前置詞+関係代名詞 in which/with whom の使い方|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|関係詞
前置詞+関係代名詞
― in which / with whom は、後ろが完全文

the house in which I live のような〈前置詞+関係代名詞〉は、もともと関係詞節の中にあった前置詞を、関係代名詞ごと前に出した形です。だから後ろは完全な文。前に出すか後ろに残すかで、格式が変わります。

Q. in whichwith whom の〈前置詞+関係代名詞〉は、どう使いますか?
A. 関係詞節の中で前置詞の目的語だった名詞が関係代名詞になり、前置詞ごと前に出た形です。the house in which I live(=I live in the house)。前に出すと格式的で、which / whom が必須(that 不可・省略不可)。前置詞を後ろに残すと口語的で、関係代名詞は省略できます(the house I live in)。前置詞+which関係副詞に対応します(in which=where, on which=when, for which=why)。関係副詞は無料講座『英文の原理』第14講で扱います。

1. 結論 ― 前置詞の目的語が関係代名詞に

判断基準

関係詞節内で前置詞の目的語だった名詞が関係代名詞になり、〈前置詞+関係代名詞〉として前に出る。後ろは完全文。前に出すと格式的(which/whom 必須・省略不可・that 不可)、後ろに残すと口語的(省略可・that 可)。

I live in the house.(もとの文)
the house を関係代名詞にして前置詞ごと前へ
the house in which I live(後ろ I live は完全)

2. 3つの言い方(同じ意味)

調子
前置詞+関係代名詞 the house in which I live 格式的
関係副詞 the house where I live 標準
前置詞を後ろに残す the house (which) I live in 口語的

3. 例文で確認

EX 1|in which(場所・後ろは完全)

This is the town in which I was born.

ここが、私が生まれた町だ。

in which の後ろ I was born は完全な文。= the town where I was born = the town I was born in です。

EX 2|with whom(人・格式的)

She is the colleague with whom I work most closely.

彼女は、私が最も密に働く同僚だ。

前置詞+人は with whom。格式的な書き言葉です。口語では the colleague (who) I work with most closely

EX 3|前置詞を後ろに残す(口語)

That's the problem (which) we talked about.

それが、私たちが話し合った問題だ。

前置詞 about を後ろに残すと口語的。この形なら関係代名詞を省略できます(目的格の省略)。

4. つまずきやすい形

(1) 前に出したら which / whom(that 不可)

前置詞の直後に置けるのは which / whom だけ。× in that は不可。that を使うなら前置詞は後ろに残しますthat … in)。

(2) 前に出すと省略できない

in which のように前置詞と一体で前に出た関係代名詞は、省略不可。省略できるのは、前置詞を後ろに残した目的格のときだけです。

(3) 前置詞+which は関係副詞に対応

in which=where(場所)、on which/at which=when(時)、for which=why(理由)、in which=how(方法)。関係副詞(where/when/why)に置き換えられます。

(4) どの前置詞かは動詞・意味で決まる

live in / work with / talk about のように、もとの動詞・意味に合う前置詞を選びます。the city in which …live in だから in)。

5. 原理とのつながり

〈前置詞+関係代名詞〉の正体は、関係詞節の中で「前置詞の目的語」だった欠所を、前置詞ごと前に出したものです(第13講)。だから後ろは、その目的語が抜けた分だけ完全な文に見えます(前置詞も一緒に出たので)。前置詞を後ろに残せば、関係代名詞は目的格として省略可能省略)。前に出せば格式的で省略不可。そして〈前置詞+which〉が関係副詞where/when/why)に等しいのは、どちらも「場所・時・理由」という副詞的な関係を表すから。「関係詞節のどこに欠所があるか」で捉えれば、関係詞は一つの体系として見えます(第14講)。

6. 次に読む

前置詞+関係詞を、欠所から

〈前置詞+関係代名詞〉は、前置詞の目的語だった欠所を前に出した形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。関係詞を「どこに欠所があるか」で捉え、格式・口語を使い分ける力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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