used to と be used to の違い|過去の習慣か慣れているか|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|助動詞・慣れ
used to と be used to の違い
― 「過去の習慣」か「慣れている」か

形が似た used tobe used to。意味も後ろの形も違います。used to + 原形=「(昔は)〜したものだ」過去の習慣。be used to + -ing=「〜に慣れている」。後ろが原形か -ing かが決め手です。

Q. used tobe used to は、どう違いますか?
A. まったく別の表現です。used to + 動詞の原形=「(以前は)〜したものだ/〜だった」――過去の習慣・状態(今は違う、という含み)。I used to play soccer.(昔サッカーをしていた)。be used to + -ing/名詞=「〜に慣れている」。I'm used to getting up early.(早起きに慣れている)。この to前置詞なので、後ろは -ing前置詞の後ろは動名詞)。get used to + -ing なら「〜に慣れる」(変化)。後ろが原形か -ingで見分けます。助動詞・過去の習慣はwill と be going toとあわせて、無料講座『英文の原理』第20講で整理します。

1. 結論 ― 原形なら過去の習慣、-ing なら慣れ

判断基準

used to + 原形=過去の習慣・状態(今は違う)。be used to + -ing/名詞=〜に慣れている。get used to + -ing=〜に慣れる。be/get used toto は前置詞なので後ろは -ing後ろが原形か -ing かで区別。

I used to live in Osaka.(昔は大阪に住んでいた=過去の習慣・原形 live)
I am used to living in a big city.(大都市の暮らしに慣れている=-ing living)

2. 3つの形

意味 後ろ
used to (昔は)〜したものだ 原形
be used to 〜に慣れている(状態) -ing / 名詞
get used to 〜に慣れる(変化) -ing / 名詞

3. 例文で確認

EX 1|used to(過去の習慣・原形)

There used to be a bookstore on this corner.

この角には、昔書店があった。

used to + 原形be)。「昔は〜だった(今はない)」という過去との対比を含みます。

EX 2|be used to(慣れている・-ing)

She is used to speaking in front of large audiences.

彼女は大勢の前で話すことに慣れている。

be used to + -ingspeaking)。to が前置詞なので -ing× used to speak とはしません。

EX 3|get used to(慣れる・変化)

It took me a while to get used to the new system.

新しいシステムに慣れるのに、しばらくかかった。

get used to は「慣れる(過程・変化)」。後ろは名詞(the new system)や -ing です。

4. つまずきやすい形

(1) used to は原形、be/get used to は -ing

後ろが原形なら過去の習慣(used to go)、-ingなら慣れ(be used to going)。後ろの形で意味が決まります。

(2) be used to の to は前置詞

be used toto は前置詞なので、後ろは名詞か -ing× I'm used to get up early.getting up early前置詞+-ing)。

(3) would も過去の習慣

過去の反復動作would でも表せます(We would often go fishing.)。ただし状態には used to のみ(× would liveused to live)。

(4) used to は「今は違う」含み

used to は「昔は〜、今は違う」という過去との対比を含みます。今も続くことには現在形や現在完了を使います。

5. 原理とのつながり

used tobe used to は、形が似ているだけの別物です。見分けの決め手は「後ろが原形か -ing か」――これは、前置詞の後ろは動名詞(-ing)という原則そのものです。be used toto前置詞だから後ろが -ingused toto助動詞的(不定詞のなごり)だから後ろが原形。「同じ to でも、前置詞か不定詞かで後ろの形が変わる」――この視点は、look forward to -ingdevote oneself to -ing といった「to + -ing」の慣用にも通じます。to の正体(前置詞か不定詞か)を後ろの形で見抜くのが、これらを整理する鍵です(第20講)。

6. 次に読む

used to を、後ろの形から

used tobe used to は、「後ろが原形か -ing か」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。to の正体を後ろの形で見抜き、紛らわしい表現を整理する力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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