高校1年生から始める英語参考書ガイド【2025年最新版】受験英語のプロが本音で徹底比較・おすすめランキング

「高校に入学したけど、どの英語参考書を使えばいいかわからない…」「周りはみんな違う参考書を使っていて迷う…」

こんな悩みを抱えている高校1年生のあなた、安心してください。参考書選びで3年後の大学受験の合否が大きく変わるといっても過言ではありません。しかし、正しい選び方さえ知っていれば、迷うことなく最短ルートで実力をつけることができます。

私は日本英語塾の代表として、15年以上にわたり3,000人以上の受験生を指導してきました。東大・京大に合格した生徒、偏差値40から早慶に逆転合格した生徒など、様々なケースを見てきた経験から断言できます。高校1年生のうちに正しい参考書を選び、正しい順番で学習することが、難関大学合格への最大の近道なのです。

この記事では、2025年最新の情報をもとに、高校1年生が本当に使うべき英語参考書を、単語・文法・長文・英文解釈の分野別に徹底解説します。最後まで読めば、あなたに最適な参考書と学習プランが必ず見つかります。

1. この記事の概要と選定基準

1-1. この記事で紹介する参考書の選定基準

本記事では、以下の5つの厳格な基準をもとに、全25冊の英語参考書を厳選しました。

選定基準 詳細 重視した理由
①実績 難関大学合格者の使用率が高い 結果を出している参考書には理由がある
②継続性 改訂を重ね10年以上売れ続けている 一時的なブームではなく本質的な良書
③到達点 高1から始めて難関大学レベルまで到達可能 途中で買い替える必要がない
④独学適性 解説が詳しく、一人でも理解できる 高校1年生でも挫折しにくい
⑤コスパ 価格に見合った、またはそれ以上の価値 受験勉強は長期戦、費用対効果も重要

1-2. 高校1年生が学ぶべき英語の4分野

大学受験の英語は、大きく以下の4分野に分かれます。高校1年生のうちは、特に①単語と②文法の基礎固めが最優先です。

分野 高1での優先度 学習の目安時期 到達目標
英単語 ★★★★★ 高1の4月〜高2の夏 基本2000語を完璧に
英文法 ★★★★★ 高1の4月〜高1の3月 高校文法を一通り理解
英文解釈 ★★★☆☆ 高1の秋〜高2の夏 基本構文を正確に読める
長文読解 ★★☆☆☆ 高1の冬〜本格的には高2から 300語程度の英文をスラスラ読める

2. 【比較表】高校1年生におすすめの英語参考書一覧

2-1. 英単語帳 比較表

順位 書名 著者 出版社 定価(税込) 収録語数 対象レベル 難易度
1位 システム英単語 霜康司・刀祢雅彦 駿台文庫 1,100円 約2,200語 高1〜難関大 ★★★☆☆
2位 英単語ターゲット1900 ターゲット編集部 旺文社 1,210円 1,900語 高1〜難関大 ★★★☆☆
3位 必携英単語LEAP 竹岡広信 数研出版 1,089円 約1,900語 高1〜難関大 ★★★☆☆
4位 速読英単語 必修編 風早寛 Z会 1,540円 約1,900語 高1〜MARCH ★★☆☆☆
5位 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁 鉄緑会英語科 KADOKAWA 2,310円 約3,000語 高1〜東大・医学部 ★★★★★
6位 Stock4500 関正生 文英堂 1,100円 約1,600語 高1〜MARCH ★★☆☆☆

2-2. 英文法参考書 比較表

順位 書名 著者 出版社 定価(税込) ページ数 対象レベル 難易度
1位 総合英語Evergreen 川崎芳人ほか いいずな書店 1,870円 672頁 高1〜難関大 ★★★☆☆
2位 大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 大岩秀樹 ナガセ 1,100円 240頁 中学〜高1 ★☆☆☆☆
3位 英文法ポラリス1 関正生 KADOKAWA 1,320円 320頁 高1〜共通テスト ★★☆☆☆
4位 高校英文法をひとつひとつわかりやすく。 学研編集部 学研プラス 1,320円 192頁 高1基礎 ★☆☆☆☆
5位 Vision Quest 総合英語 Ultimate 野村恵造ほか 新興出版社啓林館 1,760円 584頁 高1〜難関大 ★★★☆☆

