付帯状況の with の使い方|OがCの状態でを添える|英文法Q&A
― 「O が C の状態で」を添える
with + O + 補語は、「OがCの状態で/OをCにして」と、同時の状況を添える形です。補語には分詞・形容詞・前置詞句が来ます。O と補語の関係は「する(-ing)」か「される(過去分詞)」かで決まります。
Q. with his arms folded のような with は、どう使いますか?
A. これは付帯状況の withで、with + O + 補語の形。「O が C の状態で(〜したまま/〜しながら)」と、主節と同時の状況を添えます。O と補語の間には「O is C」の関係があり、O が「する」側なら現在分詞(-ing)、「される」側なら過去分詞。補語には形容詞・前置詞句も来ます。with the window open(窓を開けて)/with tears in her eyes(涙を目にためて)。SVOC の補語と同じ考え方で、無料講座『英文の原理』第24講で扱います。
1. 結論 ― O = C の状態を with で添える
付帯状況の with + O + 補語=「OがCの状態で」。O と補語は「O is C」の関係。O が「する」なら現在分詞(-ing)、「される」なら過去分詞。補語には形容詞・前置詞句も来る。「〜したまま/〜しながら」と訳す。
He slept with the TV playing.(テレビをつけたまま=テレビが「流れている」→-ing)
2. 補語の型
| 補語の形 | 関係 | 例 |
|---|---|---|
| 現在分詞 -ing | O が「する」(能動) | with his hair blowing |
| 過去分詞 | O が「される」(受動) | with her arms folded |
| 形容詞 | O の状態 | with the door open |
| 前置詞句 | O の位置・状況 | with a book in his hand |
3. 例文で確認
He sat there with his legs crossed.
彼は脚を組んで、そこに座っていた。
O(his legs)は「組まれる」側なので過去分詞 crossed。「脚を組んだ状態で」という付帯状況です。
She stood at the window with the curtains blowing in the wind.
彼女は、カーテンが風になびくなか、窓辺に立っていた。
O(the curtains)は「なびく」側(能動)なので現在分詞 blowing。O が動作の主体なら -ing です。
Don't talk with your mouth full. / He listened with a smile on his face.
口をいっぱいにして話さないで。/彼は顔に笑みを浮かべて聞いていた。
補語は形容詞(full)や前置詞句(on his face)でも可。「O が〜の状態で」を表します。
4. つまずきやすい形
(1) O が「する」か「される」かで分詞を選ぶ
O が動作の主体なら現在分詞(-ing)、受け手なら過去分詞。with his eyes shining(目が輝いて)/with his eyes closed(目を閉じて)。分詞の能動・受動と同じ判断です。
(2) 補語は分詞だけではない
形容詞(with the door open)、前置詞句(with a bag in her hand)、副詞(with the light on)も補語になります。「O + 状態」の形を広く取ります。
(3) 「〜したまま/〜しながら」と訳す
付帯状況の with は、主節と同時の状況。「〜したまま」「〜しながら」「〜のなか」などと訳すと自然です。
(4) 分詞構文との近さ
付帯状況は分詞構文(こちら)とも近く、with を使うとO(意味上の主語)を明示できます。with + O + 分詞は「主語つきの付帯状況」です。
5. 原理とのつながり
付帯状況の with は、「O + 補語」で小さな〈主語・述語〉を作り、それを with で主節に添える形です。O と補語の関係が「O is C」なのは、第5文型(SVOC)の O と C の関係と同じ。だから補語は、名詞・形容詞・分詞・前置詞句と、C になれるものが幅広く来られます。分詞のとき能動 -ing/受動過去分詞を選ぶのも、分詞構文や知覚・使役と同じ判断。「O をどんな状態として添えるか」で捉えれば、付帯状況は一つの型として整理できます(第24講)。
6. 次に読む
付帯状況を、O+補語から
付帯状況の with は、「O が C の状態で」を添える形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。O+補語の関係から捉え、分詞の能動・受動まで正確に扱う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
