英語の数の読み方|基数・序数・分数・小数・年号|英文法Q&A
― 基数・序数・分数・小数・年号
英語の数は、種類ごとに読み方の型があります。基数(one, two)、序数(first, second)、分数(分子=基数・分母=序数)、小数(1桁ずつ)、年号(2桁ずつ)。単位を積み上げる体系で捉えれば、丸暗記は要りません。
Q. 2/3 や 3.14、西暦 1985 は、英語でどう読みますか?
A. 数は種類ごとに読み方が決まっています。分数は分子=基数、分母=序数で、分子が2以上なら分母に -s。2/3 = two-thirds/1/3 = one-third/1/2 = a half/1/4 = a quarter。小数は小数点を point と読み、以下は1桁ずつ。3.14 = three point one four。年号は2桁ずつ。1985 = nineteen eighty-five/2000 = two thousand/2025 = twenty twenty-five。大きな数は3桁ごとにコンマで区切り、hundred / thousand / million は数詞の後で複数形にしません(two hundred、× two hundreds)。序数(first, second, third …)は日付・分数・世紀に使います。数を「単位の積み上げ+順番の序数」という体系で捉えるのがコツです。数える発想は可算・不可算とも通じます。
1. 結論 ― 種類ごとに読み方の型がある
基数=量(one, hundred)。序数=順番(first, 3rd)。分数=分子(基数)+分母(序数)、分子2以上で分母に -s。小数=point + 1桁ずつ。年号=2桁ずつ。大きな数の hundred/thousand/million は複数形にしない。
2. 種類と読み方
| 種類 | 読み方 | 例 |
|---|---|---|
| 分数 | 分子=基数/分母=序数 | 3/4 = three-quarters |
| 小数 | point + 1桁ずつ | 0.5 = (zero) point five |
| 年号 | 2桁ずつ | 1999 = nineteen ninety-nine |
| 大きな数 | 単位は複数形にしない | 3,500 = three thousand five hundred |
3. 例文で確認
About two-thirds of the students passed.
生徒の約3分の2が合格した。
2/3 = two-thirds。分子 two が2以上なので、分母 third に -s。1/2 = a half、1/4 = a quarter は特別な言い方です。
She was born in nineteen ninety-eight.
彼女は1998年に生まれた。
1998 = nineteen ninety-eight(2桁ずつ)。2000 = two thousand、2025 = twenty twenty-five または two thousand (and) twenty-five。
The stadium holds about fifty thousand people.
そのスタジアムは約5万人を収容する。
50,000 = fifty thousand。thousand は数詞の後で複数形にしません(× fifty thousands)。漠然と「数千の」は thousands of。
4. つまずきやすい形
(1) hundred / thousand / million は複数形にしない
数詞の後では two hundred / three thousand(× two hundreds)。ただし漠然と「何百もの」は hundreds of / thousands of と -s を付けます。
(2) 分数は分子2以上で分母に -s
1/3 = one-third、2/3 = two-thirds(分子2以上で分母 -s)。1/2 = a half、1/4 = a quarter は決まった言い方です。
(3) 小数以下は1桁ずつ
3.14 = three point one four(× point fourteen)。小数点以下は数字を1つずつ読みます。整数部は普通に読みます。
(4) 0 の読み方
0 は場面で変わります。電話番号・小数では oh または zero、スポーツの得点では nil / zero、電話番号は1桁ずつ読みます。
5. 原理とのつながり
英語の数は、バラバラの暗記ではなく「単位を積み上げる体系」として捉えられます。基数は量そのもので、hundred(百)/ thousand(千)/ million(百万) というまとまりの単位を、3桁ごとに区切って積み上げます(3,500 = three thousand + five hundred)。だから単位は「1つの位」として扱われ、数詞の後で複数形になりません。序数は「順番=何番目か」を表す別系統。ここで面白いのが分数です。1/3 = one-third の third は序数(3番目)ですが、これは「1を3等分した、その1つ分」を意味します。つまり序数が「等分した1単位」を表し、それを分子の数だけ集めると two-thirds(3分の1が2つ分)になる――だから分子が2以上で -s が付くのです。この「等分して積む」感覚は、倍数表現(X times as ~ as)が「基準に倍率を掛ける」のと表裏一体。小数・年号・電話番号を桁で区切るのも、「読みやすい単位に分ける」同じ発想です。数を「単位・順番・等分」の組み合わせで見れば、丸暗記は要りません。数える発想は可算・不可算とも地続きです。
6. 次に読む
数を、「単位の積み上げ」から
基数・序数・分数・小数・年号は、単位・順番・等分の組み合わせで読めます。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。小学生から、数を体系で身につける指導をします。全国どこからでも受講できます。
