during と while の違い|後ろが名詞か文か|英文法Q&A
― 後ろが「名詞」か「文」か
「〜の間」を表す during と while。意味は近くても、品詞が違います。during=前置詞(+名詞)、while=接続詞(+ S V)。後ろが名詞か文かで、瞬時に決まります。
Q. 「〜の間」の during と while は、どう使い分けますか?
A. 後ろに何が来るかで決まります。during=前置詞で、後ろは名詞(during the summer / during the meeting)。while=接続詞で、後ろはS V(文)(while I was sleeping)。「時間の長さ」を言う for(for two hours)とも区別します。後ろが名詞か節かで品詞を決めるのは、because of + 名詞/because + S V(because of と due to)と同じ発想。前置詞・接続詞の考え方は無料講座『英文の原理』第4講で整理します。
1. 結論 ― during は名詞、while は文
during=前置詞(+名詞)。while=接続詞(+ S V)。どちらも「〜の間」。「いつ(期間中)」を示す。時間の長さは for + 期間。後ろが名詞か文かで決める。
I fell asleep while I was watching the movie.(+ S V)
2. during と while と for
| 品詞 | 後ろ・意味 | |
|---|---|---|
| during | 前置詞 | 名詞(〜の間・いつ) |
| while | 接続詞 | S V(〜する間) |
| for | 前置詞 | 期間(〜の間・どれだけ) |
3. 例文で確認
I visited many temples during my stay in Kyoto.
京都滞在中に、私は多くの寺を訪れた。
後ろは名詞 my stay。「その期間中に」を表します。名詞(イベント・期間)が続くのが during です。
My phone rang while I was in a meeting.
会議中に、私の電話が鳴った。
後ろは I was …(S V)。「〜している間」を表します。主節と同時進行の動作・状態を示します。
We waited for two hours during the delay.
遅延の間、私たちは2時間待った。
for two hours(どれだけ=長さ)と during the delay(いつ=期間中)。同じ「間」でも役割が違います。
4. つまずきやすい形
(1) during + 名詞、while + S V
後ろが名詞なら during、S Vなら while。× during I was young → while I was young か during my youth。
(2) during は「いつ」、for は「どれだけ」
during は特定の期間中(いつ)、for は時間の長さ(どれだけ)。during the summer(夏の間)/for two months(2か月間)。
(3) while + -ing(主語の省略)
while の主語が主節と同じなら、S be を省いて -ing だけにできます。while (I was) watching TV。分詞構文に近い形です。
(4) while には「〜だが」の対比も
while は「〜する間」だけでなく、対比・譲歩「〜だが・一方」の意味も。While I agree with you, I have some concerns.(賛成だが、懸念もある)。
5. 原理とのつながり
during と while の使い分けは、「後ろが名詞か、文(S V)か」という一点――前置詞と接続詞の違いそのものです。前置詞は名詞を、接続詞は節(S V)をとる(第4講)。だから、同じ「〜の間」でも、名詞を続けるなら during、文を続けるなら while になるのです。この「後ろの形で品詞を決める」発想は、理由の because of + 名詞/because + S V(because of と due to)や、like(前置詞)/as(接続詞)(such as と like)とまったく同じ。前置詞は名詞、接続詞は文――この対応を押さえれば、紛らわしい語のペアは一気に整理できます。
6. 次に読む
during / while を、後ろの形から
during と while は、「後ろが名詞か文か」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。前置詞と接続詞を「後ろの形」で見分け、紛らわしい語を体系で捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