2-3. 英文法問題集 比較表

順位 書名 著者 出版社 定価(税込) 問題数 対象レベル 難易度
1位 Next Stage 英文法・語法問題 瓜生豊・篠田重晃 桐原書店 1,463円 約1,500問 高1〜難関大 ★★★☆☆
2位 Vintage 英文法・語法 篠田重晃 いいずな書店 1,595円 約1,500問 高1〜難関大 ★★★☆☆
3位 スクランブル英文法・語法 中尾孝司 旺文社 1,485円 約1,400問 高1〜MARCH ★★☆☆☆
4位 Power Stage 英文法・語法問題 瓜生豊 桐原書店 1,518円 約1,600問 高1〜難関大 ★★★☆☆
5位 Engage 英文法・語法 いいずな書店編集部 いいずな書店 1,496円 約1,200問 高1〜MARCH ★★☆☆☆

2-4. 英文解釈参考書 比較表

順位 書名 著者 出版社 定価(税込) 例文数 対象レベル 難易度
1位 英文読解入門 基本はここだ! 西きょうじ 代々木ライブラリー 935円 50例文 高1〜高2 ★★☆☆☆
2位 入門英文解釈の技術70 桑原信淑・杉野隆 桐原書店 1,430円 70例文 高1〜MARCH ★★★☆☆
3位 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 肘井学 KADOKAWA 1,540円 高1〜共通テスト ★★☆☆☆
4位 基礎英文解釈の技術100 桑原信淑・杉野隆 桐原書店 1,485円 100例文 高2〜難関大 ★★★★☆
5位 英文解釈の技術100 杉野隆・桑原信淑 桐原書店 1,485円 100例文 高2〜東大・医学部 ★★★★★

2-5. 英語長文問題集 比較表

順位 書名 著者 出版社 定価(税込) 長文数 対象レベル 難易度
1位 英語長文レベル別問題集3 標準編 安河内哲也・大岩秀樹 ナガセ 990円 12題 高1〜高2基礎 ★★☆☆☆
2位 英語長文ハイパートレーニング レベル1 安河内哲也 桐原書店 1,485円 12題 高1〜高2基礎 ★★☆☆☆
3位 やっておきたい英語長文300 杉山俊一ほか 河合出版 1,005円 30題 高1〜高2 ★★☆☆☆
4位 英語長文ポラリス1 関正生 KADOKAWA 1,320円 12題 高1〜共通テスト ★★☆☆☆
5位 The Rules 英語長文問題集1 関正生 旺文社 1,430円 12題 高1〜高2 ★★☆☆☆

3. 各書籍の詳細レビュー

【英単語帳】第1位:システム英単語(シス単)

基本情報

  • 著者:霜康司・刀祢雅彦
  • 出版社:駿台文庫
  • 定価:1,100円(税込)
  • ページ数:375ページ
  • 発行年:初版1998年、改訂5版2019年
  • ISBN:978-4-7961-1138-7

特徴と強み

システム英単語は、「ミニマルフレーズ」という独自のコンセプトが最大の特徴です。単語を単独で覚えるのではなく、2〜5語程度の短いフレーズで覚えることで、単語の使い方まで同時に習得できます。

例えば「acquire」という単語なら「acquire knowledge(知識を習得する)」というフレーズで覚えます。これにより、英作文やスピーキングにも応用できる実践的な語彙力が身につきます。

こんな人におすすめ

  • 効率的に語彙力をつけたい人
  • 将来的に英作文も得意にしたい人
  • 難関国公立・早慶を目指す人

口コミ・評判

「高1の夏からシス単を始めて、高2の終わりには偏差値が55→68まで上がりました。フレーズで覚えるので、長文を読むときも『あ、これ見たことある』という感覚が増えます」(早稲田大学合格・Aさん)

日本英語塾の評価:★★★★★

私が指導してきた生徒の中で、最も多くの難関大学合格者が使っていた単語帳です。迷ったらこれを選べば間違いありません。

【英単語帳】第2位:英単語ターゲット1900

基本情報

  • 著者:ターゲット編集部
  • 出版社:旺文社
  • 定価:1,210円(税込)
  • ページ数:528ページ
  • 発行年:初版1984年、改訂6版2020年
  • ISBN:978-4-01-034645-7

