as soon as / the moment の意味|「〜するとすぐに」時の副詞節|英文法Q&A
― 「〜するとすぐに」を表す時の副詞節
I'll call you as soon as I arrive.(着いたらすぐ電話するね)。「〜するとすぐに」は as soon as が代表。the moment / the instant / once も仲間で、どれも時の副詞節を作ります。
Q. 「〜するとすぐに」はどう言う? as soon as I will arrive と未来にしてよい?
A. 代表は as soon as S V(〜するとすぐに)。同じ意味で the moment (that) S V(〜した瞬間に)、the instant (that) S V、once S V(いったん〜すると)も使えます。これらはすべて「時の副詞節」を作る接続詞。だから、時・条件の副詞節では未来のことも現在形――×as soon as I will arrive ではなく as soon as I arrive です。As soon as the bell rang, everyone stood up.(ベルが鳴るとすぐ、皆立ち上がった)/The moment I saw her face, I knew something was wrong.(顔を見た瞬間、何かおかしいと分かった)。よりかたい書き言葉では、No sooner had S done than … / Hardly had S done when …(〜するやいなや)という倒置の形もありますが、日常は as soon as で十分。どれも「出来事Aの直後にBが起こる」を表す、時間表現の家族です。
1. 結論 ― 時の副詞節で「直後」を表す
「〜するとすぐに」=as soon as / the moment (that) / the instant (that) / once + S V。すべて時の副詞節なので、未来のことも現在形(as soon as I arrive)。かたい書き言葉は no sooner … than / hardly … when(倒置)。
2. 言い方の一覧
| 接続詞 | 意味 |
|---|---|
| as soon as | 〜するとすぐに |
| the moment / the instant (that) | 〜した瞬間に |
| once | いったん〜すると |
3. 例文で確認
Text me as soon as you get home.
家に着いたらすぐ、メッセージちょうだい。
これから着く未来のことでも、時の副詞節なので you get home(現在形)。×will get は誤りです。
The moment he opened the door, the cat ran out.
彼がドアを開けた瞬間、猫が飛び出した。
the moment(名詞)が、そのまま「〜する瞬間に」の接続詞として働きます。that は省略が普通です。
Once you learn to ride a bike, you never forget.
いったん自転車に乗れるようになれば、忘れないものだ。
once は「一度〜すれば」。時と条件の中間のニュアンスで、直後というより「〜した後はずっと」を表します。
4. つまずきやすい形
(1) 未来でも現在形
as soon as / the moment は時の副詞節。未来のことも現在形で表します(as soon as it stops)。will は付けません。
(2) 名詞が接続詞になる
the moment / the instant / the minute は、名詞そのものが「〜する時」という接続詞に。後ろは完全な文(S V)が続きます。
(3) once は条件寄り
once は「いったん〜すると」。「直後」よりも「一度そうなれば、その後は」という条件的な含みが強い語です。
(4) 書き言葉は倒置
かたい文では No sooner had S done than …/Hardly had S done when …(〜するやいなや)。文頭に出して倒置します。
5. 原理とのつながり
as soon as やその仲間を貫くのは、「時の副詞節」という一つの枠です。これらは主節に「いつ」を添える副詞のかたまり――だから、時・条件を表す副詞節は、未来のことでも現在形にするというルールがそのまま効きます。I'll call you as soon as I arrive.――「着く」のは未来でも arrive。ここを will arrive にしないのが、時の副詞節の呼吸です。次に、なぜ the moment / the instant という名詞が接続詞になれるのか。これは「at the moment (when) S V(〜する瞬間に)」から at … when が落ち、名詞 the moment が接続詞の働きを引き受けた形です。while(〜する間)などと同じ、「時を表す名詞・語が節を導く」流れの一員。the minute / the second / every time / each time も同じ理屈で使えます。once は少し性格が違い、「一度〜すれば」と、時と条件の境目に立ちます(Once you start, …)。そして、同じ「直後」でもかたい書き言葉になると、No sooner had S done than …/Hardly had S done when … という倒置構文が登場します。過去完了と過去を組み合わせ、否定・準否定の副詞を文頭に出して倒置する――日常会話の as soon as と、書き言葉の no sooner … than は、同じ「AのすぐあとにB」を、砕けた形とかたい形で言い分けているのです。「〜するとすぐに=時の副詞節(未来も現在形)。かたい書き言葉は倒置」――枠から捉える。それが土台です。
6. 次に読む
as soon as を、「時の副詞節」から
未来も現在形、名詞も接続詞に――枠が見えれば迷いません。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。接続詞を仕組みから捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
