目的の so that / in order that|「〜するように」は助動詞が目印|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|接続詞・目的
目的の so that
― 「〜するように」は助動詞が目印

so that S + can / will / may + do で「SがVするように・できるように」という目的を表します。目印は助動詞can / will / may)。so ~ that(とても〜なので=結果)や、コンマ付きの「それで」とは別物です。

Q. so that はいつも「とても〜なので」ですか? 目的の「〜するように」との違いは?
A. 見分けの決め手は助動詞の有無と、so の直後の形です。目的so that は「〜するように・できるように」で、節の中に can / will / may(could / would / might) などの助動詞が入ります。I spoke slowly so that everyone could understand.(みなが理解できるように)。堅く言えば in order that S may …。一方、結果・程度so ~ that は「とても〜なので…」で、so の直後に形容詞・副詞が来ます。It was so hot that I couldn't sleep.(とても暑くて眠れなかった)。さらに、コンマ + so that は「それで(結果)」。つまり、「so の後ろが形容詞か」「助動詞があるか」で、目的・程度・結果を切り分けます。目的は不定詞(to do / in order to do)でも言い換えられます。

1. 結論 ― 目的の so that は助動詞を伴う

判断基準

目的=so that S + can / will / may + do(〜するように)。助動詞が目印。程度・結果=so + 形容詞/副詞 + that(とても〜なので)。so の直後が形容詞か、助動詞があるかで切り分ける。

Speak up so that we can hear you.(聞こえるように=目的・助動詞 can)

2. 目的・程度・結果

意味 目印
目的 so that S can/will/may do 助動詞あり
程度・結果 so 形容詞/副詞 that … so の直後が形容詞
結果(それで) …, so that … コンマあり

3. 例文で確認

EX 1|目的(〜できるように)

She saved money so that she could buy a house.

彼女は家を買えるように、お金を貯めた。

so that … could目的「〜できるように」。助動詞 could が「まだ実現していない狙い」を示します。

EX 2|程度・結果(とても〜なので)

The box was so heavy that I couldn't lift it.

その箱はとても重くて、持ち上げられなかった。

so + heavy + thatso の直後が形容詞なら程度・結果。目的の so that とは形が違います。

EX 3|in order that / 不定詞への言い換え

We left early so that we could catch the train. (= to catch the train)

電車に間に合うように、早く出発した。

主語が同じなら不定詞で言い換え可(to catch / in order to catch / so as to catch)。堅い節は in order that

4. つまずきやすい形

(1) 目的の so that には助動詞

「〜するように」の目的には can / will / may / could / would / might を伴います。so that he can see。助動詞がなければ目的とは限りません。

(2) so ~ that(程度)と混同しない

so の直後に形容詞・副詞があれば so ~ that(とても〜なので=程度・結果)。so と suchで扱う型です。

(3) コンマ + so that は「それで」

前にコンマがある …, so that …結果「それで〜」。He got up late, so that he missed the bus.。位置と句読点で見分けます。

(4) 不定詞で言い換えられる条件

主節と目的節の主語が同じなら、to do / in order to do / so as to do で言い換え可。主語が違うときは so that 節が便利です。

5. 原理とのつながり

目的の so that助動詞が入るのは、暗記ルールではなく「目的は、まだ実現していない“狙い”だから」という理由から説明できます。目的とは「これから起こってほしいこと」――未来の可能性です。だから節の中に、可能性・未来を担う助動詞can=できるように/will=〜するように/may=〜できるように)が自然に入ります。一方、結果は「実際にそうなった事実」なので、助動詞は要らない(It was so hot that I couldn't sleep.=暑かった、その事実の帰結)。この「これから(目的)=可能性の助動詞/すでに(結果)=事実」という対比は、時制・法の考え方そのものです。そして、目的の副詞節を不定詞to do / in order to do)でも言い換えられるのは、to do 自体が「これから・向かう」未来志向を持つから(be to 不定詞と同じ発想)。つまり「目的=未来の狙い」という一点を押さえれば、助動詞の有無・不定詞への言い換えまで一貫して見通せます。接続詞を訳語でなく「時間の向き(これからか、すでにか)」で捉える――それが土台です。

6. 次に読む

目的の so that を、「時間の向き」から

「これから(目的)=助動詞/すでに(結果)=事実」で切り分けられます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。接続詞を時間の向きから捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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