keep O -ing / keep O 過去分詞 の使い分け|第5文型のCが分詞|英文法Q&A
― 第5文型のCが分詞
I'm sorry to keep you waiting.(お待たせしてすみません)。keep / leave / find + O + 分詞は、第5文型 SVOC の C(補語)に分詞を置いた形。O が「する」なら -ing、O が「される」なら過去分詞を選びます。
Q. keep you waiting は -ing、keep the door locked は過去分詞。なぜ形が違うのですか?
A. O と C の関係で分詞を選ぶからです。これは第5文型 SVOC(O を C の状態にする)で、C が分詞のときの一般ルール――O が C の動作を「する」側(能動・進行中)なら現在分詞 -ing、O が「される」側(受動・完了)なら過去分詞。keep you waiting は「you が待っている(=自分で待つ・能動)」ので -ing。keep the door locked は「the door が施錠される(=受動)」ので過去分詞。動詞の意味は、keep=「その状態を保つ」、leave=「その状態のまま放置する」、find=「その状態であるのを見つける」。leave the water running(水を出しっぱなし)、find him sleeping(彼が眠っているのを見つける)、leave it unfinished(それを終わらせないままにする)。この「O が C する/されるで分詞を選ぶ」ルールは、make oneself understood や 知覚動詞(hear O called)とまったく同じです。
1. 結論 ― O が「する」→ -ing、「される」→ 過去分詞
keep / leave / find + O + 分詞(第5文型のC)。O が C を「する」(能動・進行)→ 現在分詞 -ing、O が C を「される」(受動・完了)→ 過去分詞。O と C の関係で決める。
2. 分詞の選び方
| 形 | O と C の関係 | 例 |
|---|---|---|
| keep O -ing | O が「する」(能動) | keep me waiting |
| keep O 過去分詞 | O が「される」(受動) | keep the door locked |
| leave O -ing / done | 〜したまま | leave the light on |
3. 例文で確認
I'm sorry to keep you waiting.
お待たせして、すみません。
you が「待つ」(能動・進行中)なので現在分詞 waiting。「you が待っている状態を保つ」です。
Please keep the door locked.
ドアに鍵をかけておいてください。
the door は「施錠される」(受動)ので過去分詞 locked。「ドアが施錠された状態を保つ」です。
She left the water running.
彼女は、水を出しっぱなしにした。
the water が「流れる」(能動)ので running。leave=「その状態のまま放置」です。
4. つまずきやすい形
(1) O が「する」→ -ing
O が C の動作を自分でする(能動・進行中)なら現在分詞。keep the engine running(エンジンをかけておく)。
(2) O が「される」→ 過去分詞
O が C の動作を受ける(受動・完了)なら過去分詞。keep the window closed(窓を閉めておく)。
(3) keep / leave / find で意味が変わる
keep=保つ、leave=放置する、find=〜なのを見つける。骨格(O+分詞)は共通です。
(4) 形容詞・副詞の補語もある
keep O 形容詞(keep the room clean)、leave O 形容詞(leave me alone)も同じ第5文型。C が分詞か形容詞かの違いです。
5. 原理とのつながり
keep / leave / find + O + 分詞 は、第5文型 SVOC(O を C の状態にする/だと分かる)の C に分詞を置いた形です。そして C が分詞のときは、O と C の関係で現在分詞か過去分詞かを選ぶ――この一点さえ掴めば、動詞が変わっても迷いません。O が C の動作を「する」側(能動・進行中)なら現在分詞 -ing(keep me waiting=私が待っている状態を保つ)。O が C の動作を「される」側(受動・完了)なら過去分詞(keep the door locked=ドアが施錠される状態を保つ)。keep(保つ)・leave(放置する)・find(見つける)と動詞は違っても、「O が C の状態にある」という骨格は同じだから、分詞の選び方も同じルールで決まります。そして、この「O が C する/されるで分詞を選ぶ」考え方は、第5文型のあらゆる分詞補語を貫きます。make oneself understood(oneself は理解される→過去分詞)、知覚動詞 hear O called(O は呼ばれる→過去分詞)、使役 have O done――すべて同じ軸です。つまり、覚えるべきは動詞ごとの丸暗記ではなく、「第5文型の C は、O との関係(能動=-ing/受動=過去分詞)で選ぶ」というたった一つの原則。文型の O・C の関係を読む――それが、分詞を自在に扱う土台です。
6. 次に読む
keep O 分詞を、「O と C の関係」から
O が「する」なら -ing、「される」なら過去分詞――第5文型の一本の軸で貫けます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。文型のO・Cの関係を読む力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
