東京大学 英語|過去問の模範解答・独自解説【年度別】
要約・英作文・リスニング・英文和訳・長文読解を、年度別に「答案の作り方」まで解説します。
東大英語は、正答を知るだけでは伸びません。日本英語塾では、数強塾オンラインの大学別過去問解説と同じ考え方で、各年度の解答に加えて、1文ずつのSVOC、動詞の自動詞・他動詞、節の境界、修飾のかかり先、採点される要素、別解、復習方法まで整理します。
年度別 模範解答・解説
2026年度 東大英語 模範解答・全大問解説
公式記号式正答、独自答案、採点基準、時間配分、英文1文ずつのSVOC・動詞・修飾解説。
公開中
2025年度 東大英語 模範解答・全大問解説
死の定義の要約、沈黙と同意の英作文、和文英訳、検閲の起源、ラマダーンの随筆を具体的に解説。
公開中
2024年度 東大英語 模範解答・全大問解説
企業プロパガンダの要約、紙・自転車の英作文、クオータ制の英訳、3題のリスニング、和訳を解説。
公開中
東大英語で問われる5つの力
| 分野 | 答案で示す力 | 解説で扱う内容 |
|---|---|---|
| 要約 | 論旨を残し、具体例を落とす編集力 | 骨格メモ、字数調整、採点要素 |
| 英作文 | 立場を明確にし、誤りの少ない英文で支える力 | 構成、語数、1文ずつのSVOC、別解、減点例 |
| リスニング | 話題の転換と因果・対比を保持する力 | メモの取り方、選択肢の切り方 |
| 和訳・文法 | 構文と文脈を自然な日本語へ移す力 | 主節・従属節、動詞の種類、修飾関係、訳し分け |
| 長文読解 | 全体像と細部のニュアンスを同時に読む力 | 根拠箇所、人物関係、時間配分 |
大問別に「次も解ける形」へ復習する
過去問は、正答を確認しただけでは得点力になりません。答案を作ったときの判断を言語化し、同じ形式へ再利用できる手順に変える必要があります。東大英語の主要形式は、次のように復習します。
要約
主張・理由・対比の三つを先に抜き、具体例と固有名詞を後から削ります。完成答案を書いたら、各語句が本文のどこに対応するか線で結びます。
- 段落ごとに10〜15字の役割メモを書く
- 同じ意味の情報を一つへ統合する
- 指定字数の9割以上を目安に調整する
自由英作文
高度な表現を並べるより、立場・理由・具体例・結論の対応を崩さないことを優先します。書いた英文は一文ずつ主語と動詞を確認します。
- 30秒で立場を決める
- 日本語メモは名詞句で短く作る
- 不確かな語を安全な既知語へ置き換える
リスニング
聞こえた単語を並べるのではなく、話者・論点・変化を記録します。選択肢は放送前に差分を確認し、何を聞けば判定できるか決めます。
- 原因→結果、旧説→新説を矢印で残す
- 数字は単位と比較対象を一緒に書く
- 一問を逃しても次の設問へ切り替える
英文和訳・長文読解
下線部だけを訳し始めず、前後の指示語と論理関係を確認します。主節のSVOCを取り、従属節と修飾語を戻してから日本語を整えます。
- 代名詞が指す内容を名詞で補う
- 対比・譲歩・因果を訳文へ残す
- 小説は人物と出来事の時間順を記録する
- 制限時間内の答案を消さずに保存する。
- 失点を「知識不足・構造誤認・設問誤読・時間不足」に分類する。
- 要約・英作文・和訳だけ、解説を閉じて翌日に再作成する。
- 一週間後に間違えた設問だけを時間を測って解き直す。
120分の基本設計
得意不得意に応じて順番は変えて構いませんが、記述答案の推敲時間を最後に残すことが重要です。最初から1問に固執せず、記号式で回収できる点と、記述式で作る点を分けて管理します。
| 第1問 | 22分 | 要約は12〜14分を上限の目安にする |
|---|---|---|
| 第2問 | 18分 | 自由英作文は構成メモを先に作る |
| 第3問 | 約30分 | 放送前に設問と選択肢の対立点を確認する |
| 第4問 | 18分 | 和訳は主節を確定してから日本語を整える |
| 第5問 | 22分 | 人物・出来事・時間順を短く記録する |
