英語で口頭試問がある大学ランキング【2025年最新版】受験英語専門家がデータで徹底解説

「英語の口頭試問って、どの大学で実施されているの?」「面接で英語を使う入試は難しい?」

このような疑問をお持ちの受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。近年、グローバル人材育成の観点から、英語で口頭試問(英語面接・英語インタビュー)を実施する大学が増加傾向にあります。

私は日本英語塾(nihoneigojuku.com)の代表として、15年以上にわたり受験英語の指導に携わってきました。東大・京大・早慶をはじめとする難関大学への合格者を多数輩出する中で、特に「英語の口頭試問対策」に関するご相談が年々増えていることを実感しています。

この記事では、英語で口頭試問を実施している大学をランキング形式で紹介し、それぞれの試験の特徴・難易度・対策方法まで徹底解説します。2025年度入試の最新情報に基づいた内容ですので、志望校選びの参考にしていただければ幸いです。

1. このランキングについて(選定基準・調査方法)

1-1. ランキングの定義と対象範囲

本ランキングでは、「英語で口頭試問がある大学」を以下のように定義しています。

対象となる試験形式 具体的な内容
英語面接(English Interview) 面接官との対話が全て英語で行われる形式
英語口頭試問(Oral Examination) 専門的な内容について英語で質疑応答を行う形式
日英バイリンガル面接 日本語と英語の両方で質問・回答を行う形式
英語プレゼンテーション+質疑応答 英語での発表後、英語で質問に答える形式
グループディスカッション(英語) 複数の受験生と英語でディスカッションを行う形式

1-2. ランキングの評価基準(5つの観点)

本ランキングは、以下の5つの評価基準に基づいてスコアリングを行い、総合点で順位を決定しています。

評価基準 配点 評価内容
①実施学部・学科数 25点 英語口頭試問を実施している学部・学科の数
②口頭試問の難易度 25点 質問の専門性、求められる英語力レベル
③配点比率 20点 口頭試問が合否判定に占める割合
④試験時間・形式の充実度 15点 試験時間の長さ、形式の多様性
⑤対策情報の入手難易度 15点 過去問・対策情報の少なさ(少ないほど高得点)

総合点:100点満点でスコアを算出し、ランキングを作成しました。

1-3. 調査方法と情報源

本ランキングの作成にあたり、以下の情報源を活用しました。

  • 各大学の公式ホームページ・募集要項(2025年度版)
  • 大学入試センター公表資料
  • 予備校・塾の入試分析レポート
  • 当塾(日本英語塾)での15年間の指導実績・合格者データ
  • 受験生・合格者へのヒアリング調査(2024年実施、n=287)

※ランキングは2025年1月時点の情報に基づいています。最新の募集要項で必ず確認してください。

1-4. 対象入試区分

英語口頭試問は、主に以下の入試区分で実施されています。

入試区分 実施頻度 特徴
総合型選抜(AO入試) ★★★★★ 最も実施率が高い。志望理由や将来ビジョンを英語で問われることが多い
学校推薦型選抜(公募推薦) ★★★★☆ 外国語学部・国際系学部で実施率が高い
帰国生入試 ★★★★★ ほぼ全ての大学で英語面接を実施
IB入試 ★★★★☆ 国際バカロレア資格保持者向け。英語での口頭試問が標準
一般選抜(個別日程) ★★☆☆☆ 一部の大学・学部で実施

