2026 UNIVERSITY ENGLISH ANSWERS
九大英語を答案と構造で読む

大学公式資料を基準に、日本英語塾が答案の作り方と英文構造を独自解説

前期はAIと視覚、イルカの言語、集合記憶、教師論、通勤グラフの5題です。後期工学部は量子論、サバクトビバッタ、スポーツ選択の3題で、読解と発信を一体で測ります。

著作権について:入試長文は転載せず、大学公式PDFへリンクします。本文解説は問題冊子の大問・設問番号に対応させ、構造確認に必要な短い範囲だけを引用しています。本ページの答案・採点観点は日本英語塾による独自解説で、大学公式見解ではありません。

全大問の構成と採点ポイント

大問 題材 形式 得点の軸
前期 1〜3 AI・イルカ・集合記憶 語彙・和訳・説明・選択・英文要約 構文把握と文章全体の趣旨
前期 4 優れた教師 約100語の意見英作文 三つ程度の資質を理由つきで展開
前期 5 大学職員の通勤手段 グラフ説明 割合の増減と比較を英語で記述
後期 1〜2 光の理論・バッタの生存戦略 読解・説明・英文要約 科学英文の因果関係
後期 3 スポーツの選択 75語前後の意見英作文 費用・時間・社会性などの比較

解答・解説の要点

公式発表で確認できる正答は記号・語句を整理し、記述問題は採点者に伝わる答案の組み立て方を示します。

前期1

選択はF・D・A・C、brain、A。見ることと理解することの境界、光が経験全体へ広がる比喩を、抽象語だけにせず関係が分かる日本語へ直します。

前期2

signature whistle と non-signature whistle の機能を対比し、前者は個体識別、後者は警告や質問などの意味伝達として整理します。選択はB・D・Dです。

前期3

他者の想起が自分の記憶に競合を起こす仕組みと、発言力の強い人が集団記憶を偏らせる仕組みを分けます。選択はA・C・C・Aです。

後期

大問1の選択はH・E・B・G・C、内容一致B。大問2の要約はバッタが乾燥時を生き抜くための特別な食料を持つ点を主語・動詞が明確な英文にします。

前期大問4型・独自答案:優れた教師に必要な資質

日本英語塾の独自答案

An excellent teacher combines clarity, curiosity, and respect. Clarity helps students understand not only what to do but why it matters. Curiosity allows a teacher to improve lessons and respond honestly when a question has no immediate answer. Respect creates a classroom where students can make mistakes without embarrassment. These qualities reinforce one another: students participate more actively when explanations are clear, questions are welcomed, and every learner is treated seriously.

71 words

答案の構造

資質を3点に限定し、各資質に1つの効果を対応。最後に三要素を統合して結論へ戻しています。

採点時の確認:設問への直接回答、理由の具体性、段落内の論理、主語と動詞の一致、時制、冠詞、語数を最後に点検します。

実物短文を1文ずつ構造分析

引用は構文確認に必要な短い1文に限定しています。長文全体は下の大学公式PDFを手元に開いてください。

Understanding how vision works is usually easier than building artificial intelligence systems.

日本語
視覚がどう働くかを理解する方が、AIシステムを構築するより通常は容易だ。
主節SVOC
Understanding ... S / is V / easier C。第2文型。
how vision works は Understanding の目的語となる間接疑問節。vision S / works V。
動詞
work は自動詞、is は連結動詞、build は他動詞。
修飾
usually は is easier に、than以下は比較対象にかかる。

九大英語の直前対策

  • 前期は5題あるため、英作文2題の時間を先に確保する
  • 説明問題は本文語句の羅列でなく因果関係を日本語化する
  • グラフでは数値・時点・増減の三点を必ず確認する

全大問を得点へ変える4段階

英文を読めた感覚と、採点される答案は同じではありません。大問ごとに「形式確認→根拠確保→得点要素→答案化」の順を固定します。

前期 1〜3|AI・イルカ・集合記憶

  1. 形式確認:語彙・和訳・説明・選択・英文要約
  2. 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
  3. 得点の中心:構文把握と文章全体の趣旨
  4. 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。

前期 4|優れた教師

  1. 形式確認:約100語の意見英作文
  2. 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
  3. 得点の中心:三つ程度の資質を理由つきで展開
  4. 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。

前期 5|大学職員の通勤手段

  1. 形式確認:グラフ説明
  2. 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
  3. 得点の中心:割合の増減と比較を英語で記述
  4. 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。

後期 1〜2|光の理論・バッタの生存戦略

  1. 形式確認:読解・説明・英文要約
  2. 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
  3. 得点の中心:科学英文の因果関係
  4. 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。

