英検®3級長文対策|知らない単語が出たときの考え方と推測法を完全解説
英検®3級の長文を読んでいると、「この単語知らない…」という瞬間が必ずあります。そのたびに止まっていたら時間が足りなくなります。しかし、知らない単語が出てきても、正しい推測方法を使えば答えが見つかることがほとんどです。この記事では、知らない単語への対処法と、文脈・語根から意味を推測する方法を解説します。
この記事で学べること
- 知らない単語が出たときの「止まらない」思考法
- 文脈から単語の意味を推測する3つの方法
- 語根・接頭辞・接尾辞から意味を推測する方法
- 「選択肢の照合」で知らない単語を乗り越えるテクニック
- オリジナル問題4問(語彙推測練習)
英検®3級の合格基準とCSEスコア
英検®3級の一次試験合格基準CSEスコアは1103です。知らない単語があっても設問に答えられる力は、長文読解の得点安定に直結します。
「止まらない」思考法|知らない単語への基本姿勢
知らない単語が出たときの心構え
- 1単語がわからなくても、文全体の意味は70〜80%わかることが多い
- 英検®3級の設問は「本文の一言一句を全部理解する」ことを要求していない
- 「この単語はわからないけど、前後を読めばわかる可能性が高い」と考える
- わからない単語は「?」として置いておいて、先に進む
知らない単語が設問に関係するかを判断する
設問のキーワードが含まれる文の中の単語が分からない場合は推測が必要ですが、設問と関係のない段落の単語なら、わからないままでも答えられることがあります。まず設問を先に読んで、どの単語が「設問に関係しているか」を判断しましょう。
文脈から意味を推測する3つの方法
方法1:前後の文を読んで意味を推測する
知らない単語を含む文の「前の文」と「後の文」を読むと、その単語のポジティブ・ネガティブの方向性や意味が推測できます。
例:
The drought was so devastating that many farmers lost their crops. They could not earn enough money to survive.
「devastating(壊滅的な)」を知らなくても、「農家が作物を失った・生き残れない」という後の文からネガティブな意味だと推測できます。
方法2:同格・説明のパターンを見る
英語の文章では「知らない語 = その説明」という構造が多く使われます。ダッシュ(—)・コンマ・「that is」「which means」などの後ろに説明が来ます。
例:
She is a philanthropist, a person who donates money to help others.
コンマの後ろに "a person who donates money to help others(他者を助けるためにお金を寄付する人)" と説明があります。
方法3:対比・逆接からポジティブ・ネガティブを判断する
「however / but / although / on the other hand / while」という逆接・対比の接続詞の前後で、意味の方向が逆になります。
例:
The weather was treacherous. However, the team decided to continue the expedition.
however の前後が逆の方向を向いているので、「天気が〇〇だったけど続けた(続けることが難しい状況)」→ treacherous はネガティブな意味(危険な・過酷な)だと推測できます。
語根・接頭辞・接尾辞から意味を推測する
| 語根/接頭辞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| un- | 〜でない・反対 | unhappy / unusual / unable |
| re- | 再び・元に戻す | review / rebuild / return |
| dis- | 〜でない・否定 | disagree / dislike / disappear |
| pre- | 前・事前の | preview / prepare / predict |
| over- | 過度に | overcrowded / overwork / overeat |
| -less | 〜がない | careless / hopeless / useless |
| -ful | 〜に満ちた | helpful / careful / powerful |
| -tion/-sion | 名詞化 | education / pollution / decision |
選択肢の照合で乗り越えるテクニック
語彙推測問題(「The word X is closest in meaning to〜」という設問)では、4つの選択肢から正解を選べれば、問われている単語の意味がわからなくても解けます。
- 選択肢の中でポジティブ・ネガティブを分類する
- 文脈からポジティブかネガティブかを判断する
- 2択に絞ってから文脈に合う方を選ぶ
オリジナル語彙推測問題4問
問題1
After years of perseverance, she finally achieved her goal of becoming a doctor.
Q: "perseverance" の意味に最も近いのはどれか?
- giving up easily
- continued effort despite difficulties
- getting help from others
- making quick decisions
正解:2 ― 「長年の〜の後にようやく達成した」→ ポジティブな努力を表す語。
問題2
The noise from the construction site was so disruptive that students could not concentrate on their studies.
Q: "disruptive" の意味に最も近いのはどれか?
- enjoyable and interesting
- causing problems and interruptions
- very quiet and peaceful
- easy to understand
正解:2 ― 「〜なので集中できなかった」→ ネガティブな意味。dis-(否定)の接頭辞も手がかり。
問題3
The scientist verified the results by repeating the experiment three times before publishing them.
Q: "verified" の意味に最も近いのはどれか?
- ignored
- created
- confirmed
- deleted
正解:3(confirmed) ― 「結果を3回繰り返して〜してから発表した」→ 「確認する(confirm)」が最も自然。
問題4(長文の文脈推測)
The town was once flourishing, with many shops and restaurants. However, after the factory closed, most businesses shut down and many residents left.
Q: "flourishing" の意味に最も近いのはどれか?
- very poor and struggling
- quiet and empty
- thriving and successful
- isolated and lonely
正解:3(thriving and successful) ― however の前(ポジティブ)・後(ネガティブ)の対比から、flourishing はポジティブな意味(繁栄している)だと推測できます。
家庭学習での練習方法
英文を読む際に「知らない単語が出たら前後の文を読んで推測する」習慣をつけましょう。推測したあとに答え合わせをすることで、推測の精度が上がります。
英論会でできる対策
英論会では語彙推測法を含む長文読解の戦略を個別に指導します。「知らない単語で止まらない読み方」を身につけることで、長文全体の得点率が上がります。代表・藤原進之介のもとプロ講師が対応します。英論会には条件を満たした受講生を対象とした英検®合格保証制度があります。
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