特徴と強み

累計発行部数4,000万部以上を誇る、日本で最も売れている英単語帳です。「でる順」に単語が配列されており、重要度の高い単語から効率的に学習できます。

シンプルな「一語一義」形式で、短時間で多くの単語を暗記したい人に最適です。無料アプリ「ターゲットの友」と連携することで、スキマ時間を活用した学習も可能です。

こんな人におすすめ

  • シンプルに単語を覚えたい人
  • アプリを活用したい人
  • 学校の定期テスト対策も兼ねたい人

口コミ・評判

「シス単と迷いましたが、シンプルさでターゲットを選びました。通学時間にアプリでテストして、1日100語のペースで回せています」(東京大学合格・Bさん)

日本英語塾の評価:★★★★★

歴史と実績が証明する王道の単語帳。特に高校の授業や定期テストと並行して使いたい人におすすめです。

【英単語帳】第3位:必携英単語LEAP

基本情報

  • 著者:竹岡広信
  • 出版社:数研出版
  • 定価:1,089円(税込)
  • ページ数:464ページ
  • 発行年:2018年
  • ISBN:978-4-410-14455-6

特徴と強み

「ドラゴン桜」のモデルにもなったカリスマ講師・竹岡広信先生が手がけた単語帳です。「Active」と「Passive」に単語を分類し、発信語彙と受容語彙を区別して学習できる点が革新的です。

各単語に「CEFRレベル」(国際的な語学力指標)が明記されており、自分の到達度を客観的に把握できます。

こんな人におすすめ

  • 英語4技能をバランスよく伸ばしたい人
  • 将来的に英検やTOEFLも視野に入れている人
  • 論理的に英語を学びたい人

日本英語塾の評価:★★★★☆

比較的新しい単語帳ですが、完成度が非常に高いです。学校採用も増えており、今後の定番になる可能性大です。

【英単語帳】第4位:速読英単語 必修編

基本情報

  • 著者:風早寛
  • 出版社:Z会
  • 定価:1,540円(税込)
  • ページ数:384ページ
  • 発行年:初版1992年、改訂第7版2022年
  • ISBN:978-4-86531-458-2

特徴と強み

長文を読みながら単語を覚えるという画期的なコンセプトの単語帳です。70本の英文を通じて、文脈の中で自然に単語を習得できます。

単語暗記と長文読解の練習を同時に行えるため、学習効率が非常に高いのが魅力です。付属CDで音声学習も可能。

こんな人におすすめ

  • 単調な暗記が苦手な人
  • 読解力も同時に伸ばしたい人
  • リスニング対策も兼ねたい人

日本英語塾の評価:★★★★☆

単語帳と長文問題集の「一石二鳥」を狙える優れた教材です。ただし、基礎文法が不安な人はまず文法を固めてから取り組むことをおすすめします。

【英単語帳】第5位:鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁

基本情報

  • 著者:鉄緑会英語科
  • 出版社:KADOKAWA
  • 定価:2,310円(税込)
  • ページ数:666ページ
  • 発行年:初版2009年、改訂版2020年
  • ISBN:978-4-04-604196-7

特徴と強み

東大合格者を多数輩出する名門塾「鉄緑会」が開発した、最強レベルの単語帳です。約3,000語を「テーマ別」に分類し、関連語をまとめて覚えられる構成が特徴です。

イラストや語源解説が豊富で、「なぜその意味になるのか」を深く理解しながら学習できます。

こんな人におすすめ

  • 東大・京大・医学部を目指す人
  • 語彙を徹底的に極めたい人
  • 暗記だけでなく「理解」を重視する人

日本英語塾の評価:★★★★★

量・質ともに最高峰。高1から始めれば、高3までに盤石の語彙力が身につきます。ただし、中途半端に取り組むと挫折しやすいので、覚悟を持って取り組む人向けです。

【英文法】第1位:総合英語Evergreen

基本情報

  • 著者:川崎芳人ほか
  • 出版社:いいずな書店
  • 定価:1,870円(税込)
  • ページ数:672ページ
  • 発行年:2017年
  • ISBN:978-4-86460-371-3