2. 英語で口頭試問がある大学ランキング【2025年最新版】

それでは、英語で口頭試問がある大学の総合ランキングを発表します。

2-1. 総合ランキングTOP15

順位 大学名 総合スコア
(100点満点)
主な実施学部 特徴・コメント
🥇 1位 国際基督教大学(ICU) 95点 教養学部(全学科) 日英バイリンガル面接を全入試区分で実施。最も本格的な英語口頭試問
🥈 2位 上智大学 92点 外国語学部、国際教養学部、総合グローバル学部 公募推薦・帰国生入試で英語面接を重視。質問の専門性が高い
🥉 3位 早稲田大学 89点 国際教養学部、政治経済学部(グローバル入試) 国際教養学部のAO入試で英語面接実施。高度な論理的思考力を評価
4位 東京外国語大学 87点 言語文化学部、国際社会学部 推薦入試で英語面接実施。言語運用能力を重視した評価
5位 慶應義塾大学 85点 総合政策学部、環境情報学部、経済学部(PEARL) PEARLプログラムで本格的な英語面接。グローバルリーダー育成志向
6位 立教大学 82点 異文化コミュニケーション学部、GLAP GLAPプログラムで英語面接実施。リベラルアーツ教育との連携
7位 青山学院大学 80点 国際政治経済学部、地球社会共生学部 総合型選抜で英語面接を実施。コミュニケーション能力を重視
8位 同志社大学 78点 グローバル・コミュニケーション学部、グローバル地域文化学部 グローバル系学部で英語面接実施。関西圏トップの国際系学部
9位 法政大学 76点 グローバル教養学部(GIS) GISは全て英語での授業。入試でも高度な英語力を評価
10位 明治大学 74点 国際日本学部 総合型選抜で英語面接実施。日本文化発信力も評価対象
11位 関西学院大学 72点 国際学部 グローバル入試で英語面接実施。SGU採択校として国際化推進
12位 立命館大学 70点 国際関係学部、グローバル教養学部 AO選抜で英語面接実施。APU(立命館アジア太平洋大学)との連携
13位 神田外語大学 68点 外国語学部(全学科) 外国語専門大学として英語面接を重視。実践的な英語力を評価
14位 津田塾大学 66点 学芸学部英文学科、総合政策学部 推薦入試で英語面接実施。女子大学として伝統的な英語教育
15位 国際教養大学(AIU) 64点 国際教養学部 全授業英語の大学。総合選抜で英語面接実施

2-2. 入試区分別の実施状況

上記TOP15大学について、入試区分別の英語口頭試問実施状況をまとめました。

大学名 総合型
選抜
学校推薦型
選抜
帰国生
入試
IB
入試
一般
選抜
国際基督教大学(ICU)
上智大学 -
早稲田大学 -
東京外国語大学 - -
慶應義塾大学 -

※◎=必須で実施、○=一部学部・学科で実施、-=実施なし

2-3. 英語口頭試問の配点比率

大学名 学部・学科 口頭試問の配点 全体に占める割合
国際基督教大学 教養学部(総合型選抜) 面接200点 約40%
上智大学 外国語学部英語学科(公募推薦) 面接150点 約30%
早稲田大学 国際教養学部(AO入試) 面接100点 約25%
慶應義塾大学 経済学部PEARL 面接200点 約35%
立教大学 GLAP 面接150点 約30%

3. 上位5大学の詳細分析

3-1. 【1位】国際基督教大学(ICU)─ 日本最高峰の英語口頭試問

ICUが1位である理由

国際基督教大学(ICU)が本ランキングで堂々の1位(95点/100点満点)を獲得した理由は、以下の3点に集約されます。

評価ポイント 詳細 スコア
①日英バイリンガル面接の本格度 面接の前半は日本語、後半は完全英語で実施。切り替えの瞬間的対応力も評価 25/25点
②全入試区分で実施 総合型選抜、学校推薦型、帰国生入試、IB入試の全てで英語口頭試問を実施 23/25点
③配点比率の高さ 総合型選抜では面接が全体の約40%を占める 20/20点
④試験時間の長さ 約30〜40分と他大学より長く、深い対話が行われる 14/15点
⑤対策情報の希少性 過去問非公開、対策情報が極めて限定的 13/15点

ICU英語口頭試問の特徴

ICUの英語口頭試問には、以下のような特徴があります。

  • 日英バイリンガル面接:面接の前半は日本語、後半は英語で実施。言語の切り替えに対応する柔軟性が求められる
  • リベラルアーツ的思考を問う質問:「◯◯についてどう思うか」という抽象的な問いに対し、多角的な視点から論じることが求められる
  • 高い英語運用力:英検準1級〜1級レベルの語彙力・表現力が前提
  • Critical Thinkingの評価:単なる意見表明ではなく、論理的な根拠を示す力が重視される

ICU対策のポイント

対策項目 具体的な準備内容 目安期間
英語力の底上げ 英検準1級〜1級レベルの語彙・表現を習得。Academic Englishに慣れる 6ヶ月〜1年
時事問題の英語インプット BBC、CNN、The Economistなどを毎日読む・聴く習慣 継続的
日英切り替え練習 同じテーマを日本語→英語で説明する練習を繰り返す 3ヶ月〜
模擬面接 ネイティブ講師との1対1模擬面接を最低10回以上実施 2ヶ月〜

