few / little・a few / a little の違い|可算不可算と a の有無の2軸|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|数量・可算不可算
few / little・a few / a little
― 「可算か不可算か」と「a の有無」の2軸

a few friends(少しは友達がいる)/little money(お金がほとんどない)。few・little の選択は2つの軸――可算か不可算かで系列が、a の有無で肯定・否定が決まります。

Q. fewlittlea fewa little は、どう使い分けますか?
A. 2つの軸で決まります。①可算か不可算か――数えられる名詞(複数形)には few / a few、数えられない名詞には little / a little。これは 可算・不可算の区別そのものです。②a の有無――a が付けば「少しはある」(肯定的)、a が無ければ「ほとんどない」(否定的)。だから4通り。I have a few friends.(少しは友達がいる)/I have few friends.(友達がほとんどいない)/I have a little money.(少しはお金がある)/I have little money.(お金がほとんどない)。同じ「少ない」でも、a ひとつでプラス寄りかマイナス寄りかが反転します。数の some / any、量の much / many と同じく、「数えられるかどうか」で語を選ぶ英語の数量表現の一員です。

1. 結論 ― 可算不可算×a の有無

判断基準

可算(複数)→ few / a few、不可算 → little / a littlea 有り=「少しはある」(肯定)、a 無し=「ほとんどない」(否定)。2軸で4通り。

a few friends(少しはいる)↔ few friends(ほとんどいない)/a little waterlittle water

2. 4通りの型

可算(複数) 不可算
少しはある(肯定) a few a little
ほとんどない(否定) few little

3. 例文で確認

EX 1|a few(可算・肯定)

I made a few friends at the new school.

新しい学校で、何人か友達ができた。

friends(可算・複数)+a fewa があるので「少しはできた」と肯定的に響きます。

EX 2|little(不可算・否定)

We have little time before the train leaves.

電車が出るまで、ほとんど時間がない。

time(不可算)+littlea が無いので「ほとんどない」と否定的な意味になります。

EX 3|few(可算・否定)

Few people know the truth.

その真実を知っている人は、ほとんどいない。

people(可算)+fewa 無し)。「ほとんどいない」。a few people なら「少しはいる」と逆になります。

4. つまずきやすい形

(1) まず可算か不可算か

数えられる名詞(books, friends)は few / a few、数えられない名詞(water, time, money)は little / a little可算・不可算の判断が先です。

(2) a の有無で肯否が反転

a 有り=「少しはある」(肯定)、a 無し=「ほとんどない」(否定)。a little hope(希望はある)↔ little hope(望み薄)。

(3) quite a few=かなり多い

quite a fewquite a little は「かなり多く」。a fewquite が付くと、量がぐっと増える慣用表現です。

(4) 比較は fewer / less

「より少ない」は、可算なら fewer、不可算なら lessmuch / many の比較(more)と対になります。

5. 原理とのつながり

few / little は、二つの軸を重ねるだけで読み解けます。第一の軸は、英語の数量表現に共通する「数えられるか、数えられないか」可算名詞books, friends, people など複数形)には few / a few不可算名詞water, time, money, information)には little / a little。これは、数の some / any、量の many(可算)/ much(不可算)と、まったく同じ発想です。英語は「その名詞が数えられるかどうか」で、いつも語を選び分けます。第二の軸が、few / little ならではのa の有無」。ここに、この語の面白さがあります。a が付くと「少しはある」という肯定のまなざし、a が無いと「ほとんどない」という否定のまなざしに変わる。a few friends は「少ないけれど、いる」。few friends は「いない方に目が向く」。同じ人数を指していても、話し手がある側を見るか、ない側を見るかa ひとつで切り替わるのです。little も同じ――a little hope(希望はある)と little hope(望み薄)。だから、few / littlea 無し)は準否定――not を使わずに「ほとんど〜ない」を表す仲間として働きます。「① 可算か不可算かで系列、② a の有無で肯否」――この2軸で捉える。丸暗記ではなく、数量表現の体系の一部として押さえる。それが土台です。

6. 次に読む

few / little を、「2軸」で

可算不可算と a の有無――軸が見えれば、肯否まで読めます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。数量表現を体系から捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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