特徴と強み

かつて大ベストセラーだった「総合英語Forest」の後継書として誕生した、最も信頼性の高い文法書です。高校で学ぶ英文法のすべてを網羅しており、「調べる」「読む」「理解する」の3通りの使い方ができます。

図解やイラストが豊富で、抽象的な文法概念も視覚的に理解できます。高1から受験直前まで、ずっと手元に置いておきたい一冊です。

こんな人におすすめ

  • 英文法を体系的に学びたい人
  • 辞書的に使える文法書が欲しい人
  • 難関大学を目指す人

日本英語塾の評価:★★★★★

高校英文法の「バイブル」と呼べる一冊。すべての受験生に持っていてほしい参考書です。

【英文法】第2位:大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

基本情報

  • 著者:大岩秀樹
  • 出版社:ナガセ(東進ブックス)
  • 定価:1,100円(税込)
  • ページ数:240ページ
  • 発行年:2014年
  • ISBN:978-4-89085-711-1

特徴と強み

中学英語に不安がある人の救世主となる一冊です。講義形式のわかりやすい解説で、英文法の基礎の基礎から丁寧に学べます。

「高校英語についていけない」「中学の時から英語が苦手だった」という人でも、この本から始めれば必ず理解できるようになります。

こんな人におすすめ

  • 英語が苦手で中学レベルから不安な人
  • 文法用語の意味がよくわからない人
  • ゼロからやり直したい人

日本英語塾の評価:★★★★★

英語が苦手な生徒には、まずこの本から始めてもらっています。基礎を固めれば、その後の伸びが全く違います。

【英文法】第3位:英文法ポラリス1

基本情報

  • 著者:関正生
  • 出版社:KADOKAWA
  • 定価:1,320円(税込)
  • ページ数:320ページ
  • 発行年:2017年
  • ISBN:978-4-04-601741-2

特徴と強み

スタディサプリの人気講師・関正生先生による、「暗記ではなく理解」を重視した文法問題集です。なぜそのルールが存在するのか、本質的な解説が魅力です。

問題演習と解説が見開きで完結する構成で、スキマ時間でも取り組みやすいのがポイントです。

こんな人におすすめ

  • 丸暗記が嫌いな人
  • 「なぜ?」を大切にする人
  • 共通テストレベルを目指す人

日本英語塾の評価:★★★★☆

関先生の解説は本当にわかりやすく、英語嫌いを克服するきっかけになります。

【英文法問題集】第1位:Next Stage 英文法・語法問題

基本情報

  • 著者:瓜生豊・篠田重晃
  • 出版社:桐原書店
  • 定価:1,463円(税込)
  • ページ数:512ページ
  • 発行年:初版1999年、4th Edition 2014年
  • ISBN:978-4-342-43127-3

特徴と強み

累計発行部数1,500万部超の大定番問題集です。文法・語法・イディオム・会話表現・語彙・発音・アクセントまで、入試で問われるすべてを網羅しています。

左ページに問題、右ページに解説という見開き構成で、効率的に演習できます。これ1冊を完璧にすれば、文法問題で困ることはほぼありません。

こんな人におすすめ

  • 文法の総仕上げをしたい人
  • 網羅的に演習したい人
  • MARCH以上を目指す人

日本英語塾の評価:★★★★★

私が指導する生徒全員に、高2の終わりまでに最低3周は取り組んでもらっている必須教材です。

【英文法問題集】第2位:Vintage 英文法・語法

基本情報

  • 著者:篠田重晃
  • 出版社:いいずな書店
  • 定価:1,595円(税込)
  • ページ数:544ページ
  • 発行年:2014年
  • ISBN:978-4-86460-305-8

特徴と強み

Next Stageと双璧をなす、もう一つの大定番です。「Evergreen」と同じいいずな書店から出版されており、相性が抜群です。

Next Stageよりも解説がやや詳しいと評判で、「なぜ間違いなのか」をしっかり理解したい人に向いています。

こんな人におすすめ

  • Evergreenを使っている人
  • 解説の詳しさを重視する人
  • 難関国公立を目指す人

日本英語塾の評価:★★★★★

Next StageかVintageか、好みの問題です。書店で見比べて、レイアウトが気に入った方を選べばOKです。

【英文解釈】第1位:英文読解入門 基本はここだ!

