interesting と interested の違い|感情を表す分詞|英文法Q&A
― 「させる」か「させられる」か
-ing と -ed の使い分けは、単語ごとの暗記ではありません。感情動詞の「〜させる(原因)」が -ing、「〜させられる(感じる側)」が -ed。能動か受動か、で決まります。
Q. interesting と interested、boring と bored は、どう使い分けますか?
A. もとの動詞(interest=「〜に興味を持たせる」)が「〜させる」他動詞だと押さえるのが出発点。感情を引き起こす側(原因)には -ing(interesting=興味を起こさせる=面白い)。感情を持たされる側(人)には -ed(interested=興味を持たされた=興味がある)。これは現在分詞=能動、過去分詞=受動、という関係そのもの。無料講座『英文の原理』第23講で整理します。
1. 結論 ― 原因は -ing、感じる人は -ed
感情動詞は「〜させる」。感情を引き起こす側(原因・もの・こと)には -ing(能動=させる)。感情を持たされる側(ふつう人)には -ed(受動=させられる)。「原因か、感じる人か」を見る。
We were excited.(私たちが興奮させられた=感じる側 → -ed)
2. 対の例 ― 感情動詞の分詞
| もとの動詞 | -ing(原因) | -ed(人) |
|---|---|---|
| interest | interesting | interested |
| bore | boring | bored |
| surprise | surprising | surprised |
| tire | tiring | tired |
| confuse | confusing | confused |
| satisfy | satisfying | satisfied |
3. 例文で確認
The lecture was boring, so the students were bored.
その講義は退屈だったので、学生たちは退屈した。
講義は「退屈させる」原因=boring。学生は「退屈させられた」側=bored。同じ動詞から役割で使い分けます。
I'm very interested in Japanese history.
私は日本の歴史にとても興味がある。
「興味を持たされた」側なので interested。後ろは in(interested in)。感情の分詞は前置詞が決まっています。
He is boring.(彼は退屈な人だ)/ He is bored.(彼は退屈している)
主語が人でも、意味で変わる。
He is boring=彼が周りを退屈させる(原因)。He is bored=彼が退屈している(感じる側)。人だから -ed、とは限りません。
4. つまずきやすい形
(1) 「人は -ed」は目安、本質は原因か感情か
ふつう人は感じる側なので -ed が多いですが、本質は「原因か、感じる人か」。人でも他人を退屈させるなら boring です。主語ではなく役割で判断します。
(2) -ed の後ろの前置詞は語ごとに決まる
interested in / surprised at / satisfied with / worried about / excited about。感情の原因や対象を示す前置詞は、語ごとに覚えます(by とは限らない)。
(3) 名詞を修飾するときも同じ判断
surprising news(驚かせる知らせ=原因)/a surprised look(驚いた表情=感じた結果)。名詞修飾でも「原因か、感じた側か」で -ing / -ed を選びます。
(4) 感情動詞は「〜させる」他動詞だと押さえる
excite / bore / interest は「(人を)〜させる」。だから The news excited me.(能動)=I was excited by the news.(受動)。この土台があれば分詞も迷いません。
5. 原理とのつながり
この使い分けは、現在分詞=能動(〜する・させる)、過去分詞=受動(〜される・させられる)という関係の応用です(第23講)。感情動詞は「〜させる」他動詞なので、原因は「させる」側=現在分詞 -ing、感じる人は「させられる」側=過去分詞 -ed。-ing と -ed を「面白い・興味がある」と丸暗記するのではなく、能動か受動かで捉えると、初めて見る感情動詞(fascinate, overwhelm など)にも対応できます。分詞そのものの識別はこちら。
6. 次に読む
感情の分詞を、能動・受動から
-ing と -ed は、「させる(原因)か、させられる(人)か」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。分詞を暗記でなく能動・受動で捉え、初見の語にも対応する力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
