大学公式資料を基準に、日本英語塾が答案の作り方と英文構造を独自解説
外国語学部以外の英語Aと外国語学部の英語Fを分けて確認します。精密な和訳、長文の要点整理、自由英作文、和文英訳を総合的に測る試験です。
全大問の構成と採点ポイント
| 大問 | 題材 | 形式 | 得点の軸 |
|---|---|---|---|
| 英語A I | 英文和訳2題 | 社会行動の起源・歴史認識 | 非制限which、分詞、慣用表現、多義語 |
| 英語A II | 長文読解 | 動物と芸術 | 具体例と筆者の抽象的主張を往復して説明 |
| 英語A III・IV | 自由英作文・和文英訳 | post-truth、知覚・学問 | 論点整理と自然な英文構成 |
| 英語F I〜V | 和訳・長文・英作文・和文英訳・リスニング | AI電力、希望、ものづくり、蜂 | 外国語学部向けの発信力と聴解を含む総合問題 |
解答・解説の要点
公式発表で確認できる正答は記号・語句を整理し、記述問題は採点者に伝わる答案の組み立て方を示します。
which の先行詞と、facilitating / advanced が修飾する語を確定してから訳します。比喩表現は単語を直訳せず、前後の「認識が根本から変わる瞬間」へ合わせます。
動物の行動例を列挙するだけでは不足です。各例が「意図」「美的評価」「人間の文化活動」とどう関係するかを1対1で対応させます。
希望が問題を悪化させる条件と、その因果関係を本文から抽出します。解答は主張・根拠・結果の順に圧縮すると明確になります。
数値・用途・経済効果をメモ欄で分類し、聞こえた順ではなく設問が求める分類順で答案化します。
英語F大問III型・独自答案:人として恥ずべき行為とその理由
The most shameful act is deliberately humiliating someone who cannot defend themselves. Such behavior does more than hurt one person; it signals to everyone nearby that power matters more than dignity. Silence can then spread because witnesses fear becoming the next target. A decent community depends on people using their strength responsibly. When we see humiliation, we should interrupt it, support the victim, and make clear that cruelty is not a form of leadership.
答案の構造
定義→個人への害→周囲への波及→規範→行動提案の順。deliberately、do more than、depends on を使い、理由を具体化しています。
実物短文を1文ずつ構造分析
引用は構文確認に必要な短い1文に限定しています。長文全体は下の大学公式PDFを手元に開いてください。
Artistic intentions may sometimes obstruct communication.
阪大英語の直前対策
- 英語Aと英語Fを取り違えず、志望学部の問題形式で演習する
- 和訳は多義語を前後2文の論理から決める
- 自由英作文は抽象論の後に必ず具体的な行動か事例を置く
全大問を得点へ変える4段階
英文を読めた感覚と、採点される答案は同じではありません。大問ごとに「形式確認→根拠確保→得点要素→答案化」の順を固定します。
英語A I|英文和訳2題
- 形式確認:社会行動の起源・歴史認識
- 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
- 得点の中心:非制限which、分詞、慣用表現、多義語
- 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。
英語A II|長文読解
- 形式確認:動物と芸術
- 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
- 得点の中心:具体例と筆者の抽象的主張を往復して説明
- 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。
英語A III・IV|自由英作文・和文英訳
- 形式確認:post-truth、知覚・学問
- 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
- 得点の中心:論点整理と自然な英文構成
- 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。
英語F I〜V|和訳・長文・英作文・和文英訳・リスニング
- 形式確認:AI電力、希望、ものづくり、蜂
- 最初の処理:設問が求める答えの種類を決め、本文中の根拠候補へ印を付ける。
- 得点の中心:外国語学部向けの発信力と聴解を含む総合問題
- 答案化:根拠を必要な順に並べ、設問の指定言語・字数・語数へ合わせる。
阪大英語の設問別・時間配分
個人差があるため、実際の分数ではなく持ち時間を100とした比率で示します。最初の演習ではこの比率を計測し、得点率の高い大問へ少しずつ寄せてください。
失点しやすい答案と直し方
誤答を正解へ置き換えるだけでは、次の年度で同じ失点を繰り返します。誤った処理と修正動作を一組で記録してください。
志望学部の冊子名と大問構成を最初に確認し、演習記録にもA/Fを明記する。
比喩の前後にある具体的な出来事を先に取り、文脈に合う日本語へ置き換える。
事例が筆者の主張をどう支えるかまで一文で結ぶ。
理由を二つに絞り、各理由に説明または具体例を添える。
独自模範答案の追加SVOC分析
上の模範答案から、他のテーマにも転用しやすい文をさらに分解します。英文を暗記するのではなく、文型と動詞の使い方を再利用します。
Such behavior signals that power matters more than dignity.