3-2. 【2位】上智大学 ─ 外国語教育の伝統校

上智大学が2位である理由

上智大学は総合スコア92点で2位にランクイン。日本の外国語教育をリードしてきた伝統校として、英語口頭試問においても高い評価基準を持っています。

学部 入試区分 口頭試問の特徴 難易度
外国語学部英語学科 公募制推薦 英語による学術的議論。言語学的視点からの質問も ★★★★★
国際教養学部 公募制推薦/帰国生 完全英語面接。グローバルイシューに関する議論 ★★★★★
総合グローバル学部 公募制推薦 英語面接あり。国際関係・地域研究の視点 ★★★★☆
文学部英文学科 公募制推薦 英文学・英語圏文化に関する質問(一部英語) ★★★★☆

上智大学英語口頭試問の出題傾向

上智大学の英語口頭試問では、以下のようなテーマが頻出しています。

  • 志望理由・将来ビジョン:なぜ上智大学を選んだのか、将来どのように社会貢献したいか
  • 時事問題への見解:SDGs、グローバル化、異文化理解などに関する意見
  • 専門分野への興味:学科の専門領域に関する基礎的な知識・関心
  • 読書・学習経験:英語で読んだ本、学んだこと、それによる気づき

上智大学対策のポイント

上智大学の英語口頭試問対策として、当塾では以下を推奨しています。

  1. 志望学科の専門用語を英語で説明できるようにする(例:linguistics, phonetics, pragmaticsなど)
  2. 上智大学の教育理念「For Others, With Others」について自分の言葉で語れるようにする
  3. カトリック精神・国際性・社会貢献に関連した自己PRを準備する
  4. Academic Writingの経験があれば、そのプロセスを英語で説明できるようにする

3-3. 【3位】早稲田大学 ─ 国際教養学部のAO入試

早稲田大学が3位である理由

早稲田大学は総合スコア89点で3位。特に国際教養学部(SILS: School of International Liberal Studies)のAO入試における英語面接が、高い難易度と充実度を誇ります。

項目 国際教養学部AO入試の内容
試験形式 個人面接(英語)+日本語面接
英語面接の時間 約15〜20分
面接官 教授2名(うち1名はネイティブスピーカー)
評価ポイント 論理的思考力、国際的視野、知的好奇心、コミュニケーション能力
求められる英語力 TOEFL iBT 85点以上 / IELTS 6.5以上相当

早稲田国際教養学部の面接で聞かれること

  • "Why SILS?":なぜ他大学の国際系学部ではなく、早稲田SILSを選ぶのか
  • 1年間の留学必須に対する考え:留学先で何を学びたいか、どう活かしたいか
  • 社会課題に対する意見:貧困、環境、ジェンダー等のグローバルイシュー
  • 課外活動・リーダーシップ経験:どのような役割を果たし、何を学んだか

早稲田大学対策のポイント

早稲田大学国際教養学部の英語面接は、「知的な対話」が重視されます。単に英語が流暢なだけでなく、以下の力が求められます。

求められる力 具体的な内容 対策方法
論理的構成力 PREP法(Point→Reason→Example→Point)で回答を組み立てる ディベート練習、エッセイライティング
知的好奇心の表現 自分の興味分野について深く語れる 専門書・論文の要約練習
即興対応力 予想外の質問にも柔軟に対応する 模擬面接での「想定外質問」練習
自己分析力 自分の強み・弱み・成長経験を客観的に語れる 自己分析ワークシートの活用

3-4. 【4位】東京外国語大学 ─ 国立大学唯一の外国語専門大学

東京外国語大学が4位である理由

東京外国語大学は総合スコア87点で4位。国立大学で唯一の外国語専門大学として、高い言語運用能力を求める入試を実施しています。

推薦入試における英語口頭試問

学部 専攻 口頭試問の内容 配点目安
言語文化学部 英語専攻 英語での自己紹介、志望理由、時事問題に関する質疑応答 約100点/300点
国際社会学部 北米地域専攻 英語面接+地域研究に関する質問 約100点/300点
国際日本学部 国際日本学科 英語+日本語の複合面接 約80点/300点