基本情報

  • 著者:西きょうじ
  • 出版社:代々木ライブラリー
  • 定価:935円(税込)
  • ページ数:164ページ
  • 発行年:2005年
  • ISBN:978-4-89680-691-7

特徴と強み

英文解釈の入門書として最も有名な一冊です。わずか50の例文を通じて、英文を正確に読むための「基本」が身につきます。

薄い本ですが、内容は非常に濃いです。この本を完璧にマスターすれば、それまで「なんとなく読んでいた」英文が、論理的に読めるようになります。

こんな人におすすめ

  • 英文解釈をゼロから学びたい人
  • 長文を読むと主語や動詞がわからなくなる人
  • 薄い本から始めたい人

日本英語塾の評価:★★★★★

高1の秋〜冬にぜひ取り組んでほしい一冊。この本との出会いが、英語人生を変えた生徒を何人も見てきました。

【英文解釈】第2位:入門英文解釈の技術70

基本情報

  • 著者:桑原信淑・杉野隆
  • 出版社:桐原書店
  • 定価:1,430円(税込)
  • ページ数:216ページ
  • 発行年:2008年
  • ISBN:978-4-342-72577-3

特徴と強み

「英文解釈の技術」シリーズの入門編です。70の例文を通じて、SVOCの把握から複雑な構文まで段階的に学習できます。

「基本はここだ!」よりも演習量が多く、より実践的な力が身につきます。CDも付属しており、音読学習にも最適です。

こんな人におすすめ

  • 「基本はここだ!」の次に取り組みたい人
  • 演習量を確保したい人
  • MARCHレベルを目指す人

日本英語塾の評価:★★★★★

「基本はここだ!」→「入門70」→「基礎100」という流れが、英文解釈のゴールデンルートです。

【長文読解】第1位:英語長文レベル別問題集3 標準編

基本情報

  • 著者:安河内哲也・大岩秀樹
  • 出版社:ナガセ(東進ブックス)
  • 定価:990円(税込)
  • ページ数:144ページ
  • 発行年:2007年
  • ISBN:978-4-89085-761-6

特徴と強み

レベル1(超基礎)からレベル6(難関)まで、6段階に細分化されたシリーズの中間レベルです。高校1年生が長文読解を始めるのに最適なレベル設定です。

すべての長文に構文解析と全訳が付いており、一人でも正確に学習を進められます。

こんな人におすすめ

  • 長文読解の第一歩を踏み出したい人
  • レベルに合った問題集を探している人
  • 独学で進めたい人

日本英語塾の評価:★★★★☆

高1の冬から始めて、高2の夏までにレベル4まで進めるのが理想的です。

【長文読解】第2位:英語長文ハイパートレーニング レベル1

基本情報

  • 著者:安河内哲也
  • 出版社:桐原書店
  • 定価:1,485円(税込)
  • ページ数:224ページ
  • 発行年:2008年
  • ISBN:978-4-342-27239-7

特徴と強み

「音読」を重視した長文問題集です。各長文に音読トレーニングの方法が詳しく解説されており、読解力とリスニング力を同時に鍛えられます。

速読・精読・音読の3ステップ学習法が身につく、非常に実践的な問題集です。

こんな人におすすめ

  • 音読学習を取り入れたい人
  • 読むスピードを上げたい人
  • リスニング対策も兼ねたい人

日本英語塾の評価:★★★★★

音読は最強の英語学習法です。この本で正しい音読の方法を身につけてください。

4. 志望校別・目的別おすすめの選び方

4-1. 志望校レベル別おすすめ参考書セット

志望校レベル 英単語帳 英文法書 英文法問題集 英文解釈 長文問題集
東大・京大・医学部 鉄壁 or シス単 Evergreen Vintage 基本はここだ!→入門70→基礎100→技術100 やておき300→500→700→1000
早慶・旧帝大 シス単 or ターゲット1900 Evergreen Next Stage 基本はここだ!→入門70→基礎100 レベル別3→4→5→やておき500
MARCH・関関同立 ターゲット1900 or LEAP Evergreen Next Stage or スクランブル 基本はここだ!→入門70 レベル別3→4→ポラリス1→2
日東駒専・産近甲龍 ターゲット1400 or Stock3000 高校英文法をひとつひとつ スクランブル or Engage 基本はここだ! レベル別2→3→ハイトレ1
地方国公立 ターゲット1900 or 速単必修 Evergreen Vintage 基本はここだ!→入門70 レベル別3→4→やておき300→500

