分詞構文の作り方・読み方|副詞節を分詞で圧縮|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|分詞
分詞構文の作り方・読み方
― 副詞節を、分詞で圧縮する

分詞構文は、「〜するとき」「〜なので」といった副詞節を、分詞で短くまとめた形です。作り方は機械的――接続詞と主語を省き、動詞を分詞(能動は -ing、受動は過去分詞)にするだけ。読解では逆に副詞節へ戻します。

Q. 分詞構文は、どう作りますか? どう読みますか?
A. 副詞節(接続詞 + S + V)から作ります――①接続詞を消す、②主語が主節と同じなら省く、③動詞を分詞に(能動=-ing、受動=過去分詞。being は省略可)。Walking home, I met a friend.(=When I was walking home …)。意味は時・理由・条件・付帯状況など文脈で判断。読解では副詞節に戻すと正確です。-ing の識別は無料講座『英文の原理』第24講で整理します。

1. 結論 ― 接続詞と主語を省き、分詞に

判断基準

分詞構文=副詞節を圧縮した形。接続詞を消し、主語が主節と同じなら省き、動詞を分詞に(能動は -ing、受動は過去分詞)。意味は時・理由・条件・付帯状況などで、文脈による。読むときは副詞節に戻す。

Because he was tired, he went to bed.(副詞節)
↓ 接続詞・主語を省き、分詞に
(Being) tired, he went to bed.(分詞構文)

2. 作る手順

① 接続詞を消すwhen / because / while …
② 主語が主節と同じなら省く(違えば残す=独立分詞構文)
③ 動詞を分詞に(能動→-ing、受動→過去分詞。being は省略されることが多い)

3. 例文で確認

EX 1|時・理由(能動=-ing)

Seeing the police officer, the boy ran away.

警官を見て、その少年は逃げた。

When/Because he saw … を圧縮。主語(少年)が主節と同じなので省き、動詞を seeing(能動)に。「見たとき/見たので」と読みます。

EX 2|受動(過去分詞・being 省略)

Written in simple English, this book is easy to read.

簡単な英語で書かれているので、この本は読みやすい。

Because it is written … を圧縮。受動なので過去分詞 writtenbeing は省略)。文頭の過去分詞は分詞構文の合図です。

EX 3|付帯状況(〜しながら)

She sat by the window, reading a novel.

彼女は窓辺に座って、小説を読んでいた。

主節と同時に起きている動作-ing で添える「付帯状況」。「〜しながら」と訳します。文末に置く形も多いです。

4. つまずきやすい形

(1) 能動は -ing、受動は過去分詞

主語が「する」側なら -ing、「される」側なら過去分詞。Surprised at the news, she cried.(驚かされた側=過去分詞)。感情の分詞と同じ判断です。

(2) being は省略されることが多い

過去分詞・形容詞の前の being はよく省かれます。(Being) young, he had no experience.文頭の過去分詞・形容詞を見たら分詞構文を疑います。

(3) 主語が違えば残す(独立分詞構文)

分詞の意味上の主語が主節と違うときは、主語を残しますIt being sunny, we went out.(天気が晴れなので)。主語を省くと誤りです。

(4) 読解では副詞節に戻す

意味(時・理由・条件・譲歩・付帯)は文脈で決まります。迷ったら接続詞を補って副詞節に戻し、前後関係から判断します(難関の分詞構文)。

5. 原理とのつながり

分詞構文は、副詞節を分詞で圧縮したものです。分詞(-ing/過去分詞)はもともと形容詞・副詞の働きを持ち、ここでは副詞として主節全体を修飾します(第24講)。だから、動名詞(名詞の働き)や現在分詞の後置修飾(形容詞の働き)と、同じ「-ing の働きを位置で見る」発想でつながります(現在分詞と動名詞)。作るときは副詞節を圧縮し、読むときは副詞節へ戻す――圧縮と展開の両方向で捉えると、書く力にも読む力にもなります。

6. 次に読む

分詞構文を、圧縮と展開から

分詞構文は、副詞節を分詞で圧縮した形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。分詞構文を圧縮・展開の両方向で捉え、読解と英作文に生かす力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

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