No wonder (that) S V の意味|〜も当然だ・道理で〜|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|名詞構文・接続詞
No wonder (that) S V
― 〜も当然だ(道理で〜)

No wonder he is tired.(彼が疲れているのも当然だ)。wonder=名詞「驚き・驚くべきこと」。だから No wonder=「驚きはない」→「当然だ・道理で〜」。正体は It is no wonder that S V の短縮です。

Q. No wonder he is tired. は、どういう意味・成り立ちですか?
A. 「彼が疲れているのも当然だ(道理で疲れているわけだ)」です。カギは、wonder が「驚き・驚くべきこと」という名詞だということ。No wonder=「驚きはない・驚くべきことではない」→「(それは)当然だ・不思議はない」。だから No wonder he is tired.=「彼が疲れているのは驚くことではない」=「疲れているのも当然だ」。完全な形は It is no wonder that S V――形式主語 It + 名詞 wonder + 内容の that 節で、「S が V することは、驚きではない」。会話では It is が落ちて No wonder that S V、さらに that も省略して No wonder S V となります。前に「一晩中働いた」などの理由が置かれ、No wonder …当然の帰結を示す談話の型でよく使われます。単独の No wonder! は「道理で!・どうりで!」。no は「ゼロの」=no + 名詞の否定です。

1. 結論 ― wonder=驚き、No wonder=驚きゼロ=当然

判断基準

No wonder (that) S V=「〜も当然だ・道理で〜」。wonder=名詞「驚き」。No wonder=「驚きはない」=当然。完全形は It is no wonder that S Vthat は省略が普通。

No wonder he is tired.(彼が疲れているのは驚きではない=当然だ)

2. 形

意味
No wonder (that) S V 〜も当然だ
It is no wonder that S V 同上(完全形)
No wonder! 道理で!(単独)

3. 例文で確認

EX 1|理由 → No wonder

He worked all night. No wonder he's tired.

彼は一晩中働いた。道理で疲れているわけだ。

前に理由(徹夜)、後ろに No wonder …当然の帰結that は省略されています。

EX 2|No wonder + 節

No wonder she got angry.

彼女が怒ったのも、当然だ。

「彼女が怒ったのは驚くことではない」=「怒って当然」。It is no wonder that she got angry. の短縮です。

EX 3|単独の No wonder

"He never studies." "No wonder he failed."

「彼は全然勉強しない」「道理で落ちたわけだ」

会話で相づち的に。No wonder! だけでも「どうりで!」と使えます。

4. つまずきやすい形

(1) wonder は名詞「驚き」

No wonder=「驚きがない」=「当然」。動詞 wonder(〜かなと思う)とは別の使い方です。

(2) that は省略が普通

No wonder (that) S Vthat省くのが自然。後ろは完全な文(S V)が続きます。

(3) It is no wonder that の短縮

完全形は It is no wonder that S V。会話では It is を落として No wonder … と言います。

(4) 単独 No wonder!

No wonder!(道理で!)は相づち。理由を聞いて「どうりで」と納得を示します。

5. 原理とのつながり

No wonder が「当然だ」になるのは、wonder名詞「驚き・驚くべきこと」だからです。No wonder は文字どおり「驚きは、ない」――「それは驚くべきことではない」=「(だから)当然だ・不思議はない」。No wonder he is tired. は「彼が疲れているのは驚くことではない」=「疲れて当然」。この構造は、形式主語 It の文を短縮したものとして、きれいに説明できます。完全形は It is no wonder that S V――形式主語 It が「that S V という内容」を指し、「それは no wonder(驚きゼロ)だ」と述べる形です。会話ではこの It is省かれて No wonder that S V、さらに that も省略されて No wonder S V となる。だから、後ろには完全な文(S V)が続くのです。wonder=「驚き」という核を持てば、周辺の表現もつながって見えます。感嘆What a wonder!(なんという驚き!)、wonderful(驚くほど素晴らしい)、no wonderno は「ゼロの」(no + 名詞の否定)――すべて「驚き(wonder)」を軸にした一族です。談話としては、前に「一晩中働いた」などの理由が置かれ、No wonder … が「だから当然」と結ぶ型で頻出します。「wonder=驚き、No wonder=驚きゼロ=当然、正体は It is no wonder that の短縮」――この一点で、丸暗記なしに使えます。表現を核となる名詞の意味から捉える。それが土台です。

6. 次に読む

No wonder を、「wonder=驚き」から

驚きゼロ=当然、正体は It is no wonder that の短縮――核から読めます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。表現を核の名詞から捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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