中3英語 名詞に文をつなげて説明する|関係代名詞(who・which・that)|日本英語塾
― 関係代名詞(who・which・that)
関係代名詞は、名詞のうしろに「文」をつなげて、その名詞を説明します。長い英文を読む力の土台になる、中3最大の山です。
関係代名詞は、名詞のうしろに〈主語+動詞〉のかたまりをつなげて、「どんな名詞か」を後ろから説明する仕組みです。the boy who runs fast(速く走る少年)のように。これは中3最大の山であり、高校の長文読解でくり返し出てくる、いちばん大事な単元です。高校の『英文の原理』第13〜15講に直結します。
1. 仕組み ― 2つの文を1つにする
関係代名詞は、共通する名詞をもつ2つの文を、1つにまとめます。
→ I know a boy who runs fast.(速く走る少年を知っている)
2つめの文の He(=a boy)を who に変えて、名詞 a boy の直後につなげます。who runs fast が「速く走る」と a boy を説明しています。
2. who・which・that の使い分け
| 説明する名詞(先行詞) | 関係代名詞 |
|---|---|
| 人 | who(that も可) |
| もの・動物 | which(that も可) |
| 人・もの どちらでも | that |
the book which won the prize(賞を取った本=もの→which)
3. 主格と目的格
関係代名詞は、後ろの文の中で主語の役割か目的語の役割かで、少し違います。
| 種類 | 後ろの形 | 例 |
|---|---|---|
| 主格(主語の役割) | すぐ動詞が続く | the man who lives here(ここに住む男性) |
| 目的格(目的語の役割) | 主語+動詞が続く | the book which I read(私が読んだ本) |
4. 目的格は省略できる
目的格の関係代名詞(後ろに主語+動詞が続くもの)は、省略できます。
→ which を省略しても正しい
一方、主格(後ろにすぐ動詞)は省略できません。the man lives here(×)→ the man who lives here(○)。この省略のルールは、高校の長文で「名詞+主語+動詞」の並びを見たときに効いてきます(『英文の原理』第3講)。
5. 確認問題
( )に入る関係代名詞を選び、主格か目的格かも考えてから、解答を開いてください。
(1) I have a friend ( who / which ) speaks three languages.
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who(主格)。先行詞 a friend(人)+後ろにすぐ動詞 speaks → 主格の who。「3か国語を話す友人がいる」。
私には3か国語を話す友人がいる。
(2) This is the camera ( which / who ) my father bought.
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which(目的格)。先行詞 the camera(もの)+後ろに主語+動詞(my father bought)→ 目的格の which。「これは父が買ったカメラだ」。(省略も可)。
これは父が買ったカメラだ。
(3) The people ( who / which ) live next door are very kind.
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who(主格)。先行詞 The people(人)+後ろにすぐ動詞 live → 主格の who。「隣に住む人たちはとても親切だ」。
隣に住む人たちはとても親切だ。
(4) The movie ( that ) we watched last night was exciting. ― that は省略できるか。
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省略できる。後ろに主語+動詞(we watched)が続く=目的格なので省略可。「昨夜見た映画はわくわくした」。The movie we watched … も正しい。
昨夜私たちが見た映画はわくわくした。
(5) Look at the dog ( that ) is running in the park.
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主格(省略不可)。後ろにすぐ動詞 is running → 主格。主格は省略できないので that は必要。「公園を走っている犬を見て」。
公園を走っている犬を見て。
6. この回のまとめ
| 仕組み | 名詞の後ろに〈主語+動詞〉をつなげ、その名詞を説明する |
|---|---|
| 使い分け | 人→who、もの→which、どちらも→that |
| 主格・目的格 | 後ろにすぐ動詞→主格/主語+動詞→目的格 |
| 省略 | 目的格は省略できる。主格は省略できない |
| 高校へ | 『英文の原理』第13〜15講に直結。長文読解の土台 |
これで中学英語の中心となる文法が一通りそろいました。関係代名詞まで理解できれば、高校の英文読解へ、無理なく進めます。中学と高校は、別々の勉強ではなく、一本の道でつながっています。
