間接疑問の語順|文に埋め込むと平叙語順に戻る|英文法Q&A
― 文に埋め込むと「ふつうの語順」に戻る
疑問文を別の文の中に組み込むと、語順が変わります。Where is he? は倒置していますが、文に埋め込むと where he is と平叙文の語順(S+V)に戻る。これが間接疑問です。
Q. 間接疑問(文に埋め込んだ疑問)は、どんな語順になりますか?
A. 疑問文が別の文の一部(名詞のかたまり)になると、倒置をやめて平叙文の語順〈疑問詞 + 主語 + 動詞〉に戻ります。Do you know where the station is?(× where is the station)。do / does / did は消え、動詞を主語・時制に合わせます。yes / no で答える疑問文の埋め込みは if / whether で始めます。疑問文が「名詞のかたまり」になる感覚は、無料講座『英文の原理』第16講で整理します。
1. 結論 ― 埋め込むと平叙語順
疑問文を文に埋め込むと〈疑問詞 + 主語 + 動詞〉の平叙語順に戻る(倒置しない)。do / does / did は消し、動詞を主語・時制に合わせる。yes / no 疑問文の埋め込みは if / whether + S + V。
↓ 文に埋め込むと…
I don't know where he is.(間接=S+Vの平叙語順)
2. 直す手順
② 後ろを〈主語 + 動詞〉の平叙語順に(倒置を戻す)
③ do / does / did を消し、動詞を主語・時制に合わせる
※ yes / no 疑問文は if / whether で始める
3. 例文で確認
Where is the station? → Do you know where the station is?
駅はどこですか?→ 駅がどこにあるか知っていますか?
埋め込むと where the station is(S+V)。倒置をやめて平叙語順に戻します。
What time does it start? → I'm not sure what time it starts.
何時に始まりますか?→ 何時に始まるか、わからない。
does は消え、動詞は主語に合わせて starts。do / does / did を残さないのがポイントです。
Is she coming? → I wonder if she is coming.
彼女は来るのかな。
疑問詞のない(yes / no で答える)疑問文は、if または whether で始めて埋め込みます。後ろは平叙語順です。
4. つまずきやすい形
(1) 間接疑問は倒置しない
埋め込んだ中では、be動詞も助動詞も主語の後ろ。Tell me where he is.(× where is he)。Can you tell me how I can get there?(× how can I get)。
(2) do / does / did を残さない
Do you know what he wants?(× what does he want)。助動詞 do は消し、動詞を主語・時制に合わせます(want → wants)。
(3) 疑問詞が主語のときは語順そのまま
疑問詞自体が主語なら、もともと〈疑問詞=主語 + 動詞〉なので変わりません。Who broke it? → I know who broke it.(そのまま)。
(4) whether は to 不定詞や or not と相性がよい
whether は whether to go(行くべきか)や whether or not の形も可。if はこれらでは使いにくく、主語の位置にも置けません。
5. 原理とのつながり
間接疑問の正体は、疑問文が「名詞のかたまり(名詞節)」になって、文の一部(目的語など)に収まることです(第4講・第16講)。独立した疑問文の倒置(is he / does it)は「これは質問だ」という合図。しかし文の中に埋め込まれると、もう質問そのものではなく「〜かということ」という名詞になるので、合図の倒置は不要になり、平叙語順に戻ります。that 節(時制でも登場)と同じ「かたまり」の仲間だと捉えると、語順が腑に落ちます。
6. 次に読む
間接疑問を、名詞のかたまりから
間接疑問は、疑問文が名詞節になって平叙語順に戻る形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。疑問文を「かたまり」で捉え、語順を構造から正す力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
