make oneself understood の意味|自分の言葉を通じさせる(第5文型SVOC)|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|第5文型・分詞
make oneself understood
― 自分の言葉を通じさせる

I could hardly make myself understood in English.(英語ではほとんど通じなかった)。make oneself understood=「自分の言うことを理解してもらう・通じさせる」。第5文型 make O C で、C が過去分詞なのには理由があります。

Q. 「英語で通じた」は make myself understand でよいですか?
A. いいえ。make myself understood過去分詞 understood)が正解です。これは第5文型 SVOC(make O C=OをCの状態にする)。ここで O=myself(自分)と C の関係を考えると、自分は「理解する」のではなく、相手に「理解される」立場です。O と C の間に受動の関係があるとき、C には過去分詞を置く――これは第5文型の一般ルール。だから understand(原形・能動)ではなく understood(過去分詞・受動)。make myself understand だと「自分が理解する」となって意味が逆です。同じ型で make oneself heard(自分の声を届かせる・聞いてもらう)もよく使います。この「O が C されるなら C は過去分詞」という発想は、使役の have / make + O + 過去分詞や、知覚動詞 hear + O + 過去分詞とまったく同じです。

1. 結論 ― O が「される」から C は過去分詞

判断基準

make oneself understood=「自分の言葉を通じさせる」。第5文型 make O C で、O(oneself)は「理解される」立場だから、C は過去分詞understood)。make oneself heard=声を届かせる。

make + oneself + understood(O が理解される=受動 → 過去分詞)

2. 型の一覧(O + 過去分詞)

表現 意味
make oneself understood 自分の言葉を通じさせる
make oneself heard 自分の声を届かせる
have / get + O + 過去分詞 Oを〜してもらう/される

3. 例文で確認

EX 1|通じる(understood)

I could hardly make myself understood in English.

英語では、自分の言うことがほとんど通じなかった。

myself は「理解される」側なので過去分詞 understoodhardly(ほとんど〜ない)と合わせて「ほぼ通じなかった」。

EX 2|声を届かせる(heard)

She couldn't make herself heard over the noise.

騒音の中で、彼女の声は届かなかった。

make oneself heard=「自分の声を聞いてもらう」。herself は「聞かれる」側だから heard(過去分詞)です。

EX 3|同じ型(have + O + 過去分詞)

I had my car repaired yesterday.

昨日、車を修理してもらった。

my car は「修理される」側なので過去分詞 repairedmake oneself understood同じ受動のCです。

4. つまずきやすい形

(1) C は過去分詞(understood / heard)

O(oneself)が「される」側だから、C は過去分詞understood / heard を使います。

(2) make myself understand は逆の意味

原形 understand(能動)だと「自分が理解する」。「通じさせる」とは意味が逆になるので誤りです。

(3) make oneself heard(声を届かせる)

騒がしい場所などで「自分の声を聞いてもらう」。make oneself understood(言葉を通じさせる)とセットで覚えます。

(4) 同じ型:have / get + O + 過去分詞

have my hair cut(髪を切ってもらう)、get it done(やってもらう/終わらせる)。O が「される」なら過去分詞で一貫します。

5. 原理とのつながり

make oneself understood過去分詞になるのは、暗記事項ではなく「第5文型で、O と C が受動の関係なら C は過去分詞」という一般ルールの応用にすぎません。第5文型 SVOCmake O C は「O を C の状態にする」。ここで O=myself(自分)と、動詞 understand の関係を考えます。自分は「理解する」側ではなく、相手に「理解される」側――つまり受動。第5文型では、O が C を「する」なら原形・-ing(能動)、O が C 「される」なら過去分詞(受動)と使い分けます。だから understood(過去分詞)なのです。もし understand(原形)にすると「自分が理解する」となり、意味が裏返ってしまう。この「O と C の関係(能動か受動か)で分詞を選ぶ」軸は、英語の重要構文を貫いています。使役の have / make + O + 過去分詞have my hair cut=髪は「切られる」)、知覚動詞 hear + O + 過去分詞hear my name called=名前は「呼ばれる」)――すべて「O が C されるなら、C は過去分詞」という同じ原理です。make oneself understood は、それを「自分自身」に当てはめた一例。第5文型の O と C の関係という一本の軸で、使役・知覚・make oneself understoodまとめて見える――それが土台です。

6. 次に読む

make oneself understood を、「O と C の関係」から

O が「される」なら過去分詞――第5文型の一本の軸で、使役も知覚も貫けます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。文型のO・Cの関係から英語を捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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