4-2. 現在のレベル別おすすめスタート地点

現在の状況 偏差値目安 単語帳 文法書 最初にやるべきこと
中学英語から不安 〜40 中学英単語ターゲット1800 大岩のいちばんはじめの英文法 中学範囲の総復習を最優先
高校の授業についていけていない 40〜50 ターゲット1400 or Stock3000 高校英文法をひとつひとつ 基礎固めを焦らず丁寧に
授業は理解できている 50〜55 シス単 or ターゲット1900 Evergreen + Next Stage 高1のうちに文法を固める
英語が得意 55〜60 シス単 or 鉄壁 Evergreen + Vintage 英文解釈に着手してOK
英語がかなり得意 60〜 鉄壁 Evergreen + Vintage 長文演習を並行して進める

5. 効果的な使い方・学習スケジュール

5-1. 高校1年生の年間学習スケジュール

時期 メインタスク 使用参考書 1日の学習時間目安
4月〜6月 中学範囲の総復習+単語開始 大岩の英文法 + シス単(1章〜2章) 60分
7月〜8月 高校文法の基礎固め+単語継続 Evergreen(通読) + シス単(2章〜3章) 90分
9月〜11月 文法問題演習開始+英文解釈入門 Next Stage(1周目) + 基本はここだ! 90分
12月〜1月 文法問題演習継続+長文入門 Next Stage(2周目) + レベル別3 90分
2月〜3月 総復習+弱点補強 苦手分野の重点復習 + シス単(全範囲復習) 90分

5-2. 各参考書の具体的な進め方

【単語帳の使い方】

■ 基本原則:「毎日100語・7日で1周」

  1. 1日目〜7日目:1日100語ずつ、7日間で700語を1周する
  2. 8日目〜14日目:同じ700語をもう1周(2周目)
  3. 15日目〜21日目:同じ700語をもう1周(3周目)
  4. 22日目〜:次の700語に進み、同様に繰り返す

ポイント:1語1語を完璧にするのではなく、何度も繰り返し出会うことで記憶に定着させる

周回数 目的 1語あたりの時間 1日の学習時間
1周目 「見たことある」状態にする 5秒 約10分
2周目 「意味がわかる」状態にする 3秒 約5分
3周目以降 「即答できる」状態にする 1秒 約3分

【文法参考書の使い方】

■ Evergreenの使い方

  1. 通読(1〜2ヶ月):まず1冊を通読し、英文法の全体像を把握する
  2. 辞書的使用(常時):問題を解いてわからなかった時に該当箇所を読み返す
  3. 再読(定期テスト前):テスト範囲を重点的に読み込む

■ Next Stage / Vintageの使い方

周回数 やり方 期間目安
1周目 全問解き、間違えた問題に×印をつける 2〜3ヶ月
2周目 ×印の問題のみ解き直す 1ヶ月
3周目 全問解き、完璧を目指す 2週間
4周目以降 間違えた問題のみ繰り返す 随時

【英文解釈の使い方】

■「基本はここだ!」の進め方

  1. 例文を見て、自分なりに訳してみる(紙に書く)
  2. 解説を読み、自分の訳と比較する
  3. SVOCなどの構文を確認し、理解する
  4. 例文を10回音読する
  5. 翌日、同じ例文を見て訳せるか確認する

ポイント:「わかった気になる」ではなく「自力で訳せる」まで繰り返す

5-3. 1日の学習スケジュール例

時間帯 学習内容 使用参考書 所要時間
朝(登校前) 単語の復習(前日分) シス単 or ターゲット 10分
通学時間 単語の新規学習 シス単 or ターゲット(アプリ可) 20分
昼休み 文法問題演習 Next Stage or Vintage 15分
帰宅後 英文解釈 or 長文読解 基本はここだ! or レベル別 30分
就寝前 その日学んだ単語の最終確認 シス単 or ターゲット 10分

合計:約85分/日

部活動をしている高校1年生でも、スキマ時間を活用すれば1日90分程度の英語学習は十分可能です。大切なのは「毎日継続すること」。週末にまとめてやるより、毎日少しずつ積み重ねる方が圧倒的に効果的です。

