英検二次試験(面接)の型|骨格の明確な文で話す|英検英語
― 骨格の明確な文で話す
面接も、難しい表現は要りません。音読・描写・意見のどれも、骨格(S・V・O)の明確な文を、型に沿って口に出す。話す英語も、書く英語と同じ構造です。
英検の二次試験(面接・スピーキング)は、パッセージの音読、その内容についての質問、イラストの描写、そして自分の意見を述べる問題で構成されます。ここで詰まる原因の多くは、難しい表現を探して黙ってしまうこと。必要なのは、骨格の明確な文を、型に沿って口に出す力です。無料講座『英文の原理』第39講の「骨格から組み立てる」考え方が、話す英語にもそのまま効きます。
1. 原理 ― 話す英語も、骨格から
話すときも、まず述語動詞を決め、骨格(誰が・どうする・何を)を組む。難しい構文や語を探して黙るより、短い正しい文を型に沿って続けるほうが、伝わり、評価も高い。読む・書くと同じ構造の力が、話す力の土台になる。
面接で高評価を得るのに、凝った表現は要りません。骨格の明確な短い文を、つまらずに続けることが大切です。日本語で考えてから訳すのではなく、「誰が・どうする・何を」を英語の語順で口に出す(第4講)。書く英語で身につけた骨格が、話すときにも出てきます。
2. 面接の流れ(英検2級・準1級の例)
| 課題 | やること |
|---|---|
| 音読 | パッセージを声に出して読む。意味のまとまり(句・節)で区切る |
| No.1 | パッセージの内容についての質問。該当箇所を骨格で答える |
| No.2・No.3 | イラストの描写(人物の動作・状況) |
| No.4・No.5 | トピックについて自分の意見を述べる |
3. 描写の型 ― 主語+動詞を並べる
イラスト描写は、「誰が・何をしている」を1文ずつ並べます。現在進行形(be + -ing)が基本。凝った文は要りません。
4. 意見の型 ― 意見+理由
意見を述べる問題は、ライティングの型(意見→理由)を、話し言葉で使います。
理由:Because … / One reason is that …
補足:For example, … / Also, …
- 型
- 意見(Yes, I think so.)→理由(good for the environment)→補足(If … / Also …)
- 骨格
- 各文が S・V・O の短い平叙文。無生物主語(Public transportation is good … / it is cheaper …)で簡潔に
はい、そう思います。公共交通機関は環境に良いです。もっと多くの人が電車やバスを使えば、都市は大気汚染を減らせます。また、車を運転するより安いです。
意見→理由→補足の型で、骨格の短い文を続ける。難しい構文を狙わず、伝わる文を並べるのが、面接でも得点になります。
5. つまずきやすい形
(1) 黙るより、短い正しい文を出す
完璧な文を探して黙るのが、いちばんの失点。短くても骨格の正しい文を、つまらずに続けます。少し間違えても、話し続けるほうが評価されます。
(2) まず意見を1文で言う
意見の問題は、最初に立場を1文で示す(Yes, I think so.)。それから理由を続けます。結論を後回しにすると、まとまりません。
(3) 描写は1動作1文
イラスト描写は、1つの動作を1つの文で。be + -ing の現在進行形が基本。全部を一度に言おうとせず、1文ずつ確実に。
(4) 音読は意味のまとまりで区切る
音読は、単語ごとにぶつ切りにせず、句・節(意味のまとまり)で区切って読みます。前置詞句や関係詞節の切れ目を意識すると、自然に聞こえます(第7講)。