A decent community depends on people using their strength responsibly.
解説を読んだ後の実戦演習
解説を閉じ、自分の手で再現できたところまでが学習です。次の三つを48時間以内に行います。
英語Aの和訳箇所で、whichの先行詞と各分詞の被修飾語だけを図示する。
英語Fの長文を「通念・反論・条件・結論」の4項目で100字以内に要約する。
自由英作文を80語で書き、理由ごとに1文ずつ削っても論旨が残るか確認する。
記述答案のセルフ採点表
大学の正式な配点ではなく、日本英語塾が答案を改善するために使う確認表です。各項目を0〜2点、合計10点で評価し、0点の項目から書き直します。
| 観点 | 2点 | 1点 | 0点 |
|---|---|---|---|
| 設問対応 | 問いへ直接答えている | 一部だけ答えている | 別の話題を書いている |
| 根拠・理由 | 本文根拠または理由が明確 | 関係はあるが曖昧 | 根拠がない |
| 構成 | 情報の順序が自然 | 重複や飛躍が一部ある | 論理関係が追えない |
| 文法・語法 | 意味を妨げる誤りがない | 軽微な誤りがある | 主語・動詞関係が崩れる |
| 指定条件 | 字数・語数・言語を満たす | わずかに外れる | 条件を見落としている |
この表は大学公式の採点基準ではありません。復習時に改善箇所を具体化するための独自指標です。
過去問演習後7日間の復習計画
| 当日 | 正答確認の前に、時間切れ・知識不足・構造誤認・設問誤読へ失点を分類する。 |
|---|---|
| 翌日 | 和訳・説明・英作文を解説を閉じて再作成し、最初の答案との差分へ印を付ける。 |
| 3日後 | 重要英文の主節SVOC、従属節、動詞の自他、修飾先を白紙から再現する。 |
| 5日後 | 同じ構文を使った別テーマの英文を三文作り、語法を辞書で確認する。 |
| 7日後 | 間違えた設問だけ時間を測って解き直し、セルフ採点表で8点以上を目指す。 |
阪大英語のよくある質問
阪大英語Aと英語Fの違いは何ですか。
対象学部と出題構成が異なります。英語Fは外国語学部向けで、リスニングを含む総合的な発信力も測ります。
和訳では意訳してもよいですか。
構文上の関係と意味を落とさない範囲で自然な日本語にします。比喩や慣用表現の逐語訳は、かえって文意を損なうことがあります。
自由英作文の採点で優先すべき点は何ですか。
設問への直接回答、理由の論理、文法的な正確さです。語彙の難しさだけを上げても得点は安定しません。
過去問の復習に何を残すべきですか。
誤答理由、根拠箇所、書き直した答案、次回の確認項目を一枚にまとめます。
大学公式の問題・解答資料
- 英語F(外国語学部)試験問題(大学公式PDF)
- 英語A(外国語学部以外)試験問題(大学公式PDF)
- 英語F(外国語学部)解答例・出題意図(大学公式PDF)
- 英語A(外国語学部以外)解答例・出題意図(大学公式PDF)
参照日:2026年7月29日。公開状況やURLは大学側の都合で変更される場合があります。