much と many の違い|数える名詞か量る名詞か|英文法Q&A
― 「数える名詞」か「量る名詞」か
much と many は、名詞が数えられるかどうかで決まります。数えられる名詞(複数)には many、数えられない名詞には much。名詞の性質を見れば、迷いません。
Q. much と many、a lot of はどう使い分けますか?
A. 名詞が数えられるかで決まります。many=数えられる名詞の複数(many books)。much=数えられない名詞(much water)。a lot of / lots of=どちらにも使え、肯定文で自然。「少ない」も同様に、可算は few、不可算は little で分けます。名詞の可算・不可算は冠詞とも同じ土台です。
1. 結論 ― 可算は many、不可算は much
many=数えられる名詞の複数(many + 複数名詞)。much=数えられない名詞(much + 不可算名詞)。a lot of / lots of は両方に使え、肯定文で自然。「少ない」は可算 few/不可算 little。
much water(数えられない → much)
a lot of books / a lot of water(両方OK)
2. 数量の表
| 数えられる名詞 | 数えられない名詞 | |
|---|---|---|
| 多い | many | much |
| 多い(両用) | a lot of / lots of | a lot of / lots of |
| 少しある | a few | a little |
| ほとんどない | few | little |
3. 例文で確認
How many books do you read a month? / I don't have much free time.
月に何冊本を読みますか?/自由な時間があまりない。
books は数えられるので many、time は数えられないので much。名詞の性質で選びます。
She has a lot of friends and a lot of experience.
彼女には友人も多く、経験も豊富だ。
friends(可算)にも experience(不可算)にも a lot of。肯定文では much / many より自然です。
I have a few questions. / There is little hope.
いくつか質問があります。/望みはほとんどない。
a few=「少しある」(肯定的)、little=「ほとんどない」(否定的)。a の有無でニュアンスが逆になります。
4. つまずきやすい形
(1) 名詞の可算・不可算で決める
many + 複数名詞、much + 不可算名詞。information / advice / furniture / homework は不可算なので much(× many informations)。
(2) 肯定平叙文の much は避けられがち
much は否定・疑問でよく使い、肯定平叙文では a lot of が自然。I have a lot of money.(○)/I have much money.(不自然)。ただし too much / so much / very much はOKです。
(3) a few/a little は「少しある」、few/little は「ほとんどない」
a があると肯定的(少しある)、ないと否定的(ほとんどない)。a little time(少し時間がある)/little time(時間がほとんどない)。
(4) 数(few)と量(little)を取り違えない
可算名詞の「少ない」は few、不可算名詞の「少ない」は little。few people(人が少ない)/little water(水が少ない)。
5. 原理とのつながり
数量詞の使い分けは、名詞が「数えるもの(可算)か、量るもの(不可算)か」という一点から生まれます。many / few は数を、much / little は量を表す。だから名詞の性質さえ見極めれば、正しい数量詞は自動的に決まります。この可算・不可算の区別は、a / the や単数・複数を決める冠詞(中学B02)とまったく同じ土台。名詞を「数えるか量るか」で捉える習慣が、冠詞・数量・単複をまとめて整理してくれます。
6. 次に読む
数量を、名詞の性質から
much と many は、「数えるか量るか」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。数量表現を名詞の性質から捉え、冠詞・単複まで一貫して扱う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