5-4. 長期休暇(夏休み・冬休み)の集中学習プラン

長期休暇 目標 1日の学習時間 具体的なタスク
夏休み(40日間) 文法の基礎完成+単語1500語習得 3〜4時間 ・Evergreen通読完了
・シス単1章〜3章を5周
・Next Stage 1/3完了
冬休み(2週間) 英文解釈の基礎習得 3時間 ・基本はここだ!完了
・単語の総復習
・Next Stage 2周目
春休み(2週間) 長文読解のスタート 3時間 ・レベル別問題集3完了
・入門英文解釈70開始
・弱点分野の補強

6. 参考書選びで失敗しないための3つの鉄則

鉄則1:「1冊を完璧に」が最強の戦略

参考書選びで最もありがちな失敗は、「あれもこれも手を出して、どれも中途半端」になってしまうことです。

私が15年間で見てきた難関大学合格者に共通していたのは、「使った参考書の数は少ないが、1冊を徹底的にやり込んでいた」という点です。

失敗パターン 成功パターン
5冊の単語帳を1周ずつ 1冊の単語帳を10周
3冊の文法問題集をそれぞれ2周 1冊の文法問題集を6周
「もっといい参考書があるかも」と常に探している 「この1冊を極める」と決めて愚直に取り組む

日本英語塾からのアドバイス
「参考書を変えたい」と思ったら、まず今の参考書を最低3周はやり切ってください。それでも合わないと感じたら、そこで初めて別の参考書を検討しましょう。

鉄則2:自分のレベルに合った参考書から始める

「難関大学を目指すから、最初から難しい参考書を使おう」という考えは大きな間違いです。

基礎が固まっていない状態で難しい参考書に取り組んでも、理解できずに挫折するだけです。「今の自分が7〜8割理解できるレベル」から始めることが、最終的には最短ルートになります。

参考書の難易度 理解度の目安 判断
簡単すぎる 9割以上すぐにわかる 1つ上のレベルへ
ちょうど良い 7〜8割は理解できる この参考書を使う
難しすぎる 5割以下しかわからない 1つ下のレベルから

書店で10分間立ち読みして、7〜8割理解できる参考書を選びましょう。

鉄則3:「インプット」と「アウトプット」のバランスを取る

参考書を「読む」だけでは、英語力は伸びません。必ず「問題を解く」「音読する」「書く」というアウトプットをセットで行いましょう。

分野 インプット(理解) アウトプット(定着)
単語 単語帳を見る・読む 赤シートで隠してテスト・書き取り
文法 Evergreenで解説を読む Next Stageで問題演習
英文解釈 解説を読んで理解する 例文を音読・自力で訳す
長文 解説を読む・構文を確認する 時間を計って解く・音読する

理想的なバランスは「インプット3:アウトプット7」です。多くの受験生がインプット偏重になりがちですが、アウトプットの量を増やすことで、学習効率は飛躍的に向上します。

7. よくある質問(Q&A)

Q1. シス単とターゲット、どちらを選ぶべきですか?

A. どちらも素晴らしい単語帳なので、「好み」で選んでOKです。

両者の違いを簡単にまとめると:

システム英単語 ターゲット1900
覚え方 フレーズで覚える 一語一義で覚える
メリット 使い方まで身につく 短時間で回せる
向いている人 英作文も得意にしたい人 シンプルに暗記したい人
アプリ 有料 無料(ターゲットの友)

迷ったら、書店で両方を見比べて、レイアウトや雰囲気が「好き」と感じた方を選んでください。毎日使うものなので、直感的な好みは重要です。

Q2. 学校で配られた参考書と市販の参考書、どちらを優先すべきですか?

A. 基本的には「学校の参考書」を優先してください。

理由は3つあります:

  1. 定期テスト対策になる:学校の参考書から出題されることが多い
  2. 先生に質問できる:わからない箇所を授業中や放課後に質問しやすい
  3. 内申点に影響:推薦入試を考えている場合、定期テストの成績は重要

ただし、学校の参考書だけでは不十分な場合(レベルが合わない、解説が少ないなど)は、市販の参考書を「補助教材」として追加するのがおすすめです。

Q3. 高1の段階で共通テスト対策は必要ですか?

