目的の to と for の違い|後ろが動詞か名詞か|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|不定詞・前置詞
目的の to と for
― 後ろが「動詞」か「名詞」か

「〜のために」を表す tofor。迷ったら後ろの形を見ます。to + 動詞の原形=「〜するために」(動作で目的を言う)。for + 名詞=「〜のために・〜用の」(名詞で目的・用途を言う)。後ろが動詞か名詞かが決め手です。

Q. 「〜のために」は tofor のどちらを使いますか?
A. 後ろにくる形で決まります。to + 動詞の原形なら「〜するために」――目的を動作で表します(不定詞の副詞的用法)。I went to the store to buy milk.(牛乳を買うために店へ行った)。for + 名詞なら「〜のために・〜用の」――目的・用途を名詞で表します。This knife is for bread.(これはパン用のナイフだ)。× to milk× for buy とはしません。後ろが動詞なら to、名詞なら for。不定詞の用法は不定詞の3用法、無料講座『英文の原理』でも整理します。

1. 結論 ― 動詞なら to、名詞なら for

判断基準

to + 動詞の原形=「〜するために」(目的を動作で表す=不定詞の副詞的用法)。for + 名詞=「〜のために・〜用の」(目的・用途を名詞で表す)。後ろが動詞か名詞かで選ぶ。

I stopped to rest.(休むために立ち止まった=to+動詞 rest)
I stopped for a rest.(休憩のために立ち止まった=for+名詞 a rest)

2. to と for の使い分け

意味 後ろ
to + 原形 〜するために(動作) 動詞
for + 名詞 〜のために・〜用の 名詞
for + -ing 〜用の(用途・機能) 動名詞

3. 例文で確認

EX 1|to + 動詞(目的の動作)

She got up early to catch the first train.

彼女は始発に乗るために早起きした。

to + 原形catch)で「〜するために」。目的を動作で表す不定詞の副詞的用法です。

EX 2|for + 名詞(目的・用途)

We stopped at a cafe for a short break.

私たちは少し休憩するためにカフェに寄った。

for + 名詞a short break)で「〜のために」。目的を名詞で表します。

EX 3|for + -ing(用途・機能)

This app is useful for learning new words.

このアプリは新しい単語を覚えるのに役立つ。

「〜するための(用途・機能)」は for + -ingfor は前置詞なので後ろは -ing前置詞+動名詞)。

4. つまずきやすい形

(1) 後ろが動詞なら to、名詞なら for

目的を動作で言うなら to + 原形名詞で言うなら for + 名詞× for buy milkto buy milkfor milk

(2) 「意図」は to、「用途」は for -ing

人が「〜しようとして」動くのは to do(意図)。物が「〜するためのもの」は for -ing(用途)。a machine for washing(洗うための機械)と I use it to wash(洗うために使う)を区別します。

(3) in order to / so as to で明確化

目的をはっきりさせたいときは in order to + 原形so as to + 原形He left early in order to avoid traffic.(渋滞を避けるため)。to だけより目的の意味が明確です。

(4) for + 人 + to do は「意味上の主語」

for + 人 + to dofor は目的ではなく、不定詞の意味上の主語を示します(It is hard for me to swim.)。別物として意味上の主語で扱います。

5. 原理とのつながり

目的の tofor を分ける鍵は、「後ろが動詞か名詞か」――これは to正体の違いから来ています。to + 原形to不定詞(動詞を導く)で、目的を「〜する」という動作として表す(不定詞の副詞的用法)。一方 for前置詞で、後ろに名詞(や動名詞)をとり、目的・用途を「モノ」として表す。つまり、同じ「〜のために」でも、目的を動作で言うのか、名詞で言うのかで語が変わる。この「不定詞(to+動詞)か、前置詞(for+名詞)か」という見方は、動名詞と不定詞の使い分けとも根を同じくします。丸暗記ではなく後ろの形から選ぶ――それが、紛らわしい「目的の語」を整理する土台です。

6. 次に読む

目的の to と for を、後ろの形から

tofor は、「後ろが動詞か名詞か」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。前置詞と不定詞を正体から捉え、紛らわしい表現を後ろの形で選ぶ力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

体験授業のご案内
『英文の原理』を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です