| 見直し | 10分 | 語数、字数、解答欄、時制、単複を確認する |
時間配分は日本英語塾による目安です。年度の出題構成と本人の得点源に合わせて調整してください。
東大英語で起きやすい失点と直し方
| 失点パターン | 答案に起きること | 次回の修正ルール |
|---|---|---|
| 要約で具体例を残しすぎる | 字数を使う一方、筆者の主張と因果が薄くなる | 例を削る前に「この例が示す一般論」を一語で書く |
| 自由英作文の立場が途中で揺れる | 理由や具体例が最初の主張を支えない | 各文の横に「主張・理由・例・結論」の役割を書く |
| リスニングで全文を書き取る | メモ中に次の重要情報を聞き落とす | 名詞と矢印だけで関係を残し、英文は書かない |
| 和訳を単語の置換で作る | 修飾先や否定の範囲が崩れ、不自然な日本語になる | 主節のS・V・O・Cを先に一行で示してから訳す |
| 難問へ時間を使い切る | 後半の記述欄が空白になり、得点機会を失う | 大問ごとの終了時刻を問題冊子へ書いておく |
記述答案の10点セルフ採点
東京大学の公式配点を再現するものではなく、答案改善のための日本英語塾独自の確認表です。各項目を0〜2点で採点し、0点の項目から書き直します。
| 観点 | 2点 | 1点 | 0点 |
|---|---|---|---|
| 設問対応 | 問われた内容へ直接答える | 一部だけ答える | 別の論点を書く |
| 根拠・理由 | 本文根拠や理由が明確 | 関係はあるが曖昧 | 根拠がない |
| 構成 | 情報の順序が自然 | 重複や飛躍が一部ある | 論理関係を追えない |
| 文法・表現 | 意味を妨げる誤りがない | 軽微な誤りがある | 主語・動詞関係が崩れる |
| 指定条件 | 字数・語数・形式を満たす | わずかに外れる | 条件を見落とす |
7日間の復習サイクル
| 当日 | 制限時間内の答案を保存し、失点原因を四分類する。 |
|---|---|
| 翌日 | 要約・英作文・和訳を解説なしで再作成し、初回との差分を確認する。 |
| 3日後 | 重要英文の主節、従属節、動詞の自他、修飾先を白紙から再現する。 |
| 5日後 | 英作文で使った構文を別テーマへ転用し、三文作る。 |
| 7日後 | 誤答した設問だけを解き直し、セルフ採点8点以上を目指す。 |
東大英語対策のよくある質問
過去問は何年分解けばよいですか。
まず直近3年分を、解き直しまで含めて完了させます。形式と失点傾向が分かった後に5〜10年へ広げる方が、解きっぱなしを防げます。
要約は全文を精読してから書くべきですか。
全文の文構造を同じ密度で取る必要はありません。各段落の主張・対比・因果を短く記録し、答案へ使う箇所を重点的に精読します。
自由英作文では難しい単語が必要ですか。
難語より、立場と理由が対応し、文法上の骨格が安定していることが重要です。綴りや用法に不安がある語は、確実に使える表現へ置き換えます。
リスニングは直前期からでも伸びますか。
形式慣れだけなら直前にも改善できますが、語の連結や話題転換を聞く力は継続が必要です。毎日短時間でも音声とスクリプトの照合を続けます。
添削では何を見てもらうべきですか。
正誤だけでなく、答案に必要な要素、削る情報、文法ミスの原因、次回も使える構文まで確認すると、別年度へ学びを転用できます。
執筆・検証方法
執筆・検証:日本英語塾 大学受験英語編集部
- 東京大学公式の問題公開ページ、解答等、出題意図を資料台帳と照合します。
- 大学公式情報と日本英語塾の独自答案・時間配分・採点観点を明確に区別します。
- 英文は主節、従属節、動詞の自他、修飾先を分けて再点検します。
- AIを下書き整理に使う場合も、公開内容は公式資料と照合し、編集工程で再検討します。
最終確認日:2026年7月30日。大学公式ページの公開状況やURLは変更される場合があります。
過去問を「解いて終わり」にしない
日本英語塾では、要約・英作文・和訳をマンツーマンで添削し、次の答案で直す点まで言語化します。全国からオンラインで受講できます。
