regard A as B の意味|AをBとみなす(〜としてのas)|英文法Q&A
― AをBとみなす(as=〜として)
I regard him as a friend.(彼を友人とみなしている)。regard / think of / look on + A + as + B=「AをBとみなす・考える」。この as は「〜として」(資格・役割)。consider は as なしが普通です。
Q. 「彼を英雄とみなす」は regard him as a hero? それとも regard him a hero?
A. regard him as a hero(as が要る)が正解です。regard A as B=「A を Bとして見る → A を B とみなす」。この as は「〜として」(資格・役割)を表します。as を取る動詞は、「みなす・考える・言及する」系――regard/look on (upon)/think of/see / view/refer to(言及する)/describe(描写する)。一方、consider は as なしで consider him a hero(第5文型に近い形)が普通です(consider A as B も可)。さらに call / name / make / elect なども as を取りません(call him a hero)。見分けの芯は、間に「〜として」のクッション(as)を挟むか、A=B を直接結ぶか。受動態は A is regarded as B(AはBとみなされている)。これは remind A of B や provide A with B と同じ、「動詞 + A + 前置詞 + B」の仲間で、前置詞の芯が意味を決めています。
1. 結論 ― as=「〜として」、regard は as 必須
regard / think of / look on + A + as + B=「AをBとみなす」。as=〜として(資格・役割)。consider / call / make は as なし(consider A B)。
2. as の要否
| 動詞 | as |
|---|---|
| regard / look on / think of A as B | 必要 |
| consider A (as) B | 省略が普通 |
| call / name / make A B | 不要(SVOC) |
3. 例文で確認
I regard him as a close friend.
私は彼を、親しい友人とみなしている。
regard A as B=「AをBとみなす」。as(〜として)が必須。× regard him a friend とはしません。
We think of her as a genius.
私たちは彼女を、天才だと思っている。
think of A as B も同じ型。think 単独ではなく think of A as B の形です。
They consider him a hero.
彼らは彼を、英雄だと考えている。
consider A B=「AをBと考える」。as なしが普通(consider him as a hero も可)。
4. つまずきやすい形
(1) regard/look on/think of は as 必須
regard A as B、look on A as B、think of A as B。as を落とすと誤りです。
(2) consider は as なしが普通
consider A B(consider it important)。第5文型に近い形。as は省くのが自然です。
(3) call / name / make は SVOC
call him a hero、make her happy のように、as を使わず A と B を直接結びます。
(4) 受動態は as が残る
He is regarded as a genius.(彼は天才とみなされている)。受動態でも as B はそのまま残ります。
5. 原理とのつながり
regard A as B の as は、「〜として(資格・役割)」を表す as です。as の芯には「イコール・同等(〜と同じ状態で)」の感覚があり、そこから「〜として(A を、B という姿・資格で捉える)」が生まれます。regard A as B=「A を、B という姿として見る」=「A を B とみなす」。だから as を取るのは「みなす・考える・言及する」系の動詞――regard / look on / think of / see / view / refer to / describe / define。これらは「A を、B というレッテル・資格のもとで捉える」ので、間に「〜として」のクッション(as)を挟みます。一方、consider A B や call / name / make / elect A B は、A と B を直接結ぶ第5文型(SVOC)――A=B を「そのままイコール」で示すので、as は要りません(consider は両刀で as 任意)。つまり「as の要否」は、「〜としてのクッションを挟むか、直接イコールで結ぶか」の違いなのです。この as の「同等」の芯は、原級比較 as … as(同じくらい〜)の as とも一つながり。そして regard A as B は、remind A of B(of=について)、provide A with B(with=付随)と同じ、「動詞 + A + 前置詞 + B」の型です。前置詞(of / with / as)の芯のイメージが、その構文の意味を決めている――前置詞を意味の中心から捉えれば、動詞ごとの型が一望できます。それが土台です。
6. 次に読む
regard A as B を、「as=〜として」から
as は「同等」の芯――クッションを挟む動詞か、直接結ぶ動詞かが見分けられます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。前置詞の芯から構文を捉える力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
