英検®準2級対策|高校中級レベルの文法を完全整理|分詞・仮定法・関係副詞・完了進行形まで解説
英検®準2級対策|高校中級レベルの文法を完全整理|分詞・仮定法・関係副詞・完了進行形まで解説
英検®3級から準2級への移行で、多くの生徒が「文法が急に難しくなった」と感じます。分詞の形容詞的用法・仮定法過去・関係副詞・受動態と完了形の組み合わせなど、高校英語で初めて登場する文法項目が準2級の出題範囲に含まれています。
この記事では、英検®準2級に必要な高校中級レベルの文法を、英語が苦手な高校生でも理解できるよう整理しました。各文法項目の核心となる「なぜその形を使うのか」という理解を大切にし、オリジナル問題5問で確認します。
この記事で学べること
- 英検®準2級で問われる高校中級文法の全体像
- 分詞の形容詞的用法(現在分詞・過去分詞)
- 仮定法過去(If I were〜, I would〜)の使い方と直説法との違い
- 関係副詞(where / when / why / how)の使い方
- 受動態と完了形の組み合わせ(has been built など)
- although / while / since / unless の接続詞
英検®準2級の合格基準とCSEスコア
英検®準2級の一次試験合格基準CSEスコアは1322です。文法問題は語彙・長文・ライティングと連携しており、高校中級文法を正確に理解していることが、すべての技能で安定したスコアを取る土台になります。
英検®準2級 高校中級文法の全体マップ
| 文法項目 | 英検®での出題 | 優先度 |
|---|---|---|
| 分詞の形容詞的用法 | 文法問題・長文 | ★★★★★ |
| 仮定法過去(If〜were / had) | 文法問題・長文 | ★★★★★ |
| 関係副詞(where / when) | 文法問題・長文 | ★★★★☆ |
| 受動態と完了形の組み合わせ | 文法問題・長文 | ★★★★☆ |
| although / while / since / unless | 文法問題・ライティング | ★★★★☆ |
| 不定詞の応用表現(seem to / tend to など) | 文法問題・長文 | ★★★☆☆ |
| 動名詞しかとれない動詞 | 文法問題 | ★★★☆☆ |
| 比較表現の応用(as〜as / not as〜as) | 文法問題・長文 | ★★★☆☆ |
文法項目①|分詞の形容詞的用法
核心:「能動」なら現在分詞、「受動」なら過去分詞
分詞を名詞の説明に使う「形容詞的用法」では、名詞と分詞の関係が「能動(自らやっている)」なら現在分詞(ing形)、「受動(〜された)」なら過去分詞を使います。
| 例文 | 分詞の種類 | なぜその形か |
|---|---|---|
| the barking dog(吠えている犬) | 現在分詞(barking) | 犬が自分で吠えている(能動) |
| a broken window(割れた窓) | 過去分詞(broken) | 窓が誰かに割られた(受動) |
| the girl reading a book(本を読んでいる女の子) | 現在分詞(reading) | 女の子が自分で読んでいる(能動) |
| the language spoken in Brazil(ブラジルで話されている言語) | 過去分詞(spoken) | 言語が話されている(受動) |
感情を表す分詞の使い分け(準2級頻出):
- interesting(面白い)← ものや状況が主語:「〜は面白い」
- interested(興味がある)← 人が主語:「〜は興味がある」
- exciting(わくわくさせる)/ excited(わくわくしている)
- surprising(驚くべき)/ surprised(驚いている)
文法項目②|仮定法過去
核心:「現実でないことを仮定するために、あえて過去形を使う」
| 種類 | 形 | 意味 |
|---|---|---|
| 直説法(現実の条件) | If it rains, I will stay home. | 雨が降ったら(本当に降るかも) |
| 仮定法過去(非現実) | If it rained, I would stay home. | もし雨が降ったら(実際には降っていない) |
仮定法では、if 節に過去形(be動詞は were)を使い、主節にwould / could / might + 動詞原形を使います。
- If I were taller, I could be a basketball player.(もし背が高ければ、バスケ選手になれるのに)
- I wish I had more time.(時間がもっとあればいいのに)← I wish + 仮定法
「were」は人称に関わらず使う:仮定法では「If I were you〜」のように、主語が I でも were を使います(was も会話では使われますが、文法問題では were が求められます)。
文法項目③|関係副詞(where / when / why / how)
核心:「前置詞+関係代名詞」を1語に省略したもの
| 関係副詞 | 先行詞の種類 | 例 |
|---|---|---|
| where | 場所(place, town, city, country) | This is the town where I was born.(私が生まれた町) |
| when | 時(time, day, year, moment) | I remember the day when we first met.(初めて会った日) |
| why | 理由(reason) | Tell me the reason why you were late.(遅刻した理由) |
| how | 先行詞なし(方法・様子) | This is how she solved the problem.(彼女が問題を解いた方法) |
関係代名詞との違い:「関係代名詞(who/which/that)」は後ろに主語か目的語が欠けた不完全な文が来ます。「関係副詞(where/when など)」は後ろに完全な文が続きます。この違いを意識するだけで選択問題が解きやすくなります。
文法項目④|受動態と完了形の組み合わせ
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| has/have been + 過去分詞 | 現在完了の受動態(〜されてきた) | The bridge has been repaired.(橋は修繕されてきた) |
