原級比較 as … as の使い方|同じくらいを原級ではさむ|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|比較
原級比較 as … as の使い方
― 「同じくらい」を、原級ではさむ

as … as は、2つを比べて「同じくらい〜」と言う形です。ポイントはあいだが原級(形容詞・副詞のもとの形)であること。否定・倍数・「できるだけ」まで、この骨組みの応用です。

Q. as … as(原級比較)は、どう使いますか?
A. as + 原級 + as で「〜と同じくらい…」を表します(あいだは原級)。否定 not as / so … as は「〜ほど…でない」。倍数twice as … as(2倍)、three times as … as(3倍)のように as … asに置く。as … as possible は「できるだけ〜」。2者の程度を「そろえて比べる」形で、比較級(比較級・最上級)と対になります。

1. 結論 ― あいだは原級

判断基準

as + 原級 + as + 比べる相手=「〜と同じくらい…」。あいだは必ず原級(tall / fast など)。否定は not as / so … as(〜ほど…でない)。倍数・程度は as … as の前後で調整する。

He is as tall as his father.(同じくらい背が高い)
This is not as difficult as it looks.(見た目ほど難しくない)
twice as large as(…の2倍の大きさ)

2. 応用の形

意味
as … as 同じくらい〜 as fast as
not as/so … as 〜ほど…でない not as big as
倍数 + as … as 〜倍… twice as long as
as … as possible できるだけ〜 as soon as possible
as many/much … as 同じ数/量の〜 as many books as

3. 例文で確認

EX 1|as … as(同程度)

She can run as fast as her older brother.

彼女は、兄と同じくらい速く走れる。

あいだは副詞の原級 fastas … as で「同じくらい速く」。比較級(faster)は使いません。

EX 2|not as … as(〜ほど…でない)

Today is not as cold as yesterday.

今日は、昨日ほど寒くない。

否定 not as … as は「〜ほど…でない」。「昨日 > 今日」の寒さ、と分かります。so … as も同じ意味です。

EX 3|倍数・できるだけ

This building is three times as tall as that one. / Reply as soon as possible.

この建物はあの建物の3倍の高さだ。/できるだけ早く返信して。

倍数は as … asthree times as tall as)。as … as possible は「できるだけ〜」の定番です。

4. つまずきやすい形

(1) あいだは原級(比較級にしない)

as … as のあいだは、形容詞・副詞のもとの形× as taller asas tall as。比較級を入れないよう注意します。

(2) 倍数は as … as の前

「〜倍」は twice / three times / halfas … asに置きます。half as expensive as(半額)。

(3) 数・量は as many / as much

数の同等は as many + 複数名詞 + as、量は as much + 不可算名詞 + asI have as many books as you (do).

(4) as ... as possible = as ... as one can

「できるだけ〜」は as … as possible または as … as one canRun as fast as you can.(できるだけ速く走れ)。

5. 原理とのつながり

比較には、2つのやり方があります。優劣をつけるなら比較級(-er / more … than)、同等を示すなら原級比較(as … as)。どちらも「何を、どの基準で比べるか」という同じ土台の上にあり(第27講)、違いは「差をつけるか、そろえるか」だけです。as … as のあいだが原級なのは、差ではなく同じ程度を示すから。この対比を押さえると、not as … as(=比較級の逆向き)や倍数表現も、一つの骨組みの変形として理解できます。難関大の比較(省略・欠所)はこちら

6. 次に読む

原級比較を、比較の骨組みから

as … as は、2つの程度を「そろえて比べる」形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。比較を優劣・同等の骨組みから捉え、否定・倍数まで扱う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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