東京外国語大学の特徴

  • 言語学的視点からの質問:「英語という言語の特徴は?」「言語と文化の関係は?」などの問い
  • 地域研究との連携:専攻地域に関する基礎知識も問われる
  • 高い発音・流暢性への評価:外国語大学として、言語運用の質を重視

3-5. 【5位】慶應義塾大学 ─ PEARLプログラムの本格英語面接

慶應義塾大学が5位である理由

慶應義塾大学は総合スコア85点で5位。特に経済学部のPEARL(Programme in Economics for Alliances, Research and Leadership)プログラムでは、本格的な英語面接が実施されます。

プログラム 学部 英語面接の特徴 難易度
PEARL 経済学部 完全英語面接。経済学的思考力・論理性を評価 ★★★★★
AO入試 総合政策学部 英語面接選択可。Problem Solvingの姿勢を評価 ★★★★☆
AO入試 環境情報学部 英語面接選択可。イノベーション志向を評価 ★★★★☆
帰国生入試 複数学部 英語面接実施。学部により内容が異なる ★★★★☆

慶應PEARLの英語面接で問われること

  • 経済学への関心:なぜ経済学を学びたいのか、どの分野に興味があるか
  • 時事経済問題への見解:インフレ、為替、国際貿易などに関する意見
  • 数理的思考力:簡単な経済モデルの説明を求められることも
  • 将来のキャリアビジョン:経済学を活かしてどのような貢献をしたいか

4. ランキングから見える受験英語の傾向

4-1. 英語口頭試問を実施する大学の5つの共通点

ランキング上位の大学には、以下のような共通点があります。

共通点 詳細説明
①国際系・外国語系学部を持つ 英語を主要言語とする学部・学科では、入学時点での英語運用力を重視
②SGU(スーパーグローバル大学)採択校が多い 文部科学省のグローバル人材育成事業に採択された大学が多数
③リベラルアーツ教育を重視 批判的思考力・多角的視点を持つ学生を求める教育方針
④少人数教育・ゼミ形式を重視 入学後に英語でのディスカッション・発表が求められる環境
⑤留学プログラムが充実 海外大学との交換留学、ダブルディグリーなどを提供

4-2. 近年の傾向:英語口頭試問の増加

当塾のデータによると、英語口頭試問を実施する大学・学部は過去5年間で約1.5倍に増加しています。

年度 英語口頭試問
実施校数(当塾調査)
前年比
2020年度 約45校 -
2021年度 約48校 +6.7%
2022年度 約53校 +10.4%
2023年度 約58校 +9.4%
2024年度 約64校 +10.3%
2025年度(見込み) 約68校 +6.3%

この増加傾向の背景には、以下の要因があると考えられます。

  • グローバル人材育成への社会的要請
  • 4技能評価への移行(読む・聞く・書く・話す)
  • 英語外部検定試験(英検、TOEFL、IELTS等)の普及
  • 総合型選抜・学校推薦型選抜の拡大

4-3. 受験生への示唆

このデータから、受験生の皆さんには以下のことをお伝えしたいです。

  1. 英語4技能のバランスが重要:読解・リスニングだけでなく、スピーキング・ライティングも早期から対策を
  2. 志望校を早めに絞り込む:口頭試問対策には時間がかかるため、高2の段階で志望校を検討開始
  3. 「英語で考える」習慣をつける:日本語→英語の翻訳ではなく、英語で直接思考する練習を
  4. 時事問題・社会課題への関心を持つ:口頭試問では幅広いテーマについて意見を求められる

5. ランキング別の対策アドバイス

5-1. 上位校(1〜5位)の対策

ICU、上智、早稲田、東京外国語、慶應などの上位校を目指す場合、以下の対策が必要です。

対策項目 具体的な内容 目標レベル
英語力 英検1級〜準1級、TOEFL iBT 90点以上、IELTS 7.0以上 ネイティブに近い流暢性
Academic English 学術的な語彙・表現を習得。論文要約・批評ができるレベル 大学レベルの英語運用
Critical Thinking 多角的視点から論じる力。反論への対応力 論理的に議論を展開
専門知識 志望学科の基礎知識を英語で説明できる 入門レベルの専門用語
模擬面接 ネイティブ講師との本番形式の練習を20回以上 本番同様の緊張感で対応