| was/were being + 過去分詞 | 過去進行形の受動態(〜されている最中だった) | The road was being built when we arrived.(私たちが到着したとき道は建設中だった) |
| will have been + 過去分詞 | 未来完了の受動態(〜されているだろう) | By next year, the building will have been completed.(来年までには建物は完成しているだろう) |
ポイント:「has been + 過去分詞」が準2級で最頻出です。受動態(be + 過去分詞)と現在完了(have/has + 過去分詞)が組み合わさって「has been + 過去分詞」になる、と覚えましょう。
文法項目⑤|準2級頻出の接続詞
| 接続詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| although / though | 〜にもかかわらず・〜だけれども | Although she studied hard, she didn't pass the test. |
| while | 〜する間・〜する一方で | While I was studying, my sister was watching TV. |
| since | 〜なので(理由)・〜してから(時) | Since it was raining, we canceled the picnic. |
| unless | 〜でない限り(= if not) | Unless you study hard, you won't pass the exam. |
| as long as | 〜する限り(条件) | You can use my bike as long as you return it by evening. |
オリジナル問題にチャレンジ
問題1(分詞)
The documents ( ) by the manager need to be sent to the client by tomorrow.
- approving
- approved
- approve
- to approve
正解:2(approved)
「マネージャーによって承認された書類」→ 書類は承認される側(受動)なので過去分詞 approved を使います。approving では「書類が承認している」という意味になり不自然です。
問題2(仮定法)
If the weather ( ) better, we would go camping this weekend.
- is
- was
- were
- will be
正解:3(were)
「実際には天気が良くないが、もし良ければ」という非現実の仮定です。仮定法では be動詞を were(主語に関わらず)にします。"is" では直説法(現実の条件)になってしまいます。
問題3(関係副詞)
Chicago is the city ( ) my grandfather was born and raised.
- which
- that
- where
- when
正解:3(where)
先行詞は "the city"(場所)で、後ろに完全な文(my grandfather was born and raised)が続きます。場所を先行詞にとる関係副詞は where です。which/that を使う場合は後ろの文が不完全(主語か目的語が欠ける)になる必要があります。
問題4(接続詞)
( ) the project was challenging, the team completed it on time.
- Unless
- Although
- Because
- Since
正解:2(Although)
「プロジェクトは難しかったが、チームは時間内に完了した」という逆接の文です。逆接を表す接続詞は although / though です。unless(〜でない限り)・because・since(理由)はいずれも文脈に合いません。
問題5(受動態+完了形)
The new hospital ( ) since last summer, and it will open next month.
- is building
- has been building
- has been built
- was build
正解:3(has been built)
「昨年の夏から建設されてきた」という継続の現在完了受動態です。「has been + 過去分詞(built)」が正解です。"has been building" は能動(病院が自ら建設している)という意味になり不自然です。
英語が苦手な生徒へのアドバイス
「高校英語の文法が難しい」と感じるのは、多くの場合「なぜその形を使うのか」という理解が抜けているからです。英論会の代表・藤原進之介は、自身の数学学習の経験から「暗記で乗り切ろうとすると、応用が効かなくなる」という真実を知っています。文法も同じで、「なぜこの形か」を理解することが、試験で応用できる力につながります。
難しく感じる文法ほど、まず1つの例文を完全に理解してから問題に取り組みましょう。理解が先で、練習が後です。逆の順番では力がつきません。
家庭学習での勉強法と保護者サポート
高校中級文法は中学文法の延長です。「分詞が難しい」と感じる場合は、まず「受動態(be + 過去分詞)」と「現在進行形(be + ing)」を確実に理解しているか確認してください。この2つが土台になっています。
保護者の方へ:準2級の文法は「なぜその形か」という理解が重要です。ただ暗記させるのではなく、お子さんに「これはなぜこの形なの?」と聞いてみてください。説明できれば理解している証拠です。
英論会でできる対策
英論会では高校中級文法を「形の暗記」ではなく「使われる場面の理解」から指導します。分詞・仮定法・関係副詞など、準2級で新たに出てくる文法項目を、英語が苦手な高校生でも理解できるよう丁寧に解説します。代表・藤原進之介のもと、プロ講師が個別対応します。英論会には条件を満たした受講生を対象とした英検®合格保証制度があります。
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本記事の問題は、英検®の出題形式・級レベルを参考に、数強塾グループが独自に作成したオリジナル問題です。公益財団法人 日本英語検定協会の公式問題・過去問・リスニング原稿・画像等を転載したものではありません。英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。本コンテンツは同協会の承認・推奨・提携等を受けたものではありません。