後期 3|スポーツの選択

  1. 形式確認:75語前後の意見英作文
  2. 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
  3. 得点の中心:費用・時間・社会性などの比較
  4. 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。

九大英語の設問別・時間配分

個人差があるため、実際の分数ではなく持ち時間を100とした比率で示します。最初の演習ではこの比率を計測し、得点率の高い大問へ少しずつ寄せてください。

処理区分
目安
時間内に行うこと
前期読解 1〜3
50%
設問を先に分類し、語彙・和訳・説明・要約の根拠を取る
前期英作文 4
20%
資質や理由を三点以内に絞り、約100語で展開する
前期グラフ 5
20%
時点と割合の変化を比較し、英文の主語を統一する
見直し
10%
語数、数値、比較、単複、冠詞、スペルを確認する

失点しやすい答案と直し方

誤答を正解へ置き換えるだけでは、次の年度で同じ失点を繰り返します。誤った処理と修正動作を一組で記録してください。

説明問題で本文を直訳する

問いに必要な関係だけを抽出し、主語・因果が明確な日本語にする。

二種類の用語の違いを混ぜる

signature / non-signature のような対比は、機能・対象・具体例の三列で整理する。

100語英作文で資質を列挙するだけ

各資質が授業や学生にどんな効果を生むかを一文ずつ説明する。

グラフで時点を書き落とす

数値には必ず年・対象・単位を対応させる。

独自模範答案の追加SVOC分析

上の模範答案から、他のテーマにも転用しやすい文をさらに分解します。英文を暗記するのではなく、文型と動詞の使い方を再利用します。

Clarity helps students understand not only what to do but why it matters.

日本語
明確さは、何をするかだけでなく、なぜ重要かを学生が理解する助けになる。
骨格
Clarity (S) / helps (V) / students (O) / understand (C)。
文法
help O do のSVOC。not only A but B が二つの間接疑問を並列する。

These qualities reinforce one another.

日本語
これらの資質は互いを強め合う。
骨格
These qualities (S) / reinforce (V) / one another (O)。
文法
reinforce は他動詞。one another は相互関係を表す代名詞。

解説を読んだ後の実戦演習

解説を閉じ、自分の手で再現できたところまでが学習です。次の三つを48時間以内に行います。

演習 1

大問2の二種類の口笛を、名称・機能・伝達内容の比較表にする。

演習 2

大問3の集合記憶を、個人・集団・発言力の強い人の三者関係で図示する。

演習 3

教師以外の職業を一つ選び、必要な三資質を90〜110語で書く。

記述答案のセルフ採点表

大学の正式な配点ではなく、日本英語塾が答案を改善するために使う確認表です。各項目を0〜2点、合計10点で評価し、0点の項目から書き直します。

観点 2点 1点 0点
設問対応 問いへ直接答えている 一部だけ答えている 別の話題を書いている
根拠・理由 本文根拠または理由が明確 関係はあるが曖昧 根拠がない
構成 情報の順序が自然 重複や飛躍が一部ある 論理関係が追えない
文法・語法 意味を妨げる誤りがない 軽微な誤りがある 主語・動詞関係が崩れる
指定条件 字数・語数・言語を満たす わずかに外れる 条件を見落としている

この表は大学公式の採点基準ではありません。復習時に改善箇所を具体化するための独自指標です。

過去問演習後7日間の復習計画

当日 正答確認の前に、時間切れ・知識不足・構造誤認・設問誤読へ失点を分類する。
翌日 和訳・説明・英作文を解説を閉じて再作成し、最初の答案との差分へ印を付ける。
3日後 重要英文の主節SVOC、従属節、動詞の自他、修飾先を白紙から再現する。
5日後 同じ構文を使った別テーマの英文を三文作り、語法を辞書で確認する。
7日後 間違えた設問だけ時間を測って解き直し、セルフ採点表で8点以上を目指す。

九大英語のよくある質問

九大英語は前期と後期で同じ対策ですか。

構文・語彙・要約・英作文の基礎は共通ですが、後期工学部は科学題材と短い英語要約への対応を重点化します。

英語要約は本文の語をそのまま使えますか。

必要な専門語は利用できますが、文全体を写すのではなく、問いに合う主語と動詞で簡潔に再構成します。

自由英作文で三つの理由は必要ですか。

必須ではありません。指定語数に応じて二つでも十分です。理由を列挙するより説明を付ける方が明確です。

グラフ記述で最初に何を書きますか。

図全体の主要傾向を一文で述べ、その後に代表的な数値を比較します。

大学公式の問題・解答資料

参照日:2026年7月29日。公開状況やURLは大学側の都合で変更される場合があります。