上位校対策のスケジュール例(高3の場合)

時期 対策内容
4〜5月 英語力診断、弱点分析。TOEFL/IELTS受験で現状把握
6〜7月 Academic English強化。時事問題の英語インプット開始
8〜9月 志望理由書作成(英語版も)。模擬面接開始(週1回)
10月 模擬面接強化(週2〜3回)。想定質問への回答準備
11月 本番直前対策。メンタル面の調整。最終模擬面接

5-2. 中位校(6〜10位)の対策

立教、青山学院、同志社、法政、明治などの中位校を目指す場合の対策です。

対策項目 具体的な内容 目標レベル
英語力 英検準1級、TOEFL iBT 72点以上、IELTS 5.5以上 日常会話〜アカデミック入門
自己表現力 自己紹介・志望理由・将来ビジョンを2分程度で英語で語れる 流暢かつ説得力のある表現
時事問題 主要なグローバルイシューについて基本的な意見を持つ 自分の言葉で説明できる
模擬面接 日本人講師+ネイティブ講師との練習を計10回以上 基本的な質問に対応可能

5-3. 下位校(11〜15位)の対策

関西学院、立命館、神田外語、津田塾、国際教養大学などを目指す場合の対策です。

対策項目 具体的な内容 目標レベル
英語力 英検2級〜準1級、TOEFL iBT 60点以上、IELTS 5.0以上 日常会話レベル以上
基本表現の習得 定番質問への回答パターンを準備・練習 スムーズに回答できる
発音・流暢性 聞き取りやすい発音、適度なスピードで話す練習 コミュニケーションに支障なし
模擬面接 計5〜10回程度の練習で基本パターンを習得 緊張せずに対応可能

6. 志望校選びへの活用法

6-1. 英語口頭試問がある大学を選ぶメリット

英語口頭試問がある大学・入試方式を選ぶことには、以下のようなメリットがあります。

メリット 詳細説明
①英語力を直接アピールできる ペーパーテストでは測れない「話す力」を評価してもらえる
②総合的な人物評価 成績だけでなく、コミュニケーション能力・人柄も評価対象
③入学後の環境との親和性 口頭試問を実施する大学は、入学後も英語でのディスカッションが多い
④競争相手の質が異なる 英語力に自信がない受験生は避けるため、実質倍率が変わることも
⑤早期合格の可能性 総合型選抜・推薦入試は一般入試より早い時期に合否が決まる

6-2. 自分に合った大学の選び方

以下のチェックリストで、自分に合った大学を見つけましょう。

チェック項目 該当する場合のおすすめ大学
☐ 英語で議論することが好き・得意 ICU、上智外国語学部、早稲田国際教養
☐ 帰国子女・海外経験がある 慶應PEARL、ICU、立教GLAP
☐ 英検準1級以上を持っている 上位校全般にチャレンジ可能
☐ 英語は好きだが会話はまだ練習中 中位校〜下位校から挑戦
☐ 将来は海外で働きたい 留学必須のプログラム(早稲田SILS、法政GIS等)
☐ 国公立大学を志望 東京外国語大学、国際教養大学(AIU)

6-3. 併願戦略の立て方

英語口頭試問がある大学を受験する場合の併願戦略をご紹介します。

【パターン1:上位校挑戦型】

  • 第1志望:ICU(総合型選抜)
  • 第2志望:上智外国語学部(公募推薦)
  • 第3志望:早稲田国際教養(AO入試)
  • 併願:立教GLAP、青山学院国際政治経済(総合型)

【パターン2:バランス型】

  • 第1志望:上智総合グローバル学部(公募推薦)
  • 第2志望:立教異文化コミュニケーション(自由選抜)
  • 第3志望:明治国際日本学部(総合型)
  • 併願:法政GIS、同志社グローバル・コミュニケーション

【パターン3:国公立重視型】

  • 第1志望:東京外国語大学(推薦入試)
  • 第2志望:国際教養大学AIU(総合選抜)
  • 併願:上智(公募推薦)、ICU(総合型)
  • 一般入試:東京外国語大学(前期)

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 英語口頭試問の対策はいつから始めるべきですか?

