所有格の関係代名詞 whose の使い方|英文法Q&A
― 「その〜が…する[名詞]」を1語で
関係代名詞 whose は、先行詞の「所有」を表します。whose + 名詞で「その(先行詞の)〜」というかたまりを作り、後ろの文の一部(主語・目的語)になる。人にも物にも使えます。
Q. 所有格の関係代名詞 whose は、どう使いますか?
A. whose は「先行詞の所有物」を示す関係代名詞。whose + 名詞で「その(先行詞)の〜」というかたまりになり、後ろの文の主語や目的語として働きます。the man whose car was stolen(その車が盗まれた男=whose car が主語)。人にも物にも使えます(物は of which でも可)。whose の後ろは必ず名詞から始まる――ここが他の関係詞との見分けです。関係詞は無料講座『英文の原理』第13講で整理します。
1. 結論 ― whose + 名詞で「所有」を結ぶ
whose=所有格の関係代名詞。whose + 名詞で「先行詞の〜」というかたまりを作り、後ろの文の主語・目的語になる。人にも物にも使える。whose の後ろは必ず名詞。
↓ his を whose に変えてつなぐ
I know a boy whose father is a doctor.(父親が医者の少年)
2. whose の後ろの形
| whose + 名詞の役割 | 例 |
|---|---|
| 後ろの文の主語 | the man whose car broke down |
| 後ろの文の目的語 | the writer whose books I love |
| 物の所有(of which も可) | a house whose roof is red |
3. 例文で確認
I have a friend whose mother is a novelist.
私には、母親が小説家の友人がいる。
whose mother(その友人の母親)が、後ろの文の主語。whose + 名詞で1つのかたまりです。
She is an author whose novels I really admire.
彼女は、私が小説を本当に賞賛している作家だ。
whose novels(その作家の小説)が admire の目的語。whose + 名詞が後ろの文の欠所を埋めています。
We visited a temple whose garden is famous.
私たちは、庭が有名な寺を訪れた。
先行詞が物(a temple)でも whose は使えます。a temple of which the garden is famous とも言えますが、whose が簡潔です。
4. つまずきやすい形
(1) whose の後ろは必ず名詞
whose + 名詞が基本形。後ろがいきなり名詞で始まるのが whose の目印です。who(後ろは動詞)や whom(後ろは S V)と区別できます。
(2) 人にも物にも使える
whose は先行詞が人でも物でも可。物のときは of which でも表せますが(a book the cover of which …)、whose のほうが簡潔です。
(3) who's と混同しない
whose(誰の・所有格)と who's(who is / who has の短縮)は別物。音が同じでも、綴りと働きが違います。
(4) whose + 名詞をひとまとまりで読む
読解では、whose + 名詞を1つのかたまりと捉え、それが後ろの文で主語か目的語かを見ます。かたまりを崩さないのがコツです。
5. 原理とのつながり
関係代名詞は、先行詞と後ろの文を「欠所」で結びます(第13講)。who は主語の欠所、whom / that は目的語の欠所を埋める。whose は「所有格の欠所」――後ろの文で「誰の/何の」にあたる所有の部分を、whose + 名詞で埋めます。だから whose の後ろは名詞で始まり、その〈whose + 名詞〉が主語や目的語として働く。「関係詞は後ろの文の欠所を埋める」という一貫した見方で捉えれば、who / whom / whose / which / that はすべて「どの欠所を埋めるか」の違いとして整理できます(省略・関係副詞)。
6. 次に読む
whose を、欠所から
whose は、先行詞の「所有」を表す関係代名詞です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。関係詞を「後ろの欠所を埋める」視点で捉え、読解で構造を追う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
