both と all と either と neither の使い分け|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|数量
both / all / either / neither の使い分け
― 「数」と「全部・どちらか・両否定」で

both / all / either / neither は、対象の数(2つか3つ以上か)と、全部か・どちらか一方か・どちらも否定かで決まります。both は2つの両方、either はどちらか、neither はどちらも〜ない。

Q. both / all / either / neither は、どう使い分けますか?
A. 意味の組み合わせです。both=2つの両方(複数扱い)。all=3つ以上のすべて(複数扱い/不可算なら単数)。either=2つのどちらか一方(単数扱い)。neither=2つのどちらも〜ない(単数扱い・否定)。相関表現は both A and Beither A or Bneither A nor Beach / everyこちら)と同じ、名詞の数え方の一部で、無料講座『英文の原理』第4講にもつながります。

1. 結論 ― 数 × 全部・どちらか・両否定

判断基準

both=2つの両方(複数)。all=3つ以上すべて(複数)。either=2つのどちらか一方(単数)。neither=2つのどちらも否定(単数)。「対象は2つか3つ以上か」「全部か・一方か・両方否定か」で選ぶ。

Both answers are correct.(2つとも=複数)
Either answer is correct.(どちらか一方でよい=単数)
Neither answer is correct.(どちらも正しくない=単数・否定)

2. 4語の表

意味 数の扱い
both 2つの両方 複数
all 3つ以上すべて 複数(不可算は単数)
either 2つのどちらか一方 単数
neither 2つのどちらも〜ない 単数(否定)

3. 例文で確認

EX 1|both(2つの両方・複数)

Both of my parents are doctors.

私の両親は、2人とも医者だ。

both=2つの両方なので複数扱いare)。both A and B の形もよく使います。

EX 2|either / neither(2つ・単数)

Either day works for me. / Neither of the plans was accepted.

どちらの日でも私は大丈夫。/どちらの案も受け入れられなかった。

either(どちらか一方)、neither(どちらも否定)は単数扱いneither は語自体が否定を含みます。

EX 3|相関表現(A and/or/nor B)

You can have either tea or coffee. / He speaks neither French nor German.

紅茶かコーヒー、どちらでもどうぞ。/彼はフランス語もドイツ語も話さない。

either A or B(AかBか)、neither A nor B(AもBも〜ない)。動詞は近いほう(B)に一致させます。

4. つまずきやすい形

(1) both は複数、either / neither は単数

Both are …(複数)/Either is … / Neither is …(単数)。either / neither は「一つずつ」に着目するので単数です。

(2) 2つなら both/either/neither、3つ以上は all

対象が2つなら both/either/neither3つ以上なら all(すべて)や any/none。数で語が変わります。

(3) neither は否定語(not を重ねない)

neither 自体が「どちらも〜ない」の否定。× Neither is not … は二重否定で誤り(否定)。not … either でも同じ意味です。

(4) not both は部分否定

not both は「両方とは限らない(片方は〜)」の部分否定I don't like both.(両方好きというわけではない)。「両方とも〜ない」は neither です。

5. 原理とのつながり

both / all / either / neither の使い分けも、根っこは「対象をどう数え、どう捉えるか」です。(2つか3つ以上か)で both/either/neitherall が分かれ、捉え方(全部か・一方か・両方否定か)で3語が分かれる。both が複数、either/neither が単数なのも、「両方まとめて」か「一つずつ」かというeach / everyと同じ視点の違いです。数量表現は、数量詞(much/many)・不定代名詞(another/other)・否定(no/notと地続き。「名詞をどう数え、どの範囲を指すか」で全体を捉えれば、一つの体系として整理できます。

6. 次に読む

数量代名詞を、数と捉え方から

both / all / either / neither は、「数」と「全部・一方・両否定」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。数量表現を一つの体系で捉え、単数・複数まで正確に扱う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

体験授業のご案内
『英文の原理』を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です