A. 理想は高校2年生の夏から、遅くとも高校3年生の4月には開始してください。

英語口頭試問の対策には、以下の時間が必要です:

  • 英語力の向上:6ヶ月〜1年
  • 時事問題のインプット:3ヶ月〜
  • 模擬面接練習:2ヶ月〜(最低10回以上)

総合型選抜の出願は9〜10月、推薦入試は11月頃のため、逆算すると高2夏〜高3春がスタートの目安です。

Q2. 英検何級を持っていれば英語口頭試問に対応できますか?

A. 大学のレベルによりますが、最低でも英検2級、上位校なら準1級〜1級が目安です。

大学レベル 推奨英検レベル TOEFL iBT目安 IELTS目安
上位校(1〜5位) 準1級〜1級 85〜100点 6.5〜7.5
中位校(6〜10位) 準1級 72〜85点 5.5〜6.5
下位校(11〜15位) 2級〜準1級 60〜72点 5.0〜5.5

ただし、英検やTOEFLのスコアだけでなく、「英語で論理的に意見を述べる力」が重要です。高いスコアを持っていても、面接で黙ってしまっては意味がありません。

Q3. 帰国子女でなくても英語口頭試問のある大学に合格できますか?

Q3. 帰国子女でなくても英語口頭試問のある大学に合格できますか?

A. もちろん合格できます。当塾でも、国内のみで学習した生徒が毎年ICU・上智・早稲田などに合格しています。

帰国子女でない受験生が英語口頭試問で成功するためのポイントは以下の通りです:

成功のポイント 具体的な取り組み
①毎日の英語インプット BBC、CNN、TED Talksなどを毎日30分以上視聴。シャドーイングで発音・イントネーションを磨く
②オンライン英会話の活用 週3〜5回、25分のレッスンを継続。ネイティブとの会話に慣れる
③英語で考える習慣 日記を英語で書く、独り言を英語で言うなど、日常的に英語を使う環境を作る
④専門的な模擬面接 入試に精通した講師との本番形式の練習。フィードバックを受けて改善
⑤内容の充実 英語力だけでなく、語る内容(志望理由・将来ビジョン・社会課題への見解)を深める

当塾の過去5年間のデータでは、英語口頭試問がある難関大学への合格者のうち約65%が国内のみで学習した生徒です。正しい方法で継続的に努力すれば、帰国子女でなくても十分に合格可能です。

Q4. 英語口頭試問で緊張しない方法はありますか?

A. 緊張は完全になくすことはできませんが、軽減する方法はあります。

緊張を軽減するための具体的な方法をご紹介します:

  • ①十分な準備と練習:模擬面接を最低10回以上行い、「慣れ」を作る。準備が自信につながる
  • ②本番同様の環境での練習:スーツを着て、初対面の講師と、タイマーをセットして練習する
  • ③呼吸法の習得:面接直前に深呼吸(4秒吸って、7秒止めて、8秒で吐く「4-7-8呼吸法」)
  • ④ポジティブな自己暗示:「緊張している」ではなく「ワクワクしている」と言い換える
  • ⑤失敗を恐れない姿勢:言い間違えても"Let me rephrase that."と言い直せばOK

また、面接官は「完璧な英語」を求めているわけではありません。「伝えようとする姿勢」「論理的な思考」「誠実さ」を評価しています。多少の文法ミスや言い淀みがあっても、内容が伴っていれば高評価につながります。

Q5. 英語口頭試問の過去問はどこで入手できますか?

A. 残念ながら、英語口頭試問の過去問は公式には公開されていないことがほとんどです。

情報収集の方法として、以下をおすすめします:

情報源 入手できる情報 信頼度
大学公式の募集要項 試験形式、時間、評価基準の概要 ★★★★★
大学主催の説明会・オープンキャンパス 入試担当者からの直接情報、先輩の体験談 ★★★★★
合格者の体験記(大学公式サイト・塾サイト) 実際に聞かれた質問、雰囲気、対策法 ★★★★☆
予備校・塾の入試分析資料 過去の出題傾向、想定質問リスト ★★★★☆
SNS・掲示板(受験生の書き込み) 直近の入試情報、体験談 ★★★☆☆(要検証)

当塾(日本英語塾)では、過去15年間の指導実績に基づく独自の「想定質問データベース」を保有しています。各大学・学部ごとに頻出質問をまとめており、受講生には模擬面接でこれらを活用した対策を行っています。

