congratulate A on B の意味|BのことでAを祝う(接触・根拠のon)|英文法Q&A
― BのことでAを祝う(on=接触・根拠)
Congratulations on your graduation!(卒業おめでとう!)。congratulate / pride oneself / depend + on + B。この on は「〜の上に」だけでなく、「接触して支える(〜を土台・根拠にする)」を表します。
Q. 「卒業を祝う」なのに、なぜ congratulate you on your graduation と on なのですか?
A. この on は「接触・根拠」の on だからです。on の芯は「〜に接して・〜の上に乗って」(on the table = 接触)。物理的な「上に乗る」から、比喩的に「〜を土台・根拠にして」が生まれます。congratulate A on B=「A を、B(成功・慶事)の上に立って祝う」→「Bのことで祝う」。同じ発想の動詞がそろっています――pride oneself on B(B を誇る)、depend / rely on B(Bに頼る=B の上に乗る)、insist on B(B を土台に強く主張する)、base A on B(A を Bに基づかせる)、live on B(B を糧に生きる)。すべて「B に接触して、その上に立つ・乗る・支えられる」という on の芯から出ています。on の後ろは名詞・動名詞(on winning)。物理の on(接触)が、抽象化して「根拠・依存」の on になるのです。
1. 結論 ― on=「接触して支える(土台・根拠)」
congratulate / pride oneself / depend / insist + on + B。on=接触・根拠(〜の上に乗って・土台にして)。on の後ろは名詞・動名詞。物理の「接触」が「根拠・依存」に広がる。
2. 接触・根拠の on を取る語(on B)
| 語 | 意味 |
|---|---|
| congratulate A on B | BのことでAを祝う |
| pride oneself on B | Bを誇る |
| depend / rely on B | Bに頼る |
3. 例文で確認
I congratulated her on passing the exam.
私は、試験に合格したことで彼女を祝った。
on の後ろは動名詞 passing。「合格という土台の上で祝う」=「合格のことで祝う」です。
She prides herself on her cooking.
彼女は、料理を自慢に思っている。
pride oneself on B=「B の上に誇りを乗せる」=「Bを誇る」。be proud of B と近い意味です。
Success depends on effort.
成功は、努力にかかっている。
depend / rely on B=「B の上に乗って頼る」。土台の on です。
4. つまずきやすい形
(1) 祝う・誇るは on
congratulate A on B、pride oneself on B。「Bのことで」の部分に on を使います。
(2) on=接触・根拠
この on は「〜の上に乗って・接して=土台・根拠」。物理の on(on the desk)の比喩です。
(3) depend/rely/insist/base on
depend on(頼る)、insist on(主張する)、base A on B(基づく)。土台・根拠の on でまとまります。
(4) on の後ろは名詞・動名詞
on は前置詞なので、後ろは名詞・動名詞(on winning the game)。× on to win とはしません。
5. 原理とのつながり
congratulate A on B の on は、「接触(〜に接して・〜の上に乗って)」の on です。on の芯は、on the table(テーブルに接して乗っている)が示すとおり「接触・上に乗る」。この物理イメージから、比喩的に「〜を土台・根拠にして支えられる」が生まれます。congratulate A on B=「A を、B(成功・慶事)の上に立って祝う」→「Bのことで祝う」。pride oneself on B は「B の上に自分の誇りを乗せる」→「B を誇る」。depend / rely on B は「B の上に乗って頼る」→「B に頼る」。insist on B は「B を土台に強く押し続ける」→「B を主張する」。base A on B は「A を B の上に据える」→「B に基づく」。すべて、「B に接触して、その上に立つ・乗る・支えられる」という on の芯から出ています。だから on の後ろは、いつも「支え・根拠になるもの」。物理の on(接触)が、抽象化して「根拠・依存」の on へ広がる――これが前置詞のイメージの伸び方です。この見方は、blame A for B(for=理由)、provide A with B(with=付随)と同じ、「前置詞の芯のイメージから、動詞の型と意味を読む」という発想の一部。前置詞を物理イメージの一点から捉え、そこから比喩の意味へ広げる――それが土台です。
6. 次に読む
congratulate on を、「接触の on」から
on the table の接触が、比喩で「根拠・土台」に――congratulate/depend/insist on が一望できます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。前置詞を物理イメージから広げる力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