A. 高1のうちは「基礎固め」に専念してください。共通テスト対策は高2の冬からで十分です。

共通テストの英語は、基礎力がしっかりしていれば自然と解けるようになります。高1の段階で共通テスト形式の問題に取り組んでも、基礎力が不足していれば効果は薄いです。

学年 優先すべきこと
高1 単語・文法の基礎固め
高2前半 英文解釈・長文読解の基礎
高2後半 共通テスト形式に慣れる
高3 志望校別の過去問演習

Q4. 部活が忙しくて勉強時間が取れません。どうすればいいですか?

A. 「スキマ時間の活用」と「優先順位の明確化」がカギです。

部活で忙しい高校生でも、1日の中には意外とスキマ時間があります:

  • 通学時間(往復30〜60分)
  • 授業の休み時間(1日合計50分程度)
  • 就寝前の10分

これらを活用するだけで、1日60分以上の学習時間を確保できます。

また、限られた時間の中では「単語」を最優先にしてください。単語は毎日継続しないと忘れてしまいますが、文法や長文は週末にまとめて取り組んでも効果があります。

Q5. 独学で進めるか、塾に通うべきか迷っています。

A. 自分で計画を立てて実行できるなら独学でOK。そうでなければ塾の活用を検討してください。

独学に向いている人:

  • 自分で学習計画を立てられる
  • わからないことを自分で調べて解決できる
  • モチベーションを自分で維持できる

塾を活用した方がいい人:

  • 何をどの順番でやればいいかわからない
  • 一人だとサボってしまう
  • わからないことをすぐに質問したい

独学と塾のハイブリッドとして、「参考書学習をメインにしつつ、定期的にプロのアドバイスを受ける」というスタイルもおすすめです。

8. 日本英語塾に相談しよう

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。高校1年生から正しい参考書を選び、正しい方法で学習を進めれば、志望校合格への道は必ず開けます

しかし、実際に学習を進める中で、様々な疑問や不安が出てくることでしょう。

  • 「自分のレベルに本当に合っている参考書はどれ?」
  • 「今のペースで間に合うのか不安…」
  • 「苦手分野をどう克服すればいい?」
  • 「志望校に合格するために、何を優先すべき?」

そんなときは、ぜひ日本英語塾の無料相談をご活用ください。

📚 日本英語塾の無料相談でできること

  • 現状分析:あなたの今のレベルを正確に診断
  • 参考書選定:あなたに最適な参考書をピンポイントでアドバイス
  • 学習計画作成:志望校合格までのロードマップを作成
  • 勉強法指導:効率的な学習方法を具体的にレクチャー

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日本英語塾 公式サイト

15年以上の指導経験を持つ受験英語のプロフェッショナルが、あなたの志望校合格を全力でサポートします。「参考書選びで失敗したくない」「効率的に英語力を伸ばしたい」という方は、お気軽にご相談ください。

高校1年生の今から正しい努力を始めれば、3年後の春には必ず笑顔で志望校の門をくぐることができます。一緒に頑張りましょう!


まとめ:高校1年生から始める英語参考書選びのポイント

最後に、この記事のポイントを整理しておきます。

分野 最もおすすめの参考書 選んだ理由
英単語帳 システム英単語 ミニマルフレーズで実践的な語彙力が身につく
英文法書 総合英語Evergreen 高校英文法のすべてを網羅した信頼の一冊
英文法問題集 Next Stage 1,500問超の圧倒的な網羅性
英文解釈 基本はここだ! 英文解釈の基礎が50例文で身につく
長文読解 英語長文レベル別問題集3 高1のレベルに合った適切な難易度

参考書選びの3つの鉄則(おさらい)

  1. 1冊を完璧に:複数の参考書を浅くやるより、1冊を深くやり込む
  2. 自分のレベルに合った参考書を選ぶ:7〜8割理解できるレベルからスタート
  3. インプットとアウトプットのバランス:読むだけでなく、問題を解く・音読する

高校1年生という時期は、大学受験に向けて最も大きなアドバンテージを作れる時期です。この記事を参考に、今日から正しい参考書選びと学習をスタートさせてください。

あなたの志望校合格を、心より応援しています。

日本英語塾 代表
受験英語専門家

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