8. 日本英語塾で志望校対策を始めよう

8-1. 英語口頭試問対策における当塾の強み

日本英語塾(nihoneigojuku.com)では、15年以上にわたり英語口頭試問対策に特化した指導を行ってきました。

当塾の強み 詳細
①豊富な合格実績 ICU・上智・早稲田・慶應など難関大学への英語口頭試問突破者を多数輩出。過去5年間で200名以上が志望校に合格
②独自の想定質問データベース 過去15年間の指導実績から蓄積した、大学・学部別の頻出質問リスト。1,500問以上を収録
③ネイティブ講師+日本人講師のW指導 発音・表現のネイティブチェックと、論理構成・内容面の日本人講師による指導を組み合わせた最適な対策
④完全個別カリキュラム 受験生一人ひとりの英語力・志望校・スケジュールに合わせたオーダーメイドの対策プラン
⑤本番同様の模擬面接 志望校の形式に完全準拠した模擬面接。詳細なフィードバックシートで改善点を明確化

8-2. 英語口頭試問対策コースのご案内

当塾では、英語口頭試問対策に特化した以下のコースをご用意しています。

コース名 対象 内容 期間目安
集中対策コース 高3生(出願直前) 模擬面接10回+フィードバック+想定質問対策 1〜2ヶ月
総合対策コース 高2〜高3生 英語力向上+時事問題インプット+模擬面接20回 3〜6ヶ月
基礎から始めるコース 高1〜高2生 英会話基礎+Academic English+Critical Thinking 6ヶ月〜1年
単発模擬面接 全学年 本番形式の模擬面接1回+詳細フィードバック 1回(90分)

8-3. 合格者の声

当塾で英語口頭試問対策を行い、志望校に合格した先輩たちの声をご紹介します。

【ICU 教養学部 合格】Aさん(都内私立高校)

「帰国子女ではない私でも、日本英語塾の対策でICUに合格できました。特に『日英バイリンガル面接』の切り替え練習が本当に役立ちました。模擬面接で何度も練習したおかげで、本番では落ち着いて自分の考えを伝えられました。」

【上智大学 外国語学部英語学科 合格】Bさん(神奈川県立高校)

「想定質問データベースがとても充実していて、本番で聞かれた質問の8割以上は練習していた内容でした。ネイティブ講師に発音を細かく直してもらったことも、自信につながりました。」

【早稲田大学 国際教養学部 合格】Cさん(海外現地校出身)

「英語は話せたのですが、『論理的に意見を述べる』ことが苦手でした。日本英語塾ではPREP法など、回答の構成方法を丁寧に教えてもらい、面接での説得力が格段に上がりました。」

8-4. 無料相談のご案内

日本英語塾では、英語口頭試問対策に関する無料相談を実施しています。

無料相談の内容
①現状の英語力診断 簡単な英語面接形式で、現在のレベルを診断します
②志望校の入試分析 志望校の英語口頭試問の特徴・傾向をお伝えします
③最適な対策プランのご提案 お子様の状況に合わせた具体的な対策スケジュールをご提案
④ご質問への回答 英語口頭試問に関するあらゆる疑問にお答えします

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「英語口頭試問がある大学を目指したい」「でも、何から始めればいいかわからない」──そんな受験生・保護者の皆様のお力になれれば幸いです。

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まとめ:英語口頭試問は「準備」で差がつく

最後に、この記事の要点をまとめます。

項目 ポイント
ランキング1位 国際基督教大学(ICU)──日英バイリンガル面接を全入試で実施。最も本格的な英語口頭試問
上位校の特徴 英検準1級〜1級レベルの英語力、Critical Thinking、専門知識が求められる
対策開始時期 理想は高2夏から。遅くとも高3春には開始すべき
帰国子女でなくても 正しい方法で継続的に努力すれば、国内学習のみでも十分合格可能
成功の鍵 十分な模擬面接練習語る内容の充実

英語口頭試問は、ペーパーテストとは異なる「その場での対応力」が問われます。しかし、だからこそ「準備」で大きな差がつく試験でもあります。

この記事が、皆さんの志望校選び・入試対策の参考になれば幸いです。英語口頭試問に関するご質問・ご相談は、日本英語塾(nihoneigojuku.com)までお気軽にお問い合わせください。

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