prevent O from -ing の意味|Oが〜するのを妨げる(from=分離)|英文法Q&A
― Oが〜するのを妨げる(from=分離)
The rain prevented us from going out.(雨で外出できなかった)。prevent / stop / keep + O + from -ing=「Oが〜するのを妨げる」。カギは、前置詞 from の芯「〜から離す・遠ざける」です。
Q. prevent の後ろは、なぜ to do ではなく from -ing なのですか?
A. 前置詞 from の中心義が「〜から(離れて)」=起点・分離だからです。prevent O from doing を直訳すると「O を、doing することから引き離す・遠ざける」。その行為から O を離す → 「O に…させない・妨げる」となります。だから「妨げ・阻止」の動詞――prevent(妨げる)/stop(止める)/keep(させないでおく)/prohibit(禁じる)/discourage(思いとどまらせる)――は、そろって from を取ります。from の後ろが動名詞 -ing なのは、from が前置詞で、その目的語に動詞を置くなら動名詞になるから(× prevent O to do は誤り)。The rain や Illness のような無生物主語+この型は、「〜のせいで O は…できない」と訳すと自然です。前置詞をイメージで捉えるのが近道です。
1. 結論 ― from=「その行為から引き離す」
prevent / stop / keep / prohibit + O + from -ing=「Oが〜するのを妨げる」。from=起点・分離(〜から離す)。前置詞なので後ろは動名詞 -ing(to do は不可)。
2. 妨げの動詞(from -ing)
| 動詞 | 意味 |
|---|---|
| prevent O from -ing | Oが〜するのを妨げる |
| stop / keep O from -ing | Oが〜しないようにする |
| prohibit / ban O from -ing | Oが〜するのを禁じる |
3. 例文で確認
The rain prevented us from going out.
雨のせいで、私たちは外出できなかった。
直訳は「雨が私たちを外出から引き離した」。無生物主語なので「雨のせいで…できなかった」と訳すと自然です。
Keep the children from touching the stove.
子供がコンロに触らないようにしてください。
keep O from -ing=「Oを〜させないでおく」。touching(動名詞)から子供を遠ざけるイメージです。
Illness stopped him from attending the meeting.
病気で、彼は会議に出席できなかった。
stop O from -ing も同じ型。Illness(無生物主語)=「病気のせいで出席できなかった」。
4. つまずきやすい形
(1) from の後ろは動名詞(-ing)
from は前置詞なので、後ろは動名詞。prevent us from going(× to go)。
(2) prevent O to do は誤り
× prevent us to go out とは言いません。必ず from -ing。stop / keep / prohibit も同じです。
(3) 無生物主語は「〜のせいで」
The news / Fog / A cold などが主語のとき、「〜のせいで O は…できない」と訳すと日本語が自然になります。
(4) stop O -ing(from 省略)
stop は口語で from を省くことも(stop him doing)。一方 prevent / keep は from を残すのが基本です。
5. 原理とのつながり
prevent O from -ing の from は、丸暗記の記号ではなく前置詞 from の中心義「〜から(離れて)=起点・分離」そのものです。from Tokyo(東京から)、far from(〜から遠く)と同じ from。prevent O from doing を直訳すれば「O を、doing すること“から”引き離す・遠ざける」――その行為から O を離すから、「O に…させない・妨げる」になります。だから「妨げ・阻止・禁止」の動詞(prevent / stop / keep / prohibit / discourage / ban)がそろって from を取るのは、偶然ではなく意味の必然。from の後ろが動名詞 -ing になるのも、from が前置詞で、前置詞の目的語に動詞を置くなら動名詞だから(不定詞 to do は前置詞の後ろに置けない)。この「前置詞は中心義(イメージ)から考える」という姿勢は、英語全体に効きます。in / on / at の位置イメージ、by / with の手段イメージ――どれも、訳語を覚えるより中心のイメージを掴むほうが、応用が利きます。from なら「起点・分離」。この一つのイメージで、prevent / stop / keep from も、tell A from B(A を B から区別する)も、different from(〜と違う=離れている)も、一望できます。前置詞をイメージの一点から捉える――それが土台です。
6. 次に読む
prevent from を、「from=分離」から
その行為から引き離す――from の中心義で、prevent/stop/keep from が一望できます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。前置詞をイメージから捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
