whether と if の違い|〜かどうかを使える位置で|英文法Q&A
― 「〜かどうか」を、どこで使えるか
「〜かどうか」を表す whether と if。意味は近いですが、使える場所が違います。whether はほぼどこでも使える万能型、if は動詞の目的語の位置に限られます。
Q. 「〜かどうか」の whether と if は、どう使い分けますか?
A. どちらも「〜かどうか」の名詞節を作りますが、使える位置が違います。whether=主語・補語・目的語・前置詞の後ろ・to 不定詞・or not の直前――ほぼどこでも。if=動詞の目的語の位置に限られる。だから主語・補語・前置詞の後ろ・whether to・whether or not では whether だけ。目的語なら両方OK。名詞節の考え方は無料講座『英文の原理』第16講で整理します。
1. 結論 ― whether は万能、if は目的語だけ
「〜かどうか」の名詞節。whether は主語・補語・目的語・前置詞の後ろ・to 不定詞・or not 直前まで幅広く使える。if は動詞の目的語の位置に限られる。目的語以外は whether のみ。
Whether we win or lose doesn't matter.(主語=whetherのみ)
It depends on whether it rains.(前置詞の後ろ=whetherのみ)
2. 使える位置
| 位置 | whether | if |
|---|---|---|
| 動詞の目的語 | ○ | ○ |
| 主語・補語 | ○ | × |
| 前置詞の後ろ | ○ | × |
| whether to do | ○ | × |
| ... or not(直後) | ○ | × |
3. 例文で確認
I'm not sure if / whether the store is open today.
その店が今日開いているかどうか、わからない。
am not sure の目的語の位置なので、if でも whether でも可。会話では if も自然です。
Whether it succeeds depends on the plan. / We argued about whether to go.
成功するかどうかは計画次第だ。/行くかどうかで言い争った。
主語(Whether it succeeds)や前置詞 about の後ろは、whether のみ。if は使えません。
I can't decide whether to accept the offer or not.
その申し出を受けるかどうか、決められない。
whether + to 不定詞、whether or not の形は whether 専用。× if to / × if or not は使えません。
4. つまずきやすい形
(1) 目的語以外は whether
主語・補語・前置詞の後ろ・to 不定詞では whether のみ。if が使えるのは動詞の目的語の位置だけ、と覚えます。
(2) or not の位置
whether or not のように or not を直後に置けるのは whether。if は or not を文末になら置けます(if she comes or not)が、直後(× if or not)は不可。
(3) if は「もし」とまぎれる
if には「もし〜なら」(条件)の意味もあり、あいまいになることがあります。「〜かどうか」を明確にしたいときは whether が安全です。
(4) 迷ったら whether
使える範囲が広いのは whether。位置に迷ったら whether を選べば、まず間違いありません。
5. 原理とのつながり
whether / if が作るのは、「〜かどうか」という名詞のかたまり(名詞節)です(第16講)。名詞節は、主語・目的語・補語・前置詞の目的語という名詞の位置すべてに入れます――が、if だけは動詞の目的語という限られた場所でしか働けません。だから「どこに置くか(=どんな名詞の役割か)」を見れば、使えるのはどちらか分かります。これは、疑問文を名詞節にする間接疑問や、whether to do(疑問詞+to)と同じ「かたまりを位置で捉える」発想です。
6. 次に読む
whether / if を、位置から
whether と if は、「名詞節をどこに置くか」で決まります。日本英語塾は担任制のオンライン英語専門塾です。名詞節を位置から捉え、接続詞を正しく使い分ける力を、指導します。全国どこからでも受講できます。
