を1つだけにして確かめる」という一手。between me とは言うが between I とは言わない――だから、and で2つ並べても me のままなのです(between you and me)。この「格は“動詞・前置詞との関係”で決まる」という考え方は、代名詞のあらゆる場面を貫きます。再帰代名詞(oneself)が「主語と同じものを指すとき」に使われるのも、相互代名詞(each other)が「目的語・所有格」で使われるのも、すべて文中の役割で形が決まるという同じ原則。between に限らず、for you and me/with him and her など、すべての前置詞・他動詞の後ろで目的格です。「1つにして確かめる」――この簡単な検算で、格の誤りは確実に防げます。代名詞を「文中の役割」から捉える。それが土台です。
6. 次に読む
between you and me を、「格=文中の役割」から
前置詞の後ろは目的格――1つにして確かめれば、and でも迷いません。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。代名詞を文中の役割から捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
