The 比較級, the 比較級|〜すればするほど…|英文法Q&A

英文法Q&A 構造で解く|比較
The 比較級 …, the 比較級 …
― 「〜すればするほど、ますます…」

The + 比較級 …, the + 比較級 … は、「〜すればするほど、ますます…」と、2つの変化を比例させる形です。前半が条件、後半が帰結。比較級を the の直後に前へ出すのがコツです。

Q. 「〜すればするほど…」は、どう表しますか?
A. The + 比較級 + S + V, the + 比較級 + S + V の形です。The harder you practice, the better you become.(練習するほど、上達する)。前半(The harder …)が条件・原因、後半(the better …)が帰結。ポイントは、比較級にする語を the の直後に前へ出すこと。会話では The sooner, the better.(早いほどよい)のように短縮もします。比較級の応用として、無料講座『英文の原理』第28講で扱います。

1. 結論 ― 2つの比較級を比例させる

判断基準

The + 比較級 + S V, the + 比較級 + S V=「〜すればするほど、ますます…」。前半が条件、後半が帰結。比較級にする語(形容詞・副詞・more + 名詞)は、必ず the の直後に前置する。

You practice harder. → You become better.
↓ 比例させて1文に
The harder you practice, the better you become.

2. 作る手順

① 2つの文の、比例する語を比較級にするhard→harder, good→better
② それぞれ the + 比較級 を文頭に前置
③ 〈条件〉, 〈帰結〉の順に並べる(コンマで区切る)

3. 例文で確認

EX 1|基本の形

The higher we climbed, the colder it became.

高く登れば登るほど、寒くなった。

比較級 higher / colder を、それぞれ the の直後に前置。「登る」度合いと「寒さ」を比例させています。

EX 2|more + 名詞のかたまりごと前へ

The more money you have, the more you want.

お金を持てば持つほど、もっと欲しくなる。

more money のように、比較級+名詞はかたまりごと the の後ろへ。× The you have more money は誤りです。

EX 3|短縮形

The sooner, the better. / The more, the merrier.

早ければ早いほどよい。/多ければ多いほど楽しい。

決まり文句では S V を省いて短縮します。The 比較級, the 比較級 だけの形も、会話でよく使われます。

4. つまずきやすい形

(1) 比較級は the の直後に前置

比較級にする語は、必ず theすぐ後ろへ。The more you read, …(○)/× The you read more, …。もとの位置に残しません。

(2) 比較級+名詞はセットで動かす

more money / fewer mistakes のように、〈比較級+名詞〉はひとかたまりthe の後ろへ。名詞だけ残さないよう注意します。

(3) 前半が条件、後半が帰結

順序は〈条件〉,〈帰結〉。The more you sleep, the better you feel.(寝るほど→気分がよい)。逆にすると意味が変わります。

(4) be動詞は省略されることがある

短縮形では beS V が省かれます。The younger, the better.(=The younger they are, the better it is)。

5. 原理とのつながり

この構文は、比較級を使った「比例」の表現です。比較級はもともと「差」を示しますが(比較級・最上級)、ここでは2つの量の変化を連動させ、「一方が増えれば、もう一方も増える(減る)」という関係を作ります。比較級を the とともに前へ出すのは、「変化する部分」を目立たせて対応づけるため。前へ出して対応を見せる発想は、強調構文や倒置とも通じます。比較を「差をつける・そろえる・比例させる」の3方向で捉えると、as … as原級)も含めて一望できます(第28講)。

6. 次に読む

比例の比較を、構造から

The 比較級 …, the 比較級 … は、2つの変化を比例させる形です。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。比較を差・同等・比例の3方向で捉え、構文を自在に使う力を、指導します。全国どこからでも受講できます。

体験授業のご案内
『英文の原理』を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です