中1英語 be動詞と一般動詞を混ぜない|英語のいちばん大事な土台|日本英語塾
― 英語のいちばん大事な土台
中学英語でこの先ずっとつまずかないために、いちばん最初に固めるのがここです。英語の文には2種類あり、その作り方はまったく違います。
中学英語で「なんとなく分かるけど点が取れない」といういちばん多い原因が、be動詞の文と一般動詞の文がごちゃまぜになっていることです。この2つは、意味も、疑問文・否定文の作り方も別。ここをはっきり分けられると、中1の後半から中2・中3の内容が、驚くほどスムーズに入ります。高校で学ぶ『英文の原理』第1講(述語動詞をつかまえる)の土台にもなります。
1. 英語の文には2種類ある
英語の文は、使う動詞によって大きく2種類に分かれます。
| 種類 | 動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|---|
| be動詞の文 | am / is / are | 「A=B」「〜にいる/ある」 | I am a student. |
| 一般動詞の文 | play / like / go … | 「〜する」 | I play tennis. |
2. be動詞の文 ―「A=B」をつくる
be動詞(am / is / are)は「=(イコール)」の働きをします。主語によって形が変わります。
| 主語 | be動詞 | 例 |
|---|---|---|
| I | am | I am Ken.(私はケンです) |
| you / we / they(複数) | are | You are kind.(あなたは親切です) |
| he / she / it(3人称単数) | is | She is a teacher.(彼女は先生です) |
疑問文・否定文
be動詞の文は、be動詞を動かす・be動詞に not をつけるだけです。
疑問文:Are you busy?(be動詞を前に出す)
否定文:You are not busy.(be動詞の後ろに not)
3. 一般動詞の文 ―「〜する」をつくる
一般動詞(play / like / eat / go / study …)は「〜する」という動作や状態を表します。
They study English.(彼らは英語を勉強する)
3人称単数の s
主語が he / she / it(3人称単数)のとき、一般動詞に s をつけます。
疑問文・否定文 ― do / does を使う
一般動詞の文は、be動詞がないので、do / does という助っ人を借りて疑問文・否定文を作ります。
| 主語 | 疑問文 | 否定文 |
|---|---|---|
| I / you / we / they | Do you like it? | I do not (don't) like it. |
| he / she / it | Does she like it? | She does not (doesn't) like it. |
大事な注意:does や doesn't を使うと、動詞は原形(s のつかない形)に戻ります。Does she likes …(×)→ Does she like …(○)。s は does が引き受けているからです。
4. なぜ「混ぜない」が大事なのか
この2種類を混ぜると、次のような間違いが起きます。中学生のミスで最も多いパターンです。
| ×まちがい | ○正しい | なぜ |
|---|---|---|
| I am like tennis. | I like tennis. | 一般動詞 like があるので be動詞 am は不要 |
| She is play piano. | She plays piano. | 一般動詞 play があるので is は不要(3単現の s) |
| Do you a student? | Are you a student? | be動詞の文なので do ではなく Are |
| Are you like it? | Do you like it? | 一般動詞 like の文なので Do |
5. 確認問題
( )に入る正しい形を選んでから、解答を開いてください。
(1) She ( is / plays ) the piano every day.
解答・解説を見る
plays。「ピアノを弾く」という一般動詞 play の文。主語が she(3人称単数)なので s をつけて plays。be動詞 is は不要。
彼女は毎日ピアノを弾く。
(2) ( Are / Do ) you a member of the club?
解答・解説を見る
Are。「あなたは部員ですか」=「あなた=部員」の be動詞の文。一般動詞がないので Do ではなく Are。
あなたはそのクラブの部員ですか。
(3) He ( doesn't / isn't ) eat breakfast.
解答・解説を見る
doesn't。「朝食を食べない」=一般動詞 eat の否定文。主語が he なので doesn't。その後ろの動詞は原形 eat(s はつかない)。
彼は朝食を食べない。
(4) My parents ( are / do ) very busy this week.
解答・解説を見る
are。「とても忙しい」=「両親=忙しい」の be動詞の文。主語 My parents は複数なので are。
私の両親は今週とても忙しい。
(5) Does your brother ( like / likes ) soccer?
解答・解説を見る
like。Does を使った疑問文なので、動詞は原形 like に戻る(s は Does が引き受けている)。likes は誤り。
あなたのお兄さん(弟)はサッカーが好きですか。
6. この回のまとめ
| be動詞の文 | am/is/are。「A=B」。疑問文・否定文は be動詞を動かす・not をつける |
|---|---|
| 一般動詞の文 | play/like…。「〜する」。3単現は s。疑問文・否定文は do/does を借りる |
| 混ぜない | 一般動詞があれば be動詞は不要。両方いっしょには使わない |
| 見分け方 | 「〜する」という一般動詞があるかを最初に確認する |
| 高校へ | 「まず述語動詞を見つける」(英文の原理・第1